北京でのインターネット音楽番組の収録で知り合ったベーシストがいる。B君と呼ぼう。
B君は私のことは知っていたようだ。なんでだろ?本当かな?
会って間もなく、彼が「このベースどうしてこんなに安いの?」と言ってiPadで画面を出した。
日本の中古楽器の有名サイトである。
よくチェックしてるな!と感心しつつ、安い理由が書いてあるか探した。
どこにも書いていない。
中古だというのは彼もわかっているらしい。
でも、こんなに綺麗でこんなに安いのはなぜ?と腑に落ちないようだ。
そこで私は「5日後に日本に戻るから、店長さんに電話で聞いてみるよ」と言い、B君と連絡先を交換した。
そして日本に戻り、サイトのお店に電話をしてみた。
「委託販売で、なるべく早く売りたかったようでこの値段になったんです。僕はもうちょっと高くても良いと思ったんですけどね、先方がお決めになったもので」と。
よし、理由はわかった。
あと、国際配送だといくらかかる、いうのもお店に聞いておいた。
さあ、これを中国語で何て言う!?
携帯の翻訳アプリを使いながら翻訳。。。
当然それに対しB君からの返事が、、、
「このベースのこと、本当に聞いてくれたんだ!感謝するよ!」とな。
おいおい、私、やると言ったらやりますよ(^^;)
支払い方法は?このカード使えるの?中国元でいくら?
ちょっと待った!中国元でいくら?は自分で調べろ!と思ったけど、優しい”よーしーず(有希子、私のことぢゃ)”さんは調べてあげました(笑)
その画面をスクリーンショットして送ればB君も安心だろう、と。
私が北京に戻るまでに、この楽器屋さんからウチにベースが届けば、私が持って帰れるよ、多分。荷物の総重量によるけど、とか、中国語で何て言うのよ!?翻訳翻訳。。。
で、これで買う買わないが決まれば良かったんだけども。。。。
実はもう一人、B君よりも先に同じベースに目をつけている人がいて、その人が買うか買わないか交渉中とのこと。
その説明も中国語でせにゃならんやないの。。。
そのもう一人の人、買うなら買う、一日とは言わん、二日で決めろ!
ところが、その人は一本自分のベースを下取りに出す、という。
しかも持ち込みでなく宅配でお店に送る、と。
そこから査定と交渉で、売値に納得がいかなければこのベースは買わない、と。
2、3日待てますか?と。。。
これも全部中国語に翻訳したにゃ。。。。
正確ではないと思うけど、意味は通じたようで、わかってくれたみたい。
結果、その人が買ってしまったといふ。。。。
頭フル回転ですよ、もう。
「これも縁だから、次また何かあれば宜しく⭐️北京で一緒に酒でも飲もう!」とB君。
私、お酒飲めないけど、そんな説明は要らんから「北京でね~⭐️」と返しておいた。
そしてお遣いはこれだけではない。
これまた別の中国人ベーシストWさん。
欲しいものがある、以前から言っていたWさん。
ところが私が日本に戻っても何が欲しいという連絡がないのでこちらから聞いてみると、ギターのプリアンプ!しかもラック(4U)のやつ。。。
そういえば最近ギターの練習してるって言ってた。。。
動画まで送ってきてた。。。
にしてもなぁ、ラックは大きいし重そうだし。。。
「新品ではもう販売していなくて○○楽器店にあるよ!」と、Wさんもよく調べていた。
ということで問い合わせてみたら、今はナイとのこと。
これ、もし、ありますよ、とかなってたら、私は持っていくことができたんだろうか?
今回はなかったけれど、次回もしあったらお願い、とかなったら、、、ちょっと怖いな。
違うタイプで小さくて便利なやつをオススメしたらWさんは買うかなぁ?
その説明も中国語でしなきゃだよな。。。。
という取り越し苦労的な心配をしてみる。。。
薬局で○○30個とか、そういうのだったらまだイイのだけれど、デカイのとか重いのとか、ちょっとなぁ。。。
こんなやり取りをしつつ、今回は中国のビザが切れそうなので再申請申し込みもした。
無事に取得できました⭐️
そして、、、
中国の仕事でアメリカに行くにあたりビザを取る、と。
その申請書類は中国人向けだったけど、歌手の事務所と中国の旅行会社が段取ってくれて無事に面接予約までたどり着いた。
そこで、各自用意して欲しい書類というのがあるらしい。
もちろん全部中国語で送られてくる。
「戸籍簿」と書いてある。。。
住民票?戸籍謄本?戸籍抄本?どれだ????
そもそも、これ、日本の証明書がアメリカ大使館で通じるんだろうか???
何はともあれ、一応戸籍謄本を取ってみた。
で、心配性の私、日本の旅行会社やビザセンター(旅行会社と提携)に電話で聞いてみた。
すると「確かに英文が必要ですが、ご自身で英訳してくださって大丈夫です」とな。
本当に!?自分で英訳!?その時点で証明書じゃなくなるけども大丈夫!?
ちょっと待てよ、中国人はどうするんだろう?と思って、中国在住の日本人に聞いてみた。
すると、中国には翻訳会社というものがあって、その会社のハンコがあれば証明書になります、と。
ということは、日本の翻訳会社に依頼すればいい、ということか?と思い、依頼しました⭐️
ウチから近くて~、そこそこ実績がありそうな会社はどこだ~?という感じで調べて行ってみた(^-^)
すると担当してくださった方がたまたま中国出身で、今回担当する歌手のことも知っていた⭐️
ひょっとすると戸籍の英文は本当は必要ないのかもしれない。
現時点ではわからない。
英訳にちょいちょいお金はかかったけども、自分の戸籍の英文なんて、そう見る機会もないし、良い経験になった。
ところが、、、
日本での固有名詞の漢字の読み方は難しいですな。
「渋谷」は私の場合「Shibutani」なんですが「Shibuya」と書かれてきた。。。
こういう補足説明もしておかなくてはいけなかった。。。。
訂正して頂いて、無事に届きました⭐️
日本でのライブやリハの合間に、このようなやり取りもしていたので、実は全然休まっていない。。。
私の中国語、全然上達しない。。。
むしろ拒絶反応。。。。
でも新しいテキストとか買ってみたもん!
超スローペースでしかできないもん!!
頑張ってみる・・・むぅ。。。。。