一言で言いたいことが伝わる言語化力コーチ、元アナウンサー・1万人スピーチコーチの松尾由紀子です!
昨日の投稿で、
「オンラインでコミュニケーションをうまくいかせたいならうなずくことが重要」
「引き込み現象、うなずくことで得られる効果は絶大で意外なもの」
とお伝えしました。そこで今日は引き続き、その絶大で意外な効果とは?について解説していきます。
オンラインでカメラ越しに相手が話し、自分がうなずきながら聞いているところを想像してみてください。
なんと実は自分と相手、その2人の脳の血流量が、うなずくことによって自然とピッタリ揃ってしまう。そんな効果が見込めるのです。
参考記事
上の参考記事を見ればおわかりのとおり、これは研究で明らかになっていることなのです。こちらは引き込み現象のほか『リズム同調』という言葉を用いて解説しています。
リズム同調の「リズム」については明日以降また、重要なキーワードとして登場しますので必ず覚えておかれてくださいね。
対面時と勝手が違い、オンラインでの打ち合わせ、会議が終わったあとに
「なかなかコミュニケーションがうまくいかないな…」
と悩まれていたなら、おそらくカメラの前ではうなずいたことがなかったか、うなずくこともあるけど圧倒的に回数が少なかったかのどちらかだと思います。
なんとなく、ドンピシャリで、心当たりがある方はぜひうなずく回数を増やしてみてください。
また直近にオンラインで、複数の人と話す機会がある方は
・適度にうなずく人
・まったくうなずかない人
を見つけ出してどちらが
・こちらから話しかけやすそうな人
・何かあったら真っ先に相談したい人
か、お二人を比較してみましょう。そうすると自分が第三者から実際にどのように見られているのかもわかります。
ただし、ただうなずけばいいのかといえば、そうではありません。うなずき方にも作法があります。
その作法については、また明日の投稿でお伝えしたいと考えています。