週末に福岡県シーサイドももち海浜公園で行われた

 

国内唯一の国際大会、三洋カップで

 

10年目にして初めて強豪ニュージーランドを僅差で制し

 

日本チームは総合2位となりました。

 

 

男子のチーム種目であるビーチリレー、

 

レスキューチューブレスキューの優勝に会場は沸き

 

観客やスタッフの皆さんの誇らしげな顔を見ると

 

日本が勝つということは選手だけの満足だけでない、と

 

国を背負って戦う意味を改めて感じました。

 

 

海外選手のスピード感、パワー、そして人間性など

 

生で感じれることは本当に貴重なチャンスです。

 

そのチャンスを10年間もサポートし続けて下さった

 

株式会社三洋物産様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

 

本当にありがとうございます。

 

 

個人では初日に全豪チャンピオンHANNAHに

 

逃げ勝つ事が出来て、2日目のレースでは

 

私自身も、おそらく会場の皆さんも

 

オーシャン個人種目で日本人初の優勝に

 

期待していましたが、結果は4位。

 

 

初日の空回りを修正し、しっかり掻く事を意識しすぎて

 

回転数が上がらなかった事が原因ですが

 

最後のリレーでは先行くAUSとNZに迫る漕ぎが出来たので

 

勿体無い。。。と出すべき時に自分の力を発揮することの

 

難しさと自分のへっぽこ具合に反省です。

 

 

ただ、本当にもっともっと差をつけられると思っていたので

 

この結果は自信になりました。

 

悩みながらもチャレンジしてやってきたことは

 

間違えていなかったと思えました。

 

 

あとは、来年の世界大会で金メダルを取るという目標に

 

現実味がプラスされました。

 

怪我をしないように、その日までを丁寧に生きたいと思います。

 

 

また、大会が終わった次の日には地元の西津小学校の生徒さんに

 

ライフセービングサポーター講習会を参加国みんなで実施しました。

 

子どもたちの喜ぶ姿もですが、言葉が通じなくても、

 

海で楽しく安全に遊ぶ方法を伝えるライフセーバーの姿を見て

 

やはり水辺の事故防止の目標は世界で繋がっていると実感出来ました。

 

 

このように今回も色々な経験をさせて頂けました。

 

今後の人生で、しっかりと還元して生きたいと思います。

 

最後になりましたが、大会に関わって下さった

 

全ての関係者の方々にお礼申し上げます。

 

周りの方々の支えなくして選手は輝けません。

 

本当にありがとうございました。

 

 

ライフセーバー

山本裕紀子