日曜日の「気持ちを出す会」でも
シェアさせていただいた話をします。
忘れられない言葉のお話。
こんにちは
災害ボランティアを
2度ほど経験したことがあります。
1度目は20代のころ。
福井県の三国港に
タンカーが座礁する事故があり
油の海になりました。
休みの前日、会社が終わってから
深夜バスで出発。
現場の海岸ではバケツリレーで
ひたすら油を取り除きました。
べっとりと重い油でした。
よく覚えています。
2度目は4年ほど前。
多摩川の支流があふれ
一部の地域が水害にあいました。
自宅からすぐ近くでしたので
準備をして向かいました。
わたしの緊張感とはうらはらに
現場周りはふつうに日常が流れていて
水害のその一帯だけがまるで別の世界で
とても不思議な気がしたのを覚えています。
私たちボランティアは
水に浸かったモノを運び出し
家の中をひたすら掃除しました。
そのとき知り合った
あるベテランボランティアさんの言葉が
いまでも忘れられません。
「震災で家がめちゃめちゃになって、もうどうしようもない精神状態になった人も、どこか一ヵ所きれいになると元気が出るんです。
たたみ一畳分でも、座布団一枚分のスペースでもいいの、その小さな一ヵ所からやる気が出るんだから!」
生きる希望。
絶望的な現場を
たくさん見てきた人の言葉は
重みがありました。
そのときのブログはこちら
ところが
その座布団のスペースどころではなく
屋根が落ち、潰れてしまった家屋も多い
このたびの能登地震です。
そんなレベルの被害ではないと
わかっていますが
地震大国にとって
この「座布団一枚分の空間」を
いかに早く作ることができるか?
それが大切なのではないかと
思うのです。
モノの多さは命取り。
ああ、天災に備えることは
備蓄や補強だけではありませんね。
このたびの地震で
犠牲になった方のご冥福を祈るとともに
一人でも多くの命が助かるようにと願います。
そしてなにより
避難されている方々の暮らしが
少しでも早く落ち着かれますように。
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