おはようございます!
68日目になりました。
気持ちのよい朝です\(^_^)/
電車に乗るときは
「乗り換え案内」で
一番早くて安い行き方を検索。
車に乗るときは
「ナビ」に目的地を設定し
渋滞を避けながら運転する。
欲しいものがあったら
価格を比較する「サイト」で
一番安いお店を探してゲット。
どれも
ふだん何気なくしていることです。
周りのものがだんだん
便利に
効率よく
なっているので
私たちはつい
「もんのすごいムダ!」
\(^o^)/\(^o^)/
の楽しみを忘れがちです。
あ、忘れてもいい?(笑)
いやあ でもね。
「無駄話」って楽しいでしょ?
たまにはいいんじゃないでしょうか。
いやむしろ
こんな忙しい時代だからこそ
馬鹿馬鹿しいほどの無駄って必要。
これで思い出しますのが・・・
私は学生のころ
パン屋さんでアルバイトを
していました。
毎日たくさんの食パンをスライスして
「パンの耳」が余ります。
その店では耳の販売を
していなかったので
「もったいないなあ」と感じながら
日々大量の耳を処分していました。
捨てるならもらっていいかと
店長に確認して
この耳を持って
白鳥の飛来で有名な
新潟の「瓢湖」に行こうと
思い立ちました。
新潟は住んでいたところから
かなり距離がありました。
でも私は
遠くシベリアから飛んできた白鳥に
このパンの耳をぜひ食べてもらおうと
思ったのです。
確認ですが大学生です(笑)
この馬鹿馬鹿しくも
壮大な計画に乗ってくれたのが
バイト仲間で高校の同級生でもあった
Dちゃん。
かくして私たちは
両手いっぱいに「パンの耳」を下げて
高速バス乗り場へ。
ところが予約したバスに
乗り遅れるという
痛恨のミスΣ(×_×;)
そのまま帰ってもよかった
むしろその方がよかった気もしますが
引っ込みがつかなくなった我々は
しかたなく新幹線で
新潟に向かいました。
「アタシたちなにしてんの?」
という疑問もよぎりつつ。
しかし瓢湖に着き
「持参したパンの耳を
白鳥たちに食べてもらう!」
という念願を
無事に叶えることができて
Dちゃんも私も心から
「来てよかった~!\(^o^)/」
と思いました。
瓢湖では
「白鳥おじさん」をはじめ、たくさんの
暖かい出会いがありました。
高い交通費をかけて
わざわざパンの耳を運んできた
女子大生2人が
よほど珍しかったのですね。
自家用車を出して
駅まで送って下さった地元の奥様。
たまたま観光でいらして
私たちの行動に「感動した」と
いたく誉めて下さったご夫婦。
白鳥との出会い
自然との出会い
人との出会い。
「よく考えたらバカバカしいけどめちゃめちゃ楽しかった❗」この小旅行が
今でも忘れられません。
余談ながら
観光に来ていたあのご夫婦と
偶然地元が同じだったことから
「帰ったらぜひ遊びにいらっしゃい」と
お招きいただきました。
するとびっくり❗
なんとその方は超有名企業の
会長ご夫妻だったのです。
素晴らしいそのお宅にお邪魔して
とても緊張したのを覚えています。
その後頂いたお手紙には
「あなた方のような清らかな心を持ったお嬢さんに感動いたしました。よかったら良い方を紹介させてください」
と丁寧に綴ってあり、さらにびっくり‼
アラ、わたし
あの時決断してたら
人生変わってた?(笑)
しあわせは深呼吸から
そして手放すことから
あなたが笑顔になりますように.:*:・'°☆
おつきあいありがとうございました。