【ドラマ「隣の家族は青く見える」から学ぶ】多様性、認知論、すべての悩みは対人関係の悩みであること | 表参道アンジェリカ 牛島有希子|子育ても自己実現も! /アドラー心理学講座/カウンセリング/カウンセラー養成【表参道・全国】

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こんにちは、表参道の育児・育自サロンAngelica(アンジェリカ)牛島有希子です。

 

 

ドラマ「隣の家族は青く見える」が先日最終回でした。

 

 

 

 


(以下、ネタバレ含まれます)


「多様性」を扱ったドラマで、
さまざまな家族の形について考えさせられる内容でした。



コーポラティブハウス、という、
一つの中庭を共有し、その庭を囲むように建てられた4軒の家。

 

黄色い花主人公(深田恭子さん、松山ケンイチ)さんは妊活中の夫婦

他の3軒は

黄色い花「子どもを作らない」と決めているカップル

黄色い花「子育て命」、幸せを装う主婦と、温厚なご主人、娘二人のいる家族

黄色い花男性同士のカップル

 

 




…と、やや極端といえる設定なのですが

出演者の演技力もあり、「こんなカップル(家族) いるよね、いそうだよね」という感じ。毎回楽しみに見ていましたニコ




最初はお互い、敬遠しあう部分、反発しあう部分もありながら
 

次第に「違い」を認められるようになっていきます。


 

自分と違う価値観、考え方で生きている人がいて、それはそれでいいことなんだ、と納得していく。
 

自分と違う価値観、考え方で生きている人も、その人たちなりの幸せがあって、それは比較するものでもないし優劣があるわけでもない。


これ、アドラー心理学の「認知論」ですねひらめき電球

ELM勇気づけ講座の第一章で学ぶ、すべての基本になる考え方。

ドラマを通すと「理論」というより「感覚」として理解できますキラキラ
 

 

 

 

 

最終回で印象的だった場面のひとつ・・・


男性カップルは、「同性パートナーシップ宣誓」を行っていました。

ドラマの設定は世田谷区で、実際に世田谷区にはこの制度があります。



役所で宣誓書の提出をする際、お役所なので事務的に授受手続きをするのかと思っていたら…

全然違いましたびっくりビックリマーク


役所の窓口とは別の一室で宣誓書に署名をします。
 

↑宣誓書(イメージ)  / 世田谷区HPより

 



 

宣誓書の受領書を手渡す様子は、まるで二人の結婚式のよう。

結婚式で神父さんが誓いの言葉を読み上げるように、

 

宣誓書の内容を確認する言葉を述べながら そのを書類を手渡す様子は、ひとつの神聖な「儀式」

見ていて感動してしまいましたキラキラ
 


↑宣誓書受領書(イメージ)  / 世田谷区HPより

 

 

 

 

渋谷区にも同性パートナー条例があり、渋谷区の条例では区内の事業者が証明書に最大限配慮するよう定めています。

(住居の賃貸契約や病院での面会時に、戸籍上の家族ではないことを理由に断るなどしないよう)

世田谷区の制度ではこうした法的な効力はないそうで、

同性カップルとして区が公認することで「存在を認めてほしい」という気持ちを受け止めるためのものだそうです。


オープンに結婚式をすることが少ないであろう同性パートナーの気持ちに寄り添う、素敵な制度ですねニコニコ





さて…

主人公夫婦が不妊治療に取り組む様子は

一喜一憂するこころの動きなどもとてもリアルで、見ていて毎回つらかったですしょぼん

(私自身、簡単に子どもを授かったわけではないので…)



ドラマでは、体内受精でうまくいかず体外受精にふみきり
それで妊娠したものの、初期流産してしまいます。



再度、不妊治療に取組むかを悩んだ末

いったん治療から離れ、

「こどもを持たない人生」についてじっくり考えてみよう、と決めたところでドラマは終わります。





視聴者の中には、妊娠出産してハッピーエンドで終わることをのぞむ声も多かったようです。

その気持ちもとてもよくわかりつつ、こころが痛くなる感覚を抱きながらも

私は、この終わり方にとても納得しました。



多様性、多様な家族の在り方についてさまざまな側面からうったえかける。

それがこのドラマのテーマだからです。。。


(妊活はとてもデリケートな問題で、さまざまなご意見があるでしょうから、個人的な意見はこの程度にしたいと思います)




アドラーは、 人間の悩みは、すべて対人関係の悩みだと言います。

このドラマに出てきた、それぞれの人の様々な悩みごとは

確かにどれも、「自分ひとり」だったら生まれてこないものでした。



ゲイであること、子どもを作らない選択、子どもができないこと、転職のこと…(その他にもいろいろ)

それによって

 

ショボーン 周りに敬遠されたり、拒否感をいだかれるかもしれない
 

ショボーン 身近な人、大切な人を落胆させるかもしれない


と考えるから、一層悩みは複雑になります。これも対人関係によるものですね。


自分と違う価値観、考え方を持つ人のことも

敬遠せず、拒否せず、過度な期待や落胆をせず
尊敬・信頼・共感の気持ちでコミュニケーションを取れたら

ありのままの自分・ありのままのその人を受け入れて
 

もっともっと楽に幸せに生きて行けそうですアップ



Angelicaで行っているELM勇気づけ講座親子関係講座SMILEでは、そんなコミュニケーションの方法をお伝えしていますニコ

 

 

 

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