豊田真由子議員が秘書に暴言・暴力を浴びせた事件が話題になっています。
暴言にいたったそもそもの原因は、元秘書が仕事上で不手際をしたことのようで、かなりイタイ失敗だったようですが
それにしても豊田議員の対応は乱暴すぎたのではと思います。
この事件もコミュニケーションを学ぶ材料になります。
親子の間でいうと、子どもがひどく困らせる行動を取ったり、約束を守らなかったようなとき、 怒りにまかせて怒鳴りつけてしまう ことはないでしょうか。
（豊田議員の事件では、怒鳴るだけでなく 暴力や脅迫めいた言葉もありましたが、親子間でのテーマとして、ここでは「怒鳴る」に焦点をあててみます）
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子どもの方に非があったとしても、そのことを繰り返さないで欲しい、と伝えるためであっても。
豊田議員の例から、「感情的に怒鳴る」ことは、実は効果がない ことがわかります。
怒鳴られた相手は
こわい、嫌だ、というネガティブな感情 が優先してしまいます。
ミスをしてしまったことに反省やお詫びの気持ちを持っていたとしても
頭ごなしに怒鳴られたことで、その気持ちよりも こわい、嫌だ、がずっと上回ってしまう でしょう。
この元秘書も、自分のミスに対してどうこうより
早くこの場から逃げ出したい、豊田議員ともう関わりあいたくない、
…という気持ちでいっぱいだったと思います。
今後、豊田議員が彼にどんな言葉をかけても謝罪をしても、彼には響かないでしょう。
・・・親子関係をそんな風にしたくないですよね 
子どもに対して怒鳴りそうになったら
その一瞬、ぐっとこらえて
「怒鳴ることで、自分は子どもに どうさせたいのか」考えてみます。
困った言動をやめてほしい、約束を守ってほしい、同じ間違いを繰り返さないで欲しい。
それから、それに附随する「怒り」以外の感情 を考えます。
あなたがそうすることがママは残念だ、悲しい。
本当はできる力を持っているのに、それをしないのは悔しい。
怒鳴るよりも、
「ママはあなたにどうしてほしいのか」
「ママが感じている気持ち」
を伝えていく方が、子どもは聞いてくれるのです。
(その時は聞いていないようでもちゃんと心に響いています
)
怒りの感情があふれてるときに、そんな冷静なことできません
、と思うかもしれませんが
怒鳴りたくなったその時に
「あなたにどうしてほしいのか」
「ママが感じている気持ち」
を考えてみるんだったっけ・・・
・・・と思い出すだけでも
その一瞬、感情的な自分から一歩はなれることができています。
その"一瞬のクールダウン"から始めましょう
感情はコントロールできます。 ちょっと訓練が必要なだけで、難しいことではないのです
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