昨日は、1日雪☃️
たくさん積もる程ではないけれど、日課のお散歩は、ちょっとねえ…😅


夕方になると、霧も出て。景色が一変してしまいました。


さすがにお日様が出ないと寒~い感じなので、午後はずっと薪ストーブの前に…😄




…で、バラの季節の写真を記事を書くために探してると、気分が上がります😊



今日は、ランブラーローズのご紹介です。
ランブラーローズは、19世紀末、原種バラと中国のバラが交配されて生まれました。

ロサ ムルティフローラ(ノイバラ)と交配されたのが、ムルティフローラ ランブラー、

ロサ ウィクライアーナ(テリノイバラ)と交配されたのが、ウィクライアーナ ランブラー。

その他の原種バラと交配されたものも、いろいろありますけどね💦

ランブラーローズは、しなやかな枝を長~~く伸ばします。

その枝を、自由に、アーチやパーゴラ、建物の外壁等に誘引して、庭の景色を作る…っていうことが可能になりました。

多くが一季咲きですが、大きな房咲きになるため、花時は枝を誘引した場所が一面、花で覆われ、ほんっとに見事!…なんですよね😊


まずご紹介するのは、マニントン モーブ ランブラーっていう、ランブラー ローズです❣️

ザ・ガーランドっていうムルティフローラ ランブラーの交配種とされていますが…

2000年ごろに、イギリスの名園マニントンホールで発見されました。

それを2001年にピーター ビールスが紹介したとか、2007年にアメリカで発表されたとか、諸説あり…

1958年にイタリアで作出されたと書いてるサイト(某:京阪園芸😮)もあったり~💦

バラの系譜って、ほんと、面白いです😅


↓の写真、アーチの右側を覆っている、紫がかったピンクの小輪のバラが、マニントン モーブログ ランブラーです😊


このバラが入ることで、庭全体の色合いが甘くロマンチックな感じになります😊ここ数年すご~く人気があるのが、うなずけます❣️


花は小輪で房咲き。咲き進むと少しずつ花色が淡くなっていくので、綺麗なグラデーションになります↓


↓植えて次の年にこんなにたわわに咲いてくれて❣️耐寒性は、抜群!耐暑性にも優れているそうです😊


花が咲いてる間にも、ばんばんサイドシュートが出てきてます😅こんな小さなアーチでは、おさまらないかも~💦樹勢、強いです!


庭の入り口で、ようこそって言ってくれてるみたいな感じ😄さて、この先、どんな風に仕立てていきましょうか…🤔



さて、↓は、ポールズ ヒマラヤン ムスク。
1916年に、イギリスのポールが発表しました。と~っても生命力があるバラです。


枝はしなやかに長~く伸びるんですけど、トゲがなかなか鋭くて💦樹木の下に植えると、そのトゲで自ら枝を木にひっかけて、どんどん上に登っていくっていう😮…バラのトゲって、そもそもそういう役割をするものなんですね~😅

八ヶ岳の庭では、下の部分を私の背丈ほどの高さまで束ねて支柱を施し、そこから枝をアーチ状に四方にしだらせて咲かせています。その形で、数年、そのまま放置…めっちゃ、気楽な仕立て方ですよね😁

それでも、満開時は、桜色の花が溢れるように咲いて、ほんとにきれいなんです❣️



↑の二品種もそうなんですが…

ランブラーローズって、樹勢が強いものが多く、育てやすいんですが…”大きくなりすぎて困る”植物のひとつでもあるんですよね~💦 



↓は、フランソワ ジュランヴィルっていうウィクライアーナ ランブラーローズですが…


↑は植えてまだ二年目くらい。このくらいだと、まだ扱いやすいんですけど…

↓は、昨シーズンの花なんですが…


で、この本体は、↓写真右下の、銅色に見える大~きな茂みなんです💦


実は、このバラ、数年間、自然樹形で育ててみたんですよね…😮

(ほとんど、怖いもの見たさ…😣)

そうしたら、いばら姫の館をとりまくバラの枝ようにこんがらがって、ものすごい状態になってしまい…💦

そうなると、思うように花が咲いてくれなくて…風通しも良くないから、うどん粉病にもなりやすいし…😞

(大きく反省…💧)

今年は、古い枝を思いきって取り去り、スッキリした形になるまで枝を整理して、自然な感じに誘引してみようと思ってます😅

ちゃんと、咲いてくれますように…🌹




さて、お次は、アルバータインっていうウィクライアーナ ランブラーの名花。

1921年にフランスのバルビエが作出しました。

バルビエと言えば…

アルベリック バルビエっていう白花のランブラーに代表されるように、ウィクライアーナ ランブラーの名花を多数、作出してますよね😉

↓は、東京の庭の、北側のフェンスで咲かせたアルバータインです。


このバラ、こんな北側の、日照が十分でないような場所でも、大輪の花をたわわに咲かせ、香りもいいんですよね~✨


ただ、耐寒性ゾーン7で、寒さにやや弱く、八ヶ岳❄️の庭ではちょっと冬越しが厳しい…。

伸び方は、北側のこの場所で育てた限りでは、ほどほどです😉
ちょっとトゲはきつめだけど、しなやかな枝が長く伸びて、低めのフェンスに誘引するのにぴったりでした😊
暖地では、オススメしたいランブラーです❣️



↓は、トレジャー トローヴというランブラーローズです。イギリスのトレジャーが、1977年に作出しました。中国原産の原種バラ、ロサ フィリペスの交配種とのことなんですが、驚異の生命力で…💦


↑直立してぐんぐん枝を上に伸ばしていき、自ら側の楓の木をどんどん登って、二階のベランダまで到達…そして満開に…😮
交配親のロサ フィリペスって、巨大に育つバラとして有名な”キフツゲート”も、その一種とされているそうで…(バラに詳しい方ならきっと、なるほど👀~なお話だと思います😁)

↓一季咲きのクライマーとしては、最も美しい…と言われるこのバラは、大~きな房咲きになり、一面に咲き誇ります!


一房のアプリコットから白までのグラデーションが、ほんと、きれいですよね❣️


…と、私は、まったく野放図に、このバラを育ててしまってたんですが…💦



ここ数年、東京の庭は、信頼できるお友達のガーデナーさんに、誘引・剪定をお願いすることにしています。

↓は、そのガーデナーさんが、枝を整理して誘引してくれたトレジャー トローヴ❣️


↑この年、新しく設置したコンサバトリーの窓辺になんとぴったりな、ロマンチックな風景✨

↓庭の奥では、長くしなやかな枝を、背丈よりも少し高めのフェンスに誘引して咲かせてくださいました。(やはり、プロは違う~😮)


どちらも同じバラとは思えませんよね💦


実は、大きくなりすぎて困るバラも、整枝・誘引を、こんな風にきっちりやれば、思いのままの風景を作れるんです❣️

私も、定住した今年は、自然樹形を生かしながら、バラ庭の風景を考えて、整枝や剪定に真面目にチャレンジしてみようと思います💪

春は、まだかな~~🏵️🌼🌺


っと、ここで、だいたいのバラのお話はできたかなっということで~😉

まだご紹介してないバラたちは、今シーズンの開花を待って、のち程、このブログでご報告したいと思います!

ええ、ほんとは、まだまだご紹介したいバラたちがあるのですよ…

例えば、ロサ オリエンティスとか、アンドレ エブとか…草花を育てるように気軽に育てられるバラたちが…❣️

まだまだ、バラの世界は奥深いのです😉



で、次回は…

バラたちを、健康にしてくれる、”発酵肥料”を、八ヶ岳で、私がどのように作っているかについて、お話したいと思います❣️

お楽しみに!




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