今日も、寒さが続いています。生まれ故郷の石川県からも、大雪のニュースが⛄☃️🌨️

私が小さい頃は、毎冬のように大雪で、一晩に40cm、二晩続けば80cmの積雪…!

大雪の日は、交通機関は頼れず、歩くだけが移動の手段で…普段は自転車通学の中学校へも、二時間近く雪道を歩いて通った記憶があります😅

吹雪いてくれぱ、ホワイトアウトなんてしょっちゅうなことで…気づいたら道をそれて、田んぼの中を歩いてた…なんてことも!

それでも、学校が休校になったことはなく…😁


結婚して東京に住むようになってから、雪の無い、お日様燦々な冬が、ほ~んとにありがたい!と思ったものでした。

ここ、八ヶ岳南麓は、東京と同じく太平洋側気候です。日本海側で大雪の時は晴天になり、冷た~い北西の季節風が吹き荒れます❄️

冬に、南岸低気圧が通ると、八ヶ岳でも雪が積もります。が、低気圧が去って晴れれば、日向の雪は、すぐに溶けてしまいます。

植物のためには、適度に積雪があった方が、雪がお布団みたいに厳しい寒さから守ってくれるんですけどね。なので、寒さに弱いものとか、植えたばかりのものなんかには、秋のうちに、しっかりと有機物でマルチしておきます😉



さて、今日は、半日陰でも育つ宿根草の中から、夏の暑さは苦手…というものをご紹介します。

夏の暑さが苦手っていうことは、東京のような暖地では育てられないってこと?!って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが…😅

確かに、最近の暖地の夏は、凄まじい暑さになってしまっています。

ですから、今日ご紹介するような植物は、栽培の工夫が必要ですよね。

例えば、半日陰でも育つという性質を生かして、夏でもなんとか暑さをしのげる、風通しの良い木陰に植えるとか…

鉢で育てて、春から初夏に咲かせて楽しみ、夏は北側の家の陰等、できるだけ暑さを避けられるところで過ごさせるようにするとか…

夕方、日が暮れてからシャワーのように水を撒いて、庭の夜温を下げてあげるとか…

↑のような手間ひまをかけるのは難しい、または、手間隙かけても夏越しなかった😢なら、(夏越しは諦めて😅)一年草扱いで楽しむとか…

私が、東京の庭で、これらの植物を育てていた頃は、こういったいろんな工夫(諦めも含めて😅)をして楽しんでいました…

要するに、暑さが苦手な宿根草でも、少なくとも春から初夏、庭が一番美しい季節の大事なアイテムになってくれるということです😉



では、私が、八ヶ岳の庭でも、東京の庭でも育てたことのある、暑さは苦手だけど、半日陰でも育つ宿根草たちをご紹介しますね!


まずは、”バーバスカム”です。
初夏、バラの季節に、すくっとした花穂を上げてくれて、草姿が美しいんですよね。

↓は、”バーバスカム ウエディングキャンドルズ”っていう品種。



白い小花が美しく、”ウェディングキャンドルズ”の名の通り、たっくさんの花穂を上げてくれます。


これ、こぼれ種で、あちこちに広がってくれるんです。春先に、こぼれ種で芽吹いた有望な株を、咲かせたい位置に移植したりしています。




↓は、”バーバスカム サザンチャーム”。苗を買って植えると、アプリコットから、クリームイエローまで、株によっていろんな色が出ます。


バラとの相性もいいですね😉
因みに、濃いピンクのバラは、ピエレット ペイブメントっていう、ルゴサローズ。


他には、”バーバスカム ビオレッタ”という、美しいバイオレットの花が咲く品種があります。(画像を探したんですが、まだ見つからず〰️💧)
これ、青みを感じる花色なので、特にバラとの相性が抜群なんですよね~❣️(画像が〰️😢)


おつぎは、↓の”シミシフーガ ブルネット”です。


春の芽吹きから、↓銅色の葉が美しく、



初秋になると、背丈程に、白い花穂が上がってきます!



シミシフーガと良く似た花を咲かせる”サラシナショウマ ホワイトパール”↓
初秋に咲く、庭の大事なアイテムです😊


シミシフーガや、サラシナショウマは、東京の庭では育てたことがありません。が、暖地でも挑戦したい魅力がありますよね✨


↓は、ラムズイヤーを列植したボーダー。
後ろには、アナベルが控えていますね😊



ラムズイヤーは、東京の庭では↓こんな感じです😉
場所さえ合えば、数年は、元気でいてくれた記憶があります😅
元気でいてもらう為には、株が蒸れないよう春や秋に株分けをしたり、早めに花穂を切り戻して衰弱を防いだりした方がよいのでしょうね。






↓は、プルモナリア ブルーエンサイン。これは、八ヶ岳の気候が合ってるようで、ずっと生き残り、毎春、ここにいるよ~!というように、可憐な青い花を咲かせてくれます。…大事にしなくちゃ😊




↓のタイツリソウは、早春を彩る、大事な宿根草ですよね。
東京の庭でも育てていましたが、これも、八ヶ岳の庭の方が頑張ってくれてます。
いつの間にか大株になっていて、春先には、すごい存在感を示すことが…!そんな時は、適宜、株分けをしています。



その他に、以前の記事で、↓の宿根草について、お話しましたね😊

アストランティア ローマ
アルケミラ モリス
フウロソウ(ゲラニウム) ジョンソンズブルー

↑これらは、半日陰でも、育ってくれる宿根草たちです。

ジギタリス アプリコットは、半日陰でも花を咲かせますが、暖地だと、二年草扱いで育てるのが一般的。

※↓この記事の中で、ラッセル ルピナスは、半日陰ではちょっと難しく、圧倒的に日向の方が元気に育ちます!


さて、次は、東京の庭だと育てられたのに、八ヶ岳だと、なぜか、消えてしまったツボサンゴ(ヒューケラ)、ティアレラです。

鹿に食べられたのか、耐寒性があると言ってもそれほどではなくて、ここの標高だと難しかったのか…?


↓”ツボサンゴ ”は、葉が美しいイングリッシュガーデンには欠かせない宿根草ですが、こんな可愛い花を晩春に咲かせるものがあります。


↓のように、キャラメルみたいに黄色い葉の品種もあって…😉


↓他の植物の下草として、差し色になってますね😉これも、半日陰でも育つからこそ!



↓の”ティアレラ”も、グランドカバーとして、葉が美しいんですが…
花もこんなに可愛い❣️
これは、定番の品種、“スプリングシンフォニー”なのかなあ?!


↓の”オダマキ”も、東京の庭で咲かせていたものです。八重も、いろんな花色があって、可愛いですよね😉




オダマキは、八ヶ岳の庭でも、頑張って咲いています😊もう少し増やしたいんですけどね…😅


↓の”プリムラ”も、東京の庭の画像から。

”カウスリップ”は、ヨーロッパの野生種。春一番に咲いて、春を告げてくれる花です。



↓”ダブルプリムローズ(プリムラ ブルガリス)”も、可愛いいですよね❣️


八ヶ岳でも、プリムラは咲いてくれそうなんですが、鹿に狙われないかと…😅

昨秋、“プリムラ アボンダール”っていうのを初めて植えてみたんですが…無事、咲いたらご報告しますね!


昨日、今日と、半日陰でも育つ宿根草のいろいろをご紹介してきました。

このブログに載せている画像は、全て、自分で撮った画像なんですが、昨日も今日も、過去の画像を探すのに、時間がかかりました〰️😅

(頑張りました💪😁)



さて、次回は、日向が大好きな宿根草の中から、育ててみてこれはいいよね!と思ったものをいくつかご紹介したいと思います😉