昨日から、いよいよここ八ヶ岳南麓でも、小雪が舞い始めました🌨️夕べは、綺麗な夕焼けに続いて星空が広がり、寒さを覚悟してほんの10分位外に出たら、小さな流れ星を3つ位見ることができました🌠

さて、今日は、施すだけでどんどん土が肥えていく、ラクな土作りの方法である”有機物マルチ”の具体的なやり方についてお話していきたいと思います。

初めて、有機物マルチを試みたいという場合は、園芸店やホームセンター等で手に入るバーク堆肥や腐葉土を使ってマルチするのがオススメです😉 

ホームセンターには、他にも、牛ふん堆肥や馬ふん堆肥、鶏ふん等も売られています。それを使ってもいいのでは?と思われる方もいらっしゃるのでは…。

こういった動物由来の有機物は、動物のお腹の中で食べた植物がこなれて凝縮されているので、窒素等の肥料分が高いんです。

それを、有機物マルチとしてたっぷり施すと、草花が大きくなりすぎて倒れやすくなったり、軟弱に育って虫が大量に付いたりしてしまうことがあります💧

特に鶏ふんは、肥効が高いので有機質の“肥料”として考えてください🙏

逆にバラのように、極端に肥沃な土を好むものには、動物系の有機物でマルチした方が生育が良くなるという場合もあります。(私は、バラの株元は、ちょっと寝かせた馬ふんでマルチするようにしています🌹)

一年草や宿根草が主体の庭なら、植物由来のバーク堆肥や腐葉土が適しているのです。

さて、その、売られているバーク堆肥や腐葉土の利点ですが、ある程度分解が進んでいるので、重みがあり、枯れ葉のように風で簡単に吹き飛ばされてしまう😅…ということがありません。

色も濃いので、土に馴染み、一面にマルチすれば植栽を引き立ててくれます🌱
特に、バーク堆肥は、花壇の美観を底上げしてくれるように思います😸

また、土作りを始めたばかりの庭土には、有機物を分解してくれるミミズやダンゴムシ、菌類、微生物が十分に棲みついていない場合があります。そこに枯れ葉等の未熟な有機物を施しても、思うように分解が進んでくれないことも💧
そんな土作り初期の庭でも、バーク堆肥や腐葉土なら、すでに分解がある程度進んでいるので、土作りの早道なのです😊

バーク堆肥や腐葉土でマルチするときは、予算が許せば数センチ位と厚めにマルチします。地面に日光が届かなくなるので、花壇に草が生えるのを抑えることができます。

もちろん、予算に応じてもっと薄めにマルチしても、草の抑制になりますし、土作りの効果も十分に期待できます😉

とはいっても、花壇全体に敷き詰めるには、かなりの量の堆肥が必要ですよね…😅
次回は、もう少し費用を抑えるために、地域の有機物資材を探して使ってみる…というお話をしたいと思います✌️


(東京の庭のバラ コーネリア。有機物マルチで、土作りを続けた結果、今では、マルチも施肥も防除も無しで、毎年綺麗に咲いてくれてます❣️)