母を「妖怪かわいそう」にしない
まずはそう思おう!って決めて
そういう目で見てみる。
すると、芋づる式にいろんなことが見えてきます。
うちの母は、脳梗塞で入院していたのですが
幸いにも早期に病院に行くことができたので
マヒも少しだけで済んで
しっかりリハビリにも時間をかけることができたので
日常生活に困らないくらいに回復してから退院することができました。
介護保険を利用することも決まっていて
ケアマネージャーさん含めての話し合いの場で
退院後の母のごはんをどうするか?
を決める必要がありました。
入院前は、原付バイクに乗ってあちこち行っていたし
父が亡くなる前は、父と母のごはんは三食母が作っていました。
(二世帯同居が始まった当時は私が7人分作っていましたが、いろいろあって(;´∀`)両親のを作るのは10年以上前にやめました)
原付バイクにも乗れなくなり
買い物にも以前のように自由に行けなくなったし
母は自分一人の分を作るのは面倒だったのではないかと思います。
(私の勝手な予想)
ここは、当然、同居もしていて一人娘の私が
「家族のご飯も作ってるんだから、母の分も作る」
ってことで丸く収まるだろうと誰もが思うところじゃないかと思います。
少なくとも、私は「そうすることが当たり前」と思っていたし
「そうしなきゃいけない」とも思ってました。

でも。
でもね。
絶対にやりたくなかったんです!!!!

その当時
長男はすでに県外で一人暮らしをしていて
日中家にいるのは、私と、二男と三男だけ。
ふたりともひきこもって結構月日も経っていたので
朝ごはんと昼ごはんは二男と三男が自分で作っていました。
(朝昼兼用だったり、寝てて食べてないなんてこともありました)

私自身も、「時間を決めて朝昼晩三食食べます!」みたいなのはやめていて
食べたいときに食べたいものを食べていたので
一日二食ってことが多くなっていました。
コロナ前のことなので、外出先で食べて、家で食べるのは晩ごはんだけ、なんてこともしょっちゅう。

晩ごはんは、かろうじて私が作ってたけど
カウンセリングやセッションが入ることもあったし
絵を描き続けてて氣付いたら夜!!!(゚д゚)!なんてこともざらだったので
毎日、時間はバラバラ。
当時、夫は仕事から帰宅するのがかなり遅かったので
夜8時までには、なんとか毎日食べてるね(*^-^*)くらいのアバウトさでした。

そんな生活をしていて
今更母のために朝昼晩時間を氣にしてごはんを作る…っていうのが
もう全くイメージできない状態になってたんです!!

なので
最初っから
「母さんの食事は、配食サービスにお願いしよう!どこがいい?」
ってところから話をすすめました (*´ω`*)

これね
母のことを「妖怪かわいそう」にしたまんまだったら
絶対にできなかった選択でした。

おそらく
「なんで私がこんなことをやらされないといけないんだろう」
「私だってやりたいことがあるのに」
「一人っ子に生まれてしまったから、親の面倒を見ないといけないんだから仕方がない」
って思いながら
毎日毎日
嫌々ながら
しかめっ面しながら
なんなら泣きながら
母のごはんを作っていたと思います。

考えただけで恐ろしい…
それに、どう考えても美味しくなさそう…
今では母は
介護保険を使って安く電動カートを借りて
それに乗って買い物に行ってます。
とっていた配食サービスが業務を終了してしまうと聞いたら
別の配食サービスがないかケアマネさんに聞いて
自分で電話して、新しいところに変更してました。
どれもこれも
私が「妖怪かわいそう」扱いしてたら
やってなかったんじゃないかと思います。

子どもたちも同じだと思うんですよね。
私が子どもたちのことを「かわいそう」扱いして
私がやりたくないことも我慢してやってあげたりすることは
きっと子どもたちの力を奪ってしまうことになる。
誰に対しても
自分がやりたくないことまでやってあげる、というのは
自分のためにもその人のためにもならない。
ただ、ただ、
その人のやろうとする力を奪うこと。
やってみるという機会を奪うこと。
私がやりたいことは
嫌がってても、おせっかいだとわかっていても
やっちゃいますけどね 笑
やりたくないことはやらない!
やりたいことはやる!!
シンプル イズ ベスト!!
(○´∀`人´∀`○)

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