続きです
「岩船寺」から来た道を5分ほど戻る
こちらのお寺も民間の駐車場へ(300円)
で、一瞬、お寺はどこ~となった
ママ友たちと出かける時は
入念にグー〇ルマップで調べ、チェックポイントも印刷してから行くけど、
今回行くお寺はずっと前に検索したもので、
お寺の名前と住所、電話番号だけしか書いてこなかった
おひとりさまなので、
行き当たりばったりでいいや~、と
まぁ、テキトー
お土産物店の前の細道を歩いて行くと
「浄瑠璃寺」の石標が
参道
山門
山門を通り抜けると、こんな山奥(←失礼)に
見事な庭園が現れる
正面から庭園を見たい気持ちを抑えて、
まずは本堂へ
本堂(国宝)
ふむふむ。。。
このお寺は平安時代後期(藤原期)の日本が生み出した
浄土式伽藍がただ一つ完全に残されてきたお寺、だそう
現在、秋の特別御開扉
秘仏、招福の女神 吉祥天女像が公開中
本堂の北側にある拝観受付で拝観料500円を納める
御朱印の受付もこちらで
御朱印帳を渡し、帰りに受け取る形
本堂内は撮影禁止
受付から本堂の裏側(西側)へ
靴を脱いで裏縁へまわり、
南側にある本堂入口へと進む
そこから見た庭園
いよいよ本堂へ
中へ入った瞬間に、
ずらりと並んだ仏様に息をのむ
厳かな、静寂な。。。
観光化された有名なお寺の雰囲気とは全く別の空気が
本堂には九体の阿弥陀如来が安置されている
(写真は木津川市の観光情報より)
通称「九体寺くたいじ)」
藤原時代のもので国宝
本堂中央に座し、ひときわ大きい中尊像には
来迎印を結び船体の阿弥陀佛と四体の飛天を配した光背がある
九体阿弥陀仏を祀るための横長のお堂で、
現存する唯一のもの。
太陽の沈む西方浄土へ迎えてくれる阿弥陀仏を西に向かって拝めるよう東向きにし、
前に浄土の池をおき、その対岸から文字通り彼岸に来迎仏を拝ませる形にしたもの
(パンフより)
こちらが今回特別公開されている
秘仏・吉祥天女像
(写真は木津川市の観光情報より)
鎌倉時代のものだそう
風雨順時、五穀豊穣、天下泰平
豊かな暮らしと平和を授ける幸福の女神
今のこのご時世に
吉祥天女像を拝むことが出来たのは
とても良かったと思う
中央の躯体阿弥陀如来中尊像の真ん前で
ずっと座って眺めていらっしゃる方や
1体1体の仏様とお話しされるように見ていらっしゃる方など、
本堂の中で仏様と対していらした
受付へ戻り、御朱印帳を受け取る
三重塔 秘仏薬師瑠璃光佛(300円)
(西国四十九薬師霊場第三十七番札所)
本堂 九体阿弥陀佛
基本の御朱印(300円)
宝池を中心とした浄土式庭園を散策しよう
池の西岸には阿弥陀如来を安置する本堂(彼岸)
東岸には薬師如来を祀る和様の三重塔(此岸)
池の中央には弁財天を祀る祠がある
少しだけ秋の気配が
紅葉にはまだ早い。。。
三重塔(国宝)
三重塔のご本尊
秘仏 薬師如来像
御開扉は毎月8日、彼岸の中日
1月のみ1・2・3日と8・9・10日
(いずれも好天に限る)
三重塔から見る本堂
ちょっぴり紅葉してる
何かいた
(鯉です)
鐘楼
平日ということもあってか、
参拝客は多くなく、
本堂・庭園をゆっくり見学することが出来た
本堂以外の参拝は無料で出来るそう
何度も訪れたいお寺だ
続きます
京都府木津川市加茂町西小札場40