ここ数年、時計熱がとても高くなり親子でいろんな時計を眺めては、時計の歴史を振り返りながら勉強しています。
最近、自分の中で熱いの時計は「レイモンドウィル」「コルム」「プレジウソ」「クエルボ」「ミナセ」。
少し前までは「ショパール(アルパンイーグル)」「ボヴェ」「ノモス」「GP」などなど・・・
時計なんて数年前までは「携帯で十分でしょ?」と腕につけることすらなかった。
でも、ある方から「それなりの店に行くと、一瞬で店員さんはあなたをジャッジする。特に外国では。だからちゃんとした時計、綺麗な靴、きちんとしたバッグは持っておくべき」と言われたのをきっかけに時計を勉強することにしました。
実際、仕事でアフリカに行った際、ドバイ経由だったのだけど、ドバイ空港の免税店での対応に驚いた。
バックバッカー同様の格好をしていたのだけど、腕にはロンジンのダイバーズウォッチをはめていた私。
ロンジンの店をウロウロしていたけど、店員さんは別に私に興味もない。
しばらくすると、身長190cmはあろうかという黒人の、ビシッとスーツを着こなしている店員さんに呼び止められた。
「マダム、ちょっと腕の時計見せて。それ、今年の新作だよね?どこで買ったの?これペアウォッチで男性のを見せてあげる」
と、言うのだ。
私のシャツの隙間から半分顔を出しているロンジンに気づいたらしい。
店員さん、すごい。
それからと言うもの、いろんなロンジンの時計を見せてくれた。
同僚も一緒だったけど、同僚には声をかけず私にだけたくさん時計を見せてくれる。
(現金な店員さん。。。)
きっとロンジンの新作をアジアの女性がつけていることを嬉しく思ったのだろう。
「今は仕事で来ていて、これからアフリカに行くから買えないけどごめんね」
と断ると
「いいんだよ。その時計を見せてもらったから!」
と明るく別れた。
本当に店員さん達って、みていないようでちゃんとみてる。
なんなら、私のその時の格好をお見せしたいくらい。
絶対にロンジンを着けているなんて想像できない格好だったのに、店員さんはちゃんとみていた。
それ以来、子どもたちにも時計はちゃんとしたものを着けなさいと言っている。
子どもはまだ学生だから、自分では高い時計は買えないけど、高価な時計だけがいい時計とは限らない。
例えば、ロベルトカヴァリはフランクミューラーがプロデュースしているからまんまフランクミューラーだし、エスプリとかも良い。
この前、レイモンドさんのお話を聞いて、私の中ではレイモンドウィルが今の一押しなんだけど、
本当にうっとりするくらい良い時計。
もちろん、パティックとかヴァシュロンとか高級時計はたくさんあるけど、職人さんや社長の時計への思いを知れば知るほど応援したくなる。
少しお金が貯まったら、次はミナセを買ってみたい🎶
日本が誇る素晴らしい時計だから。
あ、そうそう。
タイトル回収しますと、今日は友だちのお父様の話・・・
このパパさん、80歳を超えているけどとても若く見える。
Gパンを履いて颯爽と歩く姿は60代にしか見えない。
しかし、このパパさん、少し前までは全然元気がなくてお年寄り・・・って感じだったのだ。
でも、コルムのバルブという時計に出会って、目が輝き出したと言う。
<コルムのバルブとは>
『バブル』は、巨大なドーム型サファイアクリスタルを風防に採用し、独創性溢れるデザインで世界を驚かせた、コルムの革新性を象徴するコレクションです。コルムのオーナーを務めていたサヴァリン・ワンダーマンの発案で誕生したこのコレクションは、2000年のバーゼル・フェアで初めて発表され、瞬く間にカルト的な人気を博しました。
この商品が開発された2022年は、十二支で寅年、干支でいうと壬寅(みずのえとら)にあたる年でした。壬寅は、困難を乗り越えて飛躍的に成長する縁起の良い年だと考えられています。そして、発売日の2023年3月21日は、西洋占星術で1年の始まりとされ運気の変わり目といえる春分の日であり、天赦日、一粒万倍日、寅の日、先勝が重なる最強の開運日です。挑戦する人に成功と幸運をもたらしたい、という願いが込められています。
(コルムのHPより引用)
とにかくかっこいいです!
222本限定らしく、その1本を購入するんだ!!!と目標を立ててからと言うもの、からっきし元気になられた。
そして、つい最近その時計をGETしたらしい
今日たまたまお会いした時に見せてくれた。
「かっこいいだろ〜。いやー生きてるうちにこんないい時計に出会っちゃった俺は幸せだなぁ」と行って自慢して歩いてた(自慢していいと思う!)
本当に数年前からすると20歳くらい若返ってる!!
このパパさんが喜んでいる姿を見て、まるで自分のことのように嬉しくなった。
そして、そのパパさんが言ったのは
「自分のことのように喜んでくれて、ありがと。そう言う人には良いことがあるよ」
多分、明日、私にも良いことがあるに違いない。笑