「Yukiちゃん、再婚しない?」

 

 

昨日、時計店で偶然会った友人からの言葉。

 

 

何年ぶりだろう?

同じ時計屋さんで時計のメンテナンスをしているので、本当に数年に一度会う。

 

 

「あれーーーー?Yukiちゃん?久しぶり元気ーーーー?」

 

 

と、後ろから声をかけられた。

 

 

そこには数年ぶりに会ったアサミちゃん(仮名)の姿があった。

 

 

子供達は大きくなった?

えー、もう大学生になったの?

うちの長男は高校野球で甲子園に向けて頑張ったんだよね。

そうなの?2年前にご主人が・・・

うちも、2年前に離婚して・・・

 

 

など、もともと根っからの明るい彼女は矢継ぎ早に話す。

 

 

そして、そう間をおかず

 

 

「ねえ、再婚しない?」

 

 

ポーン

こんな顔になったよね!!

 

 

聞いてみると、彼女、離婚してから結婚相談所を開設したらしい。

(自分が離婚したことはとりあえず横に置いといて)

 

 

「私みたいなおせっかいおばさんが現代では必要だと思うのよ〜」

 

 

と、本当におせっかいおばさん(失礼!)みたいな口調で畳み掛けてきた。

 

 

最近はマッチングアプリはとても犯罪が多くて、若い人たちでも真剣に結婚を考えている人たちは結婚相談所に登録するそうだ。

 

 

入会金、月会費、成功報酬を払わないといけない仕組みで、色々とアドバイスもいただけるそう。

 

 

「あさみちゃん、私ねまだ夫を亡くして2年だし、再婚は考えていないのよ。自分のことも忙しいし、やりたいこともたくさんあって、仮にいい人ができてもデートは月1回でいいの。」

 

 

と、正直な気持ちを話したら

 

 

「うん!わかった!でも、そういう条件で登録しておけば、そういう人に会えるから!」

 

 

と、どうしても登録させたい感じ・・・

 

 

「Yukiちゃん、会費も入会金も要らないから、もし気になったら声かけてね」

 

 

と、風のように去っていった・・・

 

 

あさみちゃん、どうしたんだろう・・・チュー

 

 

でも、あれくら勢いがあったらマッチングもさせやすいのかもね。

 

 

私は中途半端に稼いでいるから、自分と同じくらいの年収の人が良いし、趣味も少しは被っていて欲しい。(観劇とか、海外旅行とか、温泉とか、お茶とか)

 

 

私が年収1億以上稼いていたら「年収?そんなの気にしないわ。」

 

 

と言えるのだろうか。

 

 

話をしているなかで、「こんな人もいるのよ〜」と見せてくれた、男性Aさんは42歳、長男、年収1200万円(会社員)、身長170cm、神奈川県の方だった。

 

 

爽やかな良い感じに見えた。

 

 

この方がなぜ結婚をしていないのか、そっちの方が気になる。

 

 

「ねえあさみちゃん、この見てくれで、この年収で独身って、モラハラとか、変な性癖があるとか何かあるんじゃないの?」

 

 

と聞いたところ、仕事人間で本当に寝る間を惜しんで仕事をしてきたらいつの間にかこの年齢になり、会社には女性がおらず、男子校出身なので同級生にも女子はおらず・・・

 

 

という感じで独身貴族となったらしい。

 

 

んで、周りがどんどん家庭を持っていく中、自分も家族が欲しくなり結婚相談所に登録されたんだって。

 

 

そういう意味では結婚登録所ってありがたいシステムよね。

 

 

出身、家族構成(長男か、義父母と同居しないといけないのかなど)、年収、身長、趣味など全部書いてある。

 

 

年収は源泉徴収を提出するため嘘がつけないらしい。

 

 

そんなシステムなんだーニコニコ

 

 

社会勉強になりました。

 

 

もうしばらくこの生活を続けてみて、寂しくなったら登録してみようかな。

でも、結婚はしなくて良いのよな・・・

一緒に観劇をみたり、美味しいご飯を食べにいくだけでいい。