夫が亡くなって、数ヶ月後に親戚のおばさんちの旦那さんが癌で亡くなったと知らせが来た。
このおばさん、祖母の年の離れた妹で、わたしが小さい頃は祖母と一緒に時々温泉に行ったりごはんに行ったり割と仲良くしていたおばさん。
彼女は天然なので、話をするといつも笑い転げるくらい笑って元気になる。
そのおばさんが、旦那さんの逝去後一ヶ月くらい寝込んで食欲も落ちたらしく心配していたんだけど、あれから2年弱。
ちょっとパッピーなニュースが飛び込んできました。
おばさんの旦那様が逝去された時、すぐに電話したんだけど
「これからどうやって生きていこう。あなたも大変だけど、お互い頑張っていこうね」
そんな会話をした。
それから、母経由でおばさんも少しずつ元気になって来てるよー、と聞いていたが、今日は本当におどろいた!
おばさん、人生の最後のパートナーが見つかったというのだ
齢83歳のおばさん。
天然な性格のせいか、83歳よりもう少し若く見える。
それにしてもパートナーって
このおばさん、人生いろいろで、まるで島倉千代子の歌のような人生だったんだけど、最後しあわせになれるなら良かったね
簡単におばさんの凸凹を記すと
・20代で2歳下のイケメンと結婚、2人の男児を産む
・30代で旦那さんが事業に失敗
→その時旦那さんはスナックで知り合ったママに事業失敗のことを相談
→イケメンおじさんに一目惚れしたスナックのママが借金を肩代わりする代わりに旦那さんをわたしに下さい!とおばさんに頼み込む
(ここは夫婦の問題なのでどんなやりとりがあったかは分からない)
・おばさん、離婚。
→イケメンおじさんはそのスナックのママと数年後再婚
・おばさん、40代で職場の10歳下の上司と出会い再婚
・年下上司おじさんの逝去で約40年間の夫婦生活に幕を閉じる
・おばさんが1人になったので、東京で建築士をやっている長男が心配して家族で帰省中、おばさんと30代で離婚した父親を訪ねる
・長男によると、最初の旦那さんは元スナックのママだった奥様を看取り、今施設に入っている。施設に入っているがボケてもないし、体も健康。
・最初の旦那さん(イケメンおじさん)から「残りの人生を償いにしたいから同居させてもらえないか?」と長男を通して提案される
・お互い83歳と81歳、まだボケてもいないし体も健康だから同居するならいいかもね。ってことで来月から同居スタート
って流れになったっぽい
かなり省略してるので、色んな議論があったと思うけど、老後おばさんが寂しくなければいいんじゃない?と、みんな温かい目で見守ってます。
30代での離婚に関しては、身内からみると言いたいこともあるけれど、離婚に至るまではわたしたちの知らないこともいっぱいあるだろうし、離婚しても子どもを育てる上で何回か会うこともあったみたいなので、そこは当事者しかわからない心情があるよね。
とにかく、ひとりさみしく暮らしていかなければいいや
そんな人生もあるんだなー、と思いながらおでんを煮込んでいます🍢