イタコとか占いとか、あまり好きではないんです。



言われた言葉が良かったら、それは「良かった」で済むけど、占いを信じてなくても、その結果が悪かったら嫌な気持ちにもなるし、占いで人生が決まってるんだったら面白くないじゃない?



だから行かない。



でも、親戚のおばさんで占い好きな人がいるんです。



好き、と言ってもその頻度は数年に一回だけど、人生の岐路に立たされた時は最後のとりでとして、占いをつかってる。



それで、今日、その親戚のおばさんは3年ぶりに占いに行ったそう。



おばさんの息子が二つ目の会社を立ち上げるので心配で心配で、息子には内緒で行ったんだって。



その占いの方、めちゃくちゃ有名な方で、政治家や経済界の方が良くいく〇〇の母的な方なんだそう。



おばは一回行くと、3時間くらい話をして、おばの気になる親戚のことを、その占い師さんにしゃべりながら色々みてもらうらしい。



前に行った時、わたしのことを話題に出して、「最高に良い夫婦ね飛び出すハート」と言われたみたいで、すぐに電話がかかって来た。



その他にも子どものことや、進学のことも聞いてくれたみたいなんだけど、



「あー、この子は理系ね」

「この子は私立の方が良い」



など、親から見ても「それ以外の選択はないでしょう?」というアドバイスだったのでスルーした記憶がある。



で、時は経っておばが



「先生、数年前に話をしたあの子、東大に行ってますよ!」



と言った瞬間、占い師の先生が



「待って。その子のお父さんのことが気になる。何かあった?」



と、突然言い出したそうガーン



それで、おばさんは正直に去年の5月に亡くなったことを言ったら、



「本当の寿命はもっと長かったわ。仕事がダメだった…辞めて別なところだったら生きてた」



と言われたらしく、わたしはそれを聞いて号泣した。



わかっていたら、辞めさせた。



今、生きているんだったら、辞めさせたよ。



どうすることも出来ないから、泣いた。



そして、夫がその占いの最中に



「子どもたちを頼む。子どもたちを頼む」



と、三回言って消えて行ったらしい。



夫はまだお盆じゃないから帰ってきていないはずで、なぜ夫の声が聞こえたのかは疑問が残るけど、でも、夫らしいなと思った。



その占い師の方のことを聞いてると、あながち当てずっぽうで言っていないことが分かる。



(家族しか知らない子どもの口癖とかをぽろっと言うからびっくり



そういうのも怖くてわたしは占いには行かない。



今、おばから電話がかかってきて、ひとしきり泣いたので心を整えるためにブログを書いています。



夫君、会いたいよ。