去年の今日はまだ夫が生きていた。
一年って本当に早い・・・
2022年5月7日はまだ会話も出来ていたな
ごはんはほとんど食べられなくなったけど
調子が良い時は一緒にプロテインを飲んだ。
今日みたいな雨の日は
前の家に居なくて本当に良かった。
前の家だと
夫の存在が家の至る所にあって
夫がいた時のことを想い出すから。
夫の優しさや
夫の温もりを
いたるところに感じる
雨の日は夫はソファに寝転がって
映画を観てた
その足元で犬が丸まってる
きっとあのソファが家にあれば
夫の存在を感じて
泣きたくなっていたと思う
衝動的に引越しをして
家具も服も何もかも
全部処分して
夫のにおいがするものを
新しい家に持ち込まなかったのは
めそめそすると
弱くなる自分を知っているから
強がっているって思うけど
こうでもしないと
前に進めないから
夫亡き今も
夫のことを祈らない日はない
天国で楽しく過ごしていますように
お兄さんとお母さんと
笑ってたくさん話していますように
こちらのことは1㎜も心配いらないからね
子どもたちには彼氏が出来て
夫くんが大事にしていた以上に
子どもたちを大事にしてくれてる
安心してね
わたしは相変わらず
たくさん、たくさん予定を入れて
忙しくしてる
忙しいから
寂しくはないよ
本当の命日にはちゃんと帰って来てね
帰って来た時は
わたしが怖くない方法で
「ただいま」の合図をしてね