パートナーについて書こうかなと思います。
今日はわたしの部下の送別会でした。
栄転で遠い遠い地に配属されます。
それで、かつて一緒に修羅場をくぐった仲間たちとこじんまりとお祝いの会を開きました。
来てくれたうちの一人が、スーパーゼネコンに勤めているH氏。
修羅場の仕事中、奥様がガンで闘病中だったということを、さっき初めてきいた。
そして、奥様も頑張ったんだけどガンには勝てず亡くなられたとのこと。
今は奥様とお別れして数年が経過・・・
なんと、H氏パートナーが出来たそうです![]()
H氏、最初の1年間は仕事以外、家から出れれなくてほぼ引きこもってたって言ってた。
何もする気にならず、何やっても空しい毎日・・・。
「これじゃダメだ!」
と思って叱咤激励してくれる人(つまり、パートナー)を探すため、婚活を始めたそう。
その時45歳。
昨年ようやくパートナーを見つけて、幸せな毎日を送っているらしい。
でも、二つ乗り越えないといけない課題があって、ひとつはパートナーの実家のお母さまが交際に反対されているとのこと。
もうひとつは、自分のお子さん(息子、高校生)に中々言い出せないこと。
息子さんと二人で暮らしていて、普段はあまり会話も無いんだって。
ココが男子と女子の違いだな。
わたしは夫を亡くし、娘がいる。
娘だからか、毎晩本当によく語ってる。お互い。
そして、娘は割と現実的でわたしに向かって「パートナーを見つけなさい」と再三言ってくる。
H氏は息子さんだから言いにくくて、「『ママはどうすんだよ』って言われる気がして、なかなか言えない」と嘆いていました。
これも男女の違いなのかな・・・
でも、息子さんだってパパには明るいパパで居てもらいたいし、何なら幸せになってもらいたいはず。
(色んな考えがあるから断言はできないけどさ)
それから、お相手のお母さまの反対というのは、「死別でわかれると、亡くなった人を忘れられない。だからあなたはいつも2番で(天国の奥様には勝てない)寂しい想いをする」というのがその理由でした。
「おれ、そんなこと全然ないんだけどな。前の奥さんも大事。今のパートナーも大事。順番は無くて二人とも同じくらい大事なんだけどな」
って言っていました。
この言葉を聞いて、自分だったらどうだろうか・・・と深く掘り下げて考えてみました。
ここからは私見です。
わたしも夫は大好き。大事な存在。今のわたしになるために、彼という存在はとても大きかった。
そしてこれからも夫に対する愛情は変わらない。
でも、もし仮にわたしにパートナーが出来たとしても、多分その想いは変わらない。
だけど、だからといってパートナーに対して愛情が「夫より下、二番目」になるかというと、それは無いな・・・と率直に思います。
だって、やっぱりパートナーは目の前にいる生身の人間だし、物理的に愛情が注げるのはパートナーだから。
心の中で夫と比べることも無いと思います。
夫が初めてのBFで、そのまま結婚したから、わたしの歴史の中には元カレがいないので夫と誰かを比べたことが無いからそう言っているのかもしれません。
今はパートナーがいなくても全然平気♪って思っているけど、子どもたちが巣立っていき、ひとりで暮らして、ひとりでご飯を食べるようになったら、やっぱり寂しくなるかもしれません。
「美味しいね」と言いながらごはん食べたいし
「桜がキレイだね」と話をしたいし
「どこからか沈丁花が香って来るね」って教えてあげたいし
そんな想いがあふれ出た時にはわたしも、子どもたちの意を汲んでパートナーを作ろうかな。
H氏には「子どもさんも理解してくれると思います。引きこもって、無精ひげを生やして髪の毛ぼさぼさなパパより、明るく生き生きしている方が良いと思うから。」ってお伝えしました。
なかなか難しい問題ですが、ひとはやっぱり一人では生きていけないと思うのです。
物理的には一人でも生きていけるけど、精神的な支えと言う意味では一人では生きていけない。
あ、でも大前提として「一人で生きていける、一人時間を楽しめる自立している人が満を持してするのが結婚」と思っていますので、誰かに依存する生き方は否定します。
なんだか、終わりが見えなくなったのでこの辺で無理矢理閉めます。w
ポチっとしてもらえたら嬉しいです。![]()
↓↓↓↓↓
