とある方の講演を聴いていまして

「死生観を掴むと密度が変わる」

というお話でした。

 

 

寿命って

「まぁこれから30年か40年は続くんだろうな」

くらいにしか思っていなかった。

 

 

いや、嘘。

「明日死ぬと思って生きろ」

って言われて来ていたので

そう思って生きて来た・・・つもり。

 

 

でもね、それは本当に

「そうしてきたつ・も・り

でしかなかった。

 

 

明日死んでも後悔しないように

毎日9時10時まで残業して

2時間かけて帰宅して、

死んでも悔いが残らないように

そこからまた仕事してた。

 

 

こんなん嘘や・・・

 

 

仕事ばっかりしてるやん。

 

 

夫氏の余命宣告を受けて

明日死ぬんだったら

「もう職場には行きたくない」

と、はっきり感じた。

 

 

いや、あとね30年、40年、病気もせずに生きられるなら

「いっちょ頑張りますか!」

と思っていたんだけど

明日死ぬ、いや、あと半年後に死ぬかもしれない

と本当に「死」を意識したからこそ

 

 

「職場には行きたくない」

 

 

とハッキリ気付けた。

 

 

わたしってバカだから

自分の本心に蓋をして

仕事してきたんだ。

 

 

夫はわたしに輪をかけて

もっともっと働いていた。

 

 

子どもたち、これでよくグレなかったなあせる

 

 

あと半年後に死ぬかもしれない・・・

そう思ったら

まずは家族で過ごす時間を大事にしたい。

 

 

そして、今やっている仕事はわたしの代わりは

山ほどいるから

わたしにしかできない仕事にフォーカスして

やってみよう。

 

 

夫氏のガン

わたしにもたくさんメッセージを

運んできた。

 

 

今日、夫は初めてポートを使った

抗がん剤治療です。

 

 

フォルフィリノックスの副作用で

口のまわりの筋肉が動かなくなってしまい

喋ることができませんが

きっと明後日には

治ると思う。

 

 

がんばろっかね!