そっぴーの解離性同一性障害、その後1 | ゆききちの代謝異常症姉妹子育てブログ

ゆききちの代謝異常症姉妹子育てブログ

先天性代謝異常の娘を持つ母親の日々の出来事、
子育て一般の思いを綴ります!

上の子のそっぴーが、解離性同一性障害を

正式に診断されて2年弱が過ぎました。


今の主治医に出会って、

積極的な薬物治療によるサポートを

受けつつ、

私とそっぴーとの工夫は日々続いています。


その後、解離はどうなったのかと言うと。


今年に入った頃から、人格の交代が殆ど

起こらなくなり、

いわゆる解離状態ではない時間を

過ごしているようです。


記憶が連続するようになり、

日々のトピックスが他人事のように感じられる

こともなくなったみたいです。


では、そっぴーの中に居た5人の人格達は

どこへ行ってしまったのでしょうか。


そっぴーには日常をメインで担う

3人の人格があり、1人は大学に入った

頃からあまり表に出なくなり、

もう1人はもともと表には出ずに

内側から残りの4人の人格に語りかける

だけの存在でした。

仮にこの5人の人格たちを、

メインのA、B、Cと控えのDと、

もともと内部に居るだけのEとしましょう。


恐らく、誰もいなくなってはいません。

そして、Aである時間がずっと続いている

状態なんだと思います。

時折必要に応じて、Bが助けてくれている

ようですが、その時も、完全にBに

スイッチしている感覚ではなく、

丁度、二人羽織のように、

BがAに力や知恵を貸してくれている

ようです。


これは、解離の治療の場面で、

かつて「統合」と呼ばれていた状態に

極めて近いものだと私達も思うし、

主治医もそう思っているようです。


では、いわゆる「統合」はなせ起こったのか?

「統合」はそっぴーの抱える問題を解決したのか?

この辺りの事について、

次のブログで書いてみたいと思います。


写真は趣味で作ったグリーティングガードの

新作です。販売もしています!