中学校を押し出されるように卒業した。
君の幸せを母はいつだって願ってる。
ひとり親なので
出来るだけ不自由のないように、
不憫に思われないように、
失敗が少ないように、
困らないように…などなど心配し、サポートをしてきたつもり。
けれども、それは失敗するという貴重な経験を奪ってきただけなのかもしれないと反省している。
いつだって君の幸せを願っている。
しかし、母がいくら願っても、君の人生を生きるのは君自身なんだよ。
今日は菩提寺にふたりでお参り。
納骨堂にて一緒に暮らしていた息子の祖父(私の父)に卒業と進学の報告。
綺麗な景色が見たいとおじいちゃんみたいなことを言う息子を山のてっぺんに連れて行く。
山も海沿いも楽しかった!とご満悦ですが、本来の目的はお墓参りです。
君が嬉しいと母も嬉しい。
15の春。
君の幸せをいつも願っている。