2025年11月19日「とある生徒会長と吸血鬼の親友道中。」 | スターダストダイヤ ~雪風のブログ。

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こんにちは!( ^^) _U~~

今日は2025年11月19日です


何度か言ってますが、WJ連載中・アニメも2期決定した

「ウィッチウォッチ」の霧生見晴藤木累の二人の組み合わせが大好きな私

(コンビとしてももちろんだし、BLカップリングとしてもいける。尊い……)

というわけでこの二人の歩んできた道のりを、私が原作を読んだ・アニメで見た範囲で振り返る!

 





原作#70/アニメ#21「秘密の衝動」

累くん初登場、そしてこの二人の絆が誕生した重要な回

「最悪な出会い」を果たしながらも、ミハル君が不良に因縁をつけられたことをきっかけに縮まった二人の距離。

凛々しくて真面目な生徒会長には、「自分でも抑えきれぬ破壊衝動を持ち、周りに危害を加えてしまう」という「意外な一面」があった。

累くんは今までずっと、こうやって己の抱えた衝動に傷ついて悲しんできたんだろうな……

「悪事を働く者だからと発散のはけ口にしていいわけがない 器物破損の件も申し出るつもりだ」のシーンでそれが伝わってくる。

最初はツンツンした態度をとっていた子の「繊細で優しくて弱さが垣間見える1シーン」が好物。

それに対し「触れた人から生気を吸い取ってしまう」という体質ゆえに人と関われず、

その気持ちを誰にも伝えられず寂しい思いをしていたミハル君が

「秘密なんて誰にでもあるでしょ」

と累くんの心の傷にそっと寄り添ってあげるの、すごくグッとくる名シーン。

生まれ持った体質のせいで今まで悩んだり傷ついてきた点は同じだから、彼のことをわかってあげられたんだね。

小柄であざとかわいいショタ吸血鬼と、生真面目で何事もまっすぐに向き合う生徒会長。

性格は違えど体質面で似た者同士の二人。

こうした交流を経て、「体質面でも、性格面でも抜群の相性を誇る最強の親友コンビ」となったミハル君と累くん。

二人とも、「ほかの相手には見せられない素直な表情や面をお互いに対してだったら見せられる」、という点でも良き関係性を築いている気がする。

ラストのシーンで「ボクのおかげで~」「オレのおかげで~」と二人で似たようなことを言い合って幸せそうな二人を見るとホッとする。

そしてそのあとに入る「ミハルに親友ができた」というナレーション(原作だと「ミハルに親友ができました」と言い回しが微妙に異なっている)も嬉しい。

この絆と幸せな時間が永久に続くことを祈り、これからも心の痛みと秘密でつながった美しき絆と友情を紡いでいくであろう二人を温かく見守りたくなる。

 

 

 



原作#74/アニメ#21「ジキルの乙木家訪問」

「秘密の衝動」とはうってかわって、ギャグや笑える要素がほとんどを占めるエピソード。

生真面目な累くんの天然かわいいボケが炸裂。

翌檜高校生徒会メンバーを乙木家のみんなと勘違いしてついていってしまったり、

なぜかハンドベル演奏を一緒にする羽目になっても文句ひとつ言わず(というか途中まで疑ってすらいない)従ったり……

初登場の時の凛々しいながらもつんと澄ました態度はどこへ行った!?となること間違いなし。

いつもきりっとした累くんが人外生物のこととなると熱くなったり、ピュアな表情を見せるのが愛くるしくてしかたない。

最終的には誤解は解け、自分がついていったのは翌檜高校で生徒会長を務める清宮天流の誕生日祝いサプライズパーティーだった…と知ることに。

それでも生徒会メンバーから熱い支持を集め、慕われる清宮会長のすごさを同じ生徒会長を務める者として目の当たりにし

「せっかく練習したんだ やらせてもらいますよハンドベル」と両手にハンドベルを握りしめ決意を固めるシーンは

どんなときでも何事に対しても真面目に熱心に打ち込む累くんの一生懸命さが出ていてこの回で一番好き。

アニメだとハンドベル演奏をミハル君も一緒に付き合ってくれてるシーンが追加されてる。良アニオリ。

ミハル君が累くんの方を見ながら演奏してるのが余計に「良き…」となる。

そしてようやく乙木家を訪問できたけど、生徒会メンバーがあまりに濃厚すぎるメンツばかりだったために

本物の乙木家のみんなが地味に見えてしまい、みんなから総ツッコミを受けるという終わり方。

律義者だけど、正直で素直で何事に対してもまっすぐ情熱を注ぎ、人のために誠意を尽くす累くんの可愛さと魅力が存分に見えた回だった。

余談だけど彼がお土産に買ったという「目玉のおやじ饅頭」、気になって調べてみたけど現在は終売してるらしい。残念…

 

 

 



原作#92「Lock'n Rose」

こちらもギャグエピソード。

吸血鬼一族に伝わるバラ「トワイライト」をミハル君が改良したいといったことをきっかけに騒動が巻き起こる。

トワイライトが暴走し、蔓が次々と乙木家の面々に巻き付いていくさまが見ていて面白い。

そしてトワイライトの魔の手(?)は乙木家をたまたま訪ねた累くんにも

どうも「トワイライト」は今作での吸血鬼同様、エネルギーが強めの人を好む傾向があるらしい。

ラストのコマでは累くんとミハル君の片腕をトワイライトの蔓ががっちりとらえた状態に。

「いつまでだ!」と顔を赤くして(重要)ミハル君に問う累くんが可愛い……推しの照れ顔は健康に良い。

今回の騒動の張本人であるミハル君、この状態がまんざらでもなさそうなのがまたかわいい。

しかもそんな二人の様子を、背景に描かれたモブの女子生徒たちが顔を赤らめながら見ている。篠原先生……?

 

 



最後に。

これ以降も、二人の仲睦まじさや関係性を語るエピソードは続いていく。

穏やかじゃない出会いから始まったものの、ひとつの事件をきっかけに相手を深く理解していき

自分の「マイナスでしかない」と忌々しく感じていた体質によって大切な友を助け、お互いに支えあっていく。


そんな二人の関係性と日々が愛おしい。今一番大好きな二人。

アニメも2期が決定したので、原作だけではなくアニメでもこの二人が温かく優しい絆を楽しみに見届けていきたい!