兄貴が健気すぎて | スターダストダイヤ ~雪風のブログ。

スターダストダイヤ ~雪風のブログ。

雪風が新しく始めたブログ。色々記録していきたいと思っています。

シンカリオン・59話「繋げ!!シンカリオンと鍋の力」が大好きで、何度も見てしまう。

おいしそうなお鍋タカトラ君の語る「夢」の本質、出水指令長の食レポ

セイリュウの「家族」への愛情……

等魅力的なポイントは沢山ある。


だけど個人的に一番ぐっとくるのは、リュウジ君の心境


イザこと八代所長超進化研究所の所長

リュウジ君のお父様の関係者でもある

そして、彼が命を落とした事故にも関わっていた。


そんな相手と、戦わなきゃいけない。

相手側から、交渉での解決を拒絶されたのだから。


そんな重たい事情を抱え、リュウジ君も辛い立場にある。

それでも彼の口から出たのは…


「俺たちの親父の死は8年前、過去に起きた不運な事故だったと考えるしかない」

 

 

「速杉指導長と出水指令長が向き合わなきゃいけないのは、過去が生んだ現在だ。

 その重さは、俺たちの比じゃないだろう」



今回の一件で苦しみを抱えるみんなを気遣う言葉

自分たちのことを後回しにして……


強く動揺していても自分よりもみんなを気遣うリュウジ君

自分たちの痛みよりもみんなの痛みを優先する姿に胸が締め付けられる…


だが後に彼が語った本心は


「正直に言うと、冷静でいようとすることで必死だったんだ。

 親父の死に関係ある人物と相対したとき、冷静でいられる自信がなくてな…」



苦しそうに本音を打ち明けるリュウジ君。

胸が痛んだ。

この子は中学2年生(この時点で)にして、

沢山の重たいものを背負って生きている。


「みんなを守ろう、大切な人を傷つけたくない」

自分の事を後回しにしたのも、「兄・先輩」という立場と彼自身の優しさからだと思う。

大切な人を守ろうとするために自分を犠牲にしてしまう彼

そんなところが尊いけど……

見てて悲しくなるのもまた事実。

無理はしないで欲しいしあまり抱え込まないで欲しいって思いもある。

だけどもみんなを思いやりすぎる彼の健気さもまた尊くて好きで仕方ない

それでもあまり辛い表情を見てるとこっちまで辛くなっちゃうよ

という葛藤もあって


みんなを守るため、大切な人を傷つけないために自分の思いを抑えて

動揺してるのにその気持ちにふたをしちゃって

冷静でいられないのに冷静でいようとして

見てる側としては胸が苦しくなる



大切な人のため、

自分と同じように「心の開き方がへたなやつ」を導きたいという夢のため

健気に頑張る彼を応援したい
です