だいぶ前のこと。
某少女漫画誌に載ってた漫画の1シーン…と言うか、セリフが忘れられない。
タイトルなどはあえて書きません(;´Д`)
内容は
中学入学を間近に控えた少女とイケメン家庭教師、そしてヒロインの幼なじみのツンデレ少年との関係性を描いたもの。
最後の方のシーンで、ヒロインと幼なじみが共に学校に通っているところでそのセリフが出てきました。
彼女と幼なじみは、通っている学校自体は違うようだが通学路が途中まで同じなので一緒に通っている様子。
ヒロインはわざわざ一緒に通学してくれる幼なじみに対し「優しいね」と言います。
すると彼は照れて
「俺は優しくなんかねえよ
だから…
俺の『優しい気持ち』分けてやれる人は限られてるんだからな!」
とヒロインに言うのでした。
当時小学生だった自分はこのセリフの意味がわからず、
「俺の『優しい気持ち』分けてやれる人は限られてる…ってことは限られた人間にしか優しくしないって事!?
何こいつ酷い」
とこのセリフと幼なじみ君に怒ってました。
でも…大人になるとちょっとはわかってきた、というか…
相手に優しくするって難しい。
自分に余裕がなくて相手に優しく出来なかったり、
相手が嫌でこんな奴に優しくしたくない!とか思っちゃったり。
だから全ての人に優しくできるとは限らないんだよね…(´・ω・`)
でも「俺の『優しい気持ち』分けてやれる人は限られてるんだからな!」
という言い回しについては未だによくわからず……
そんな格好つけたような言い回しで言わなくてもいいだろ、とツッコみたくなる思いは今でもある。