鳩山邦夫元総務相が兄を口撃「アメーバのような人」「兄は在日米軍撤収論者」(朝鮮日報)
http://www.chosunonline.com/news/20091121000022
記事入力 : 2009/11/21 10:38:06

鳩山由紀夫首相(62)の弟・鳩山邦夫元総務相(61)=自民党=が、兄に向けて次々と「言葉の弾丸」を放っている。兄を非常に嫌っているのではないかと思えるほどだ。
 鳩山元総務相は、当選11回を誇る重量級の衆院議員。日本のメディアが報じたところによると、鳩山元総務相は19日に自民党内で行われた派閥の会合で、「兄は在日米軍撤収論者」と語ったという。鳩山元総務相は「(1998年の民主党創党時)兄は、米軍が日本に常時駐留する必要は基本的にない、という認識を持っていた。これは、民主党内閣のナンバー2である菅直人副総理兼国家戦略担当大臣も同じ」と語った。さらに、「(在沖米海兵隊の飛行場である)普天間基地を早く国外に移転させればいい。できなければ、兄の考えがこれまでとは変わったということ」と述べた。

 また、鳩山元総務相は今月8日、日本経済新聞のインタビューに対し、「兄は、良く言えば柔軟で、悪く言えば権力維持のためアメーバのように変身する人間」と語った。「アメーバのような人物」という表現は、日本で極めて好ましくないニュアンスを持っている。

 鳩山元総務相が兄に向けこうした批判を行うのは、まずは野党・自民党所属の議員として、鳩山首相が率いる与党・民主党を批判するという意味がある。しかし、兄に対する悪感情が表に出ている側面もある、と日本のメディアは報じている。ある政治家は、「二人はしばらく会っていないという話もある」と語った。

 鳩山首相と鳩山元総務相は、1993年に政治改革を唱え共に自民党を離脱、98年には菅直人氏らと共に民主党を創立した。しかし鳩山元総務相は、政治路線をめぐる対立のため民主党を離党し、自民党に復帰。それ以降、兄弟は正反対の道を歩んできた。邦夫氏は、麻生太郎内閣で総務大臣などを務め、麻生首相の片腕といわれたが、政権末期に麻生首相に反旗を翻し、大臣を解任された。

東京=辛貞録(シン・ジョンロク)特派員

引用元:朝鮮日報
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 鳩山首相は、米軍撤収論者ですか。アメーバみたいに頭の中何考えているかよく判らなかったけど、これで頭の中は昔の社会党と一緒というのがよく判りました。日米首脳会談では、普天間基地移設問題でオバマ大統領とかなりはげしいやり取りがあったようです。こうなってしまったのは、普天間基地移設見直しを沖縄で演説してしまっって引っ込みがつかなかったからなんて言っている評論家もいますが、根本から米軍撤退論者なんですね。

 鳩山首相は、普天間基地移設問題の決断を名護市長選が終わってからなんて言っているそうですが、とんでもない話です。強大な共産独裁国家が隣にいるのに米軍を撤収させようなんて、総理大臣として無責任な考え方です。現在の中国軍は本州を制圧出来る揚陸戦闘部隊を保有しています。米軍を撤収させる前に、自衛隊を単独でも防衛出来るようにするべきでしょう。防衛予算を大幅に増強しないといけないけど、むしろ大幅に引き下げそうな雰囲気です。将来、鳩山政権が転換点になって、中国の軍事的支配が現実のものになるのではないでしょうか?