10日目。


やはり朝食がとても美味しい。ホテルの名物っぽいアップルパイを食べる余力を残すのを忘れたのだけ後悔。



朝早めにホテルを出て、40分くらい歩いてアムステルダム国立美術館へ。



充実した美術館だった。レンブラント、フェルメール、ゴッホ。レンブラントの『夜警』ってあんなに大きいんだと驚いた。個人的には宗教画が好きなので沢山観られて満足。単純に好きだなぁと思う絵も沢山あって、その前でずっと立ち止まったり、椅子に座ってぼーっと眺めたり、行きたい部屋に全然辿り着けなかったり。4時間くらい夢中でまわった。



その後。あまりに足が疲れたのでトラムでホテルに帰り、セーブと宿屋でのHP回復。そして教えていただき、トラムがチケットを買わずともクレカのタップで乗れることを学習。やってみたら簡単だし便利。わたし少しずつ学習している。はず。アムステルダムは交通機関が機能的で凄い。



夕方から、大学の演劇部の素敵な仕事をされている先輩が教えてくれた即興劇を観るため、トラムを乗り継ぎするというハードなミッションをこなしました。先輩の知り合いが出演されているとのことで楽しみ。



と、ここまでは良かったのだが、トラム乗り継ぎのあとは『徒歩20分』とGoogleマップさんが教えてくれてたのに、言う通りに歩いていくと突如として目の前に大きな…湾。道が無い。地図をよく見ると…なんか、線が水上を渡ってる!


で、近くを見まわすと、フェリー来てる!え、フェリーだなんてひとことも言ってなかったじゃん!と動揺しつつも人と自転車たちとおそるおそる乗り込み、5分くらいフェリー。




渡ってる、渡ってるよ。徒歩の概念よ。



ちゃんと着くよな…と不安になったけれど無事対岸へ。お金は要らずそのまま降りられた。運河の多いアムステルダムはこのような交通機関も充実しているのだな。また、この街は自転車に優しい。


そこから5分歩いて、いい感じのコンテナのある場所に。着いた劇場に何やらナビロフト感を覚えてとても気分が上がった。ここをオランダのナビロフトと呼ばせて貰う。





『Bloodline』というタイトルのUnscripted Theatre で、わたしに内容分かるかな、大丈夫かな…と思ったんですが、とても面白かった。



白ワイン飲みながら。




みなさん上手くてつい笑ってしまう。馬が可哀想な話になってました。


帰りは、もはやフェリーだと分かっているので船の先頭に。風を感じながらの乗船。フェリーから見た『Botel』というボートのホテルがかっこよかった。夜景も見られたのでよし。今日は『夜警』も見られた。とか、くだらないこと考えながら風を感じていたわたし。



帰りのトラムは行きとは違う線になったのだが、なんとかかんとか乗れた。


教訓。Googleマップさんは、ちゃんと見る。