50歳になりました
1月26日。本日50歳になったので、もっと自由になれる気がする。今年からは、自由のなかで生きたい。生きたいだと弱いので「生きる」と言い切ってみる。言い切ることで言霊の力が強くなる。かも。そして100歳まで生きる予定のわたしからすると、まだまだ半分だ。なにより自分の中身はおそろしいほどに変わっていない。ところで、毎年かならず自分になにかをあげている。今回なにをあげようか迷っている。これまでのはバッグや香水、キーケース、時計など、しかもちょっといいものをあげていた。50のわたしに一体なにをあげたらいいのだろう。ここ数日、仕事の合間、ふとなにをあげるか考えては決められずに今日を迎えた。やはり香水が財布だろうか。財布はいま使っているものがまだまだ現役なので香水なのかもしれないが、次の旅までの積み立てをするというのもいいなと思い始めてきた。だって旅は、できるときにするものだから、できるときにする。50歳って、もっと『オトナらしい』ひとたちだと思っていたし、しっかりしたひとたちだと思っていた。もちろんそういうひとも沢山いるだろう。でもわたしは昔と変わらずしっかりしていない。すぐ物を失くすし、忘れるし、すぐなにかにぶつかるし、なにもないところで転ぶし、頭ん中はつねにとっ散らかり気味。仕事の現場にいると。10代、20代、30代のみなさんのほうがちゃんとしていると思うことばかり。こんなわたしだから、いままで生きてこられたのは、周りのみんなのおかげであり、なにより親のおかげだ。わたしにはこどもはいないが、世のこどもよりしっかりしていないわたしは、芝居でかかわってきた多くのこどもたちに凄く助けられている。ありがとう。劇団員にもいつも助けられているし、大事な友人にも、これまでの大事なひとにも。ありがとう。こんなわたしでも好きでいてくれるひとがいる、応援してくれるひとがいる。笑い合ってくれるひと、泣いてくれるひと、苦しんでくれるひと、これからに期待してくれるひとがいる。まだまだこれから。まだまだ伸び代のあるやつだと感じている。これからの人生がたのしみでもある。手に入れた知識や経験、つながり、自分の色たちを活用することも少し知っているし、これから手に入れられる新たなそれらがあると知っている。健康でさえいられれば、ここからが始まりだとも言える。50からをどう思うかは人それぞれだろう。おまけの人生と言う方もいるし、終わりまであと少し思う方もいる。わたしは、実はいまからがいちばん楽しみだ。40代も楽しみだった。でもいまからはさらに。30代や40代で、もう終わったと思うひとがいるのは知っている。でもここに少なくとも、いまからが一番楽しみなひとがいるということは、ほんの少しでいいから認識しておいてほしい。今日よ、ありがとう。わたしおめでとう。こちら昨日いただいた素敵なプレゼント。感謝。