喜劇な日々 -2ページ目
  • 05Mar
    • 雑記のようなもの(出発編1)

      3月1日。出発の日。何故か前日から続く、どしゃぶりの雨。飛行機はセントレアから朝の早い時間に出るため、空港までタクシーで行くことにした。するとタクシーで向かっていると、雨がやんでいき、月すら見え始めた。祝福してくれるかのような展開。だが心は大嵐だった。第一に、飛行機が不安。そんなに長いこと乗るのに耐えられるのか?第二に、入国審査が不安。怪しいところが無くても、挙動不審になってしまうのではないか?第三に、ひったくりに遭わないか不安。母親に死ぬほど脅されたため、マジびびっていた。セントレアに着いたのは朝の5時過ぎ。飛行機は7時45分だったが早いに越したことはない。そう思い、窓口に行ったら…開いてない。あまりに早すぎたようだ。とりあえず、空港のベンチで座って待つことにした。そこで母の言葉を思い出した。「荷物は横に置かない。体の前に置きなさい」母の言葉がリフレインする。40過ぎてなにを言っとるんだこいつ、と、どうか思わないで頂きたい。わたしは昔から元来そそっかしい。いや「そそっかしい」とかいうお茶目っぽい言葉のレベルを超えている。笑えないレベルのやつだ。インスタント味噌汁の外側の袋をお椀に入れ、中の粉をゴミ袋に捨ててしまう人間だ。スマホを冷蔵庫に入れてしまう人間だ。歯磨き粉の隣にあった洗顔フォームを歯ブラシにつけてしまう人間だ。稽古場でCDデッキの再生を押すつもりが隣のストーブのスイッチを押してしまう人間だ。自分を信じちゃいけない。わたしは荷物のすべてを体の前に置いた。そうして待っている間、頭の中で呪文のように繰り返した。「セントレアから羽田まで行って…羽田からヒースロー空港…怪しいものは持っていない…チケット控えは持っている…パスポートも持っている…大丈夫、なにもおかしいことはない…なにも…なにも…」そう唱えているうちに、窓口の開く時間が近づいてきた。

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  • 04Mar
    • 雑記のようなもの(前置き)

      はっきり言う。わたしは日本から出たことが一度もない。海外旅行すらしたことがない。親は中国に行ったりハワイに行ったりしていて、結構旅行している。でもわたしは、日本から出たことが一度もない。ずっと行きたいとは思っていたのだ。でもなんだかタイミングを逃していた。おかしいな。中学の時はヨーロッパの地図を見ながら、「ウィーンでウィンナーコーヒー飲んで、フランクフルトでフランクフルト食べて」と脳内旅行してたのに。高校卒業の時、「鹿目さんは大人になったらニューヨークでバリバリ働いてそう」と担任の先生に言われたのに。まったくそんなことなく下呂温泉で「しらさぎの里」食べてました。そんなわたしがとうとう海外に行くことになった。それは何故か。文化庁・新進芸術家海外研修(短期)というものに採択されたからだ。…驚いた。ダメもとで送ったら採択された。実は、もともとは一年の研修に行きたいと思っていた。それで先輩の劇作家や、研修経験のある方に相談していた。けれどなかなかその時間が取れなかったので、短期に応募しようと決めた。とにかく行って勉強したい、という気持ちが強かった。行くことになった場所はイギリス・ロンドンそう、演劇の本場。ロンドン。霧の街、ロンドン。シェイクスピアさんの街、ロンドン。アガサ・クリスティさんの街、ロンドン。コナン・ドイルさんの街、ロンドン。小さい頃からの憧れの場所。それがロンドン。そもそも中学生の頃は、通訳か翻訳家を目指していたのだ。マイケル・J・フォックスの通訳をやると決めていたのだ。演劇部に入ってしまった時から道が大きくそれた。おまけに大学は国文だ。卒論は芥川龍之介だ。英語のEの字もない。で、決まってからというもの、あれこれ準備した。仕事の合間に英語も習った。ところで今回掲げている研修計画がある。それは英訳した自分の戯曲を、それをロンドンの俳優さんにリーディングして貰うというもの。とにかくこれを実現するべく奔走するんだと心に決めていた。だがその前にひとつ不安があった。…ちゃんと着けるんだろうか。飛行機には何度か乗ったことはある。でもそれは国内でだ。国を越えていくなんて…信じられない。繰り返し言うが、わたしは日本を出たことが一度もないのだ。12時間30分も飛行機に乗り続けられるのか?人間という生き物は、そんなことに耐えられるようなつくりになっているのか?まあ、かっこつけてもしょうがないので正直に言う。怖い。さて、そんなわたしのロンドン記をここに書いていく。わたしの備忘録と言っても過言ではない。細かく書くと、たいへんな分量になりそうなので。まあまあ、ざっくりと。

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  • 01Jan
    • 新年のごあいさつのような、抱負のような

      あけましておめでとうございます。ずいぶんと更新を怠っていましたが、もう少し頻度を上げるのが目標です…あ。Twitterはまあまあ書いています。昨年も走り続けた1年でした。なにをやったのか振り返ってみても、遠い昔に感じるくらいなんか色々やっていたみたいです。今年も1月から走ることは決まっていますが、できることなら昨年よりもじっくり、やりたいことをやりたいペースでやろう、そう思っています。とはいえ、ここから色々とありまして…1月13日(土)朗読劇『藪の中・蜘蛛の糸』(構成・演出)17日(水)珠玉の短編シリーズ『下校の時間』(演出)20日(土)愛知県立芸術大学・自由研究ゼミ発表(演出)2月11日(日)とよた演劇アカデミー修了公演『10回唱えた、その後は』(監修)23日(金)~劇団あおきりみかん新作ツアー『秘密公表機関』(作・演出)23日(金)~『おそ松さん on STAGE~SIX MEN'S SHOW TIME 2~』(脚本)3月は、文化庁新進芸術家海外研修に通りまして、演出の勉強をしに1ヶ月ロンドンに行ってきます。しょっぱなから短距離走みたいなスタートダッシュですが、これからの長距離を見据えて、自分なりにじっくりのんびり、景色を楽しみながら走りたいと思います。今年もよろしくお願いします。写真は大晦日、故郷の会津定番の食事。

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  • 25Sep
    • 【情報解禁】舞台「おそ松さん」脚本担当します

      舞台「おそ松さん」のホンを、今回も書くことになりました。「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN'S SHOW TIME 2~」です。来年2月に大阪、東京で上演します。どうぞお楽しみに。 おそ松さん on STAGE~SIX MEN'S SHOW TIME 2~ © 赤塚不二夫/「おそ松さん」on STAGE 製作委員会 2017 ■日程 大阪:2 月23日(金)~2月26日(月) 全6回公演 東京: 3月1日(木)~3月11日(日) 全 14回公演 ※ 公演回数・日時は変更の可能性があります ■劇場 大阪:梅田芸術劇場 メインホール 東京: TOKYO DOME CITY HALL ■出演者 【 おそ松】高崎翔太 【カラ松】柏木佑介 【チョロ松】植田圭輔 【一松】北村諒 【 十四松】小澤廉 【トド松】赤澤遼太郎 【おそ松 /F6】井澤勇貴 【カラ松/F6】和田雅成 【チョロ松/F6】小野健斗 【一松 /F6】安里勇哉 【十四松/F6】和合真一 【トド松/F6】中山優貴 他 ※出演者は変更になる可能性がございます。 ■原作 赤塚不二夫 「おそ松くん」 ■演出 小野真一 ■脚本 伊勢直弘 、鹿目由紀、小峯裕之 ■音楽 橋本由香利他https://twitter.com/comic_natalie/status/912104502756388865

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  • 24Sep
    • 気軽にやろう

      ブログの更新をすぐに怠る鹿目です。TwitterとFacebookは結構やってるのに。というわけで、ブログは、楽な気持ちでやります。がっつり書こうとすると続かないもんだ。ただでさえ、いつもホン書くのに追われているのに。お知らせが日々、ほんとに色々あります。よければTwitterを見てみてください。こちらでは、もっとラフなことを、書いてみようかと。そのほうが続くはずだ。そうだそうだ。

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  • 27Jul
    • 今週のいろいろ

      週明け、なごや万華鏡落語で上演する「あさきゆめみし」と演落語「寿限無」の顔合わせがありました。顔合わせ、というか、本稽古始まる前のお試しというか。ボイメンの勇翔くんとはなんと今年で三度目。新たな勇翔くんを発掘するのが楽しみです。昨年の二人芝居「あさきゆめみし」とは違う全くの新作の三人芝居をつくります。初めてご一緒する同じくボイメンの平松賢人くん、研究生の北川せつらくんもなにかをやってくれそうな感じ。一人で「寿限無」をやる研究生の中原聡太くんもかなりのチャレンジだと思いますが、楽しみです。今週はあおきりみかん「つぐない」東京公演に向けての稽古もあり、来週、東京に行くまでにどれだけ深めることが出来るかを模索しています。さて今日は「劇王ⅩⅠ~アジア大会~」の記者会見がありました。佃典彦元支部長と、長久手市文化の家の偉い人(笑)籾山さんと、刈馬カオスくんと一緒に出席してきました。9月15日から17日、シンガポール、香港、韓国からの素敵な刺客、各地の劇王優勝者が、平塚直隆第9代劇王に挑みます。わたしは今回、全力で裏方やります。ケータリングに命をかけます(笑)それから今週末には個人的な『挑戦』が始まりそう。勉強したいと前から思ってはいたので、楽しみです。

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  • 22Jul
    • なごや万華鏡落語、詳細

      10月の『なごや万華鏡落語』。詳細がアップされました。東海テレビさんのHPで観られます。演劇と落語と談義のイベントです。作、演出する『あさきゆめみし』の三人のビジュアルが載っています。『あさきゆめみし』の情報は以下です。なごや万華鏡落語日程:2017年 10月7日(土) 会場:名古屋能楽堂 昼の回 12時 / 夜の回 18時 【演劇】 新作「あさきゆめみし」(作・演出 鹿目由紀)出演:BOYS AND MEN  平松賢人 勇翔         BOYS AND MEN 研究生 北川せつら騙すのか、騙されるのか。嘘から出た誠と、誠から出た嘘狭間に咲く人の世の、浅き夢の行く果ては…※演劇は昼の回と夜の回で物語のラストが変わります。さらなる詳細はこちらです。https://t.co/xRuVGm0aX2 https://t.co/8CIQLrnW44

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  • 07Jul
    • 【情報解禁】なごや万華鏡落語・あさきゆめみし

      すっかりこちらに書くのをご無沙汰してました。ただいま劇団あおきりみかん新作「つぐない」名古屋公演の真っ最中です。おかげさまで13日(木)以外はすべて満席になりました。さて、別のおしらせです。情報解禁したので、おしらせします。今年も、昨年好評だった【なごや万華鏡落語】の開催が決定しました。わたしは、BOYS AND MENの平松賢人さん、勇翔さん、研究生の北川せつらさんとともに、新作の三人芝居をつくります。また、BOYS AND MEN 研究生の中原聡太さんと演落語「寿限無」をつくります。以下、情報です。【なごや万華鏡落語】 今年も開催が決定致しました!!幽玄な能舞台で、万華鏡的に広がる落語の世界! ご期待下さいませ。日程:2017年10月7日(土)名古屋能楽堂<万華鏡落語>昼の回 12時 / 夜の回 18時観て(演劇)×聞いて(落語)×語る(談義) 新感覚 落語体験!★演劇新作「あさきゆめみし」(作・演出 鹿目由紀)BOYS AND MEN平松賢人 勇翔BOYS AND MEN 研究生 北川せつら※演劇は昼の回と夜の回で物語のラストが変わります。★落語昼の回 柳家緑君夜の回 瀧川鯉斗 ★談義名古屋おもてなし武将隊 前田慶次★万華鏡寄席15時●三味線津軽三味線☆三絃士 馬場淳史●演落語「寿限無」(脚色・演出 鹿目由紀)BOYS AND MEN 研究生 中原聡太●落語柳家緑君・瀧川鯉斗★アフタートーク落語所作体験柳家緑君 瀧川鯉斗BOYS AND MEN 研究生 中原聡太 北川せつら名古屋おもてなし武将隊 前田慶次※写真撮影時間 有販売について等の詳細は、間もなく発表!!

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  • 23Apr
    • はじまり週間

      今週。これぞ4月という感じの、はじまり週間でした。はじまるってのはエネルギーを要します。5月にバテないようにしよう。みなさんもお気をつけて。月曜日。大阪。あおきりみかん伊丹アイホール公演の記者会見が無事に終わる。緊張した…。夜は劇作家協会東海支部の支部会。9月の劇王アジア大会のことを話す。そのあと、平塚さんの岸田最終候補を祝う会と中内さんのポエトリーチャンピオンからのパリ行きを祝う会と新しいひとを歓迎する会。大阪では道に迷わず行けたのに、祝う会のための買い出しのため集合するスーパーを間違えた。なのにスマホの充電が切れた。人生はプラスマイナスで出来ている。火曜日。で、とうとう学校がはじまった。水曜日。『迷宮小学生』学校巡回前稽古がはじまった。豊田市の財団のお二人と今年度の打ち合わせ。木曜日。とにかくホンを書き進め(ようとしてい)る。ところがなんだか体の調子が悪くて困った。4月は危険だ。金曜日。『迷宮小学生』の稽古が進んだ(気がする)。土曜日。午前から昼。劇作家協会のリーディング部の会議のため東京、高円寺へ。終わったあと名古屋に帰ろうとしたら、優しい中津留さんが声をかけてくださり、せっかく来たのだから爪痕を、と、みなさんとランチへ…。感謝です。美味しかった。東京に転居した劇作家協会東海支部の舟橋委員長に会い、ほっとする。オープンテラスでのランチだったのだが、わたしが東京から去った途端、雨が降ったとのこと。やはり心配したとおりだった。ちなみに名古屋は晴れていた。夕方に帰り、夜は別の打ち合わせ。面白くなりそう。日曜日。午前から昼。総合劇集団俳優館さんの夏のファミリーミュージカル『夏の夜の夢』の出演者オーディション。わたしは上演台本を担当します。沢山の方にご応募いただいた模様。『はだしのゲン』に続き、演出のほりみかさんとご一緒するの楽しみです。台湾ラーメンはやっぱり美味いっす。これはレゴラッピング(?)の列車。

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  • 17Apr
    • 今日は大阪へ

      昨日は、今年から昭和文化小劇場で始まる子どもミュージカル劇団のオーディションでした。わたしは作、演出を担当します。沢山ご応募をいただいて、いろんな面白いこどもに出会いました。才能にあふれてますな。今日は、朝から大阪へ。劇団の伊丹アイホール公演の記者会見のために向かっています。一昨日、一昨々日は、もごもごと自分の整理をしておりまして。自分の中身の整理です。簡単に流れていかないように見直す時間が必要だと改めて思うわけで。こちらは昨日のお昼にいただいたお弁当。カツ、久々に食べた。

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  • 05Apr
    • 年度始めらしく

      というわけで、なにかが終わったので。新年度らしくなにかが始まります。構成台本を担当した「シリーズ恋文vol.8」のチラシと完成台本が届きました。5月27日(土)、28日(日)に可児市文化創造センターで上演します。平田満さんと竹下景子さんの朗読公演です。構成しながら、誰かが誰かに『手紙を書く』というチカラに、改めて感心しました。

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    • 年度末らしく

      3月末日、約10年にわたり、あちこちの小学校で上演してきた演劇人冒険舎『ねがいごとパズル』のラストステージが終わりました。これで本当の本当に最後で、ずっと頑張ってくれたセットや小道具ともお別れです。登場人物のひとりであるヘビさん(写真のやつ)が大好きでした。吉田泰子さんが初演で演じていたヘビさんです。ユージさんが素敵に演じてくださいました。見習い仙人の仙田さん役のまやちゃん。最後のステージ、入山くん演じるユウスケくんが変化していくさまがきちんと伝わってきて、別の感慨もまざり、心に染みました。みなさん、本当におつかれさまでした。そして同じく3月末、あおきりみかん『ルート67』5都市ツアーも、仙台で無事に終わりました。関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。走り抜けました。スタッフのみなさん、客演の劇団んいいの3人、劇団のみんなに感謝です。4月に入ってからは、とにかく膨大な後片付けに追われておりました。年度末らしい年度末で、なにかが終わりました。ということは、なにかが始まるのでしょう。

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  • 23Mar
    • ツアーと、ファイナル公演と、ラジオのお知らせ

      ブログ、また色々やっていてご無沙汰でした。ただいまあおきりみかん「ルート67」、五都市ツアーの終盤戦です。で、今週はなんだか色々と盛りだくさんです。まず。25日(土)に、あおきりみかんの豊田公演があります。【豊田公演】劇団あおきりみかん『ルート67』豊田市民文化会館小ホール2017年3/25(土)13:00松野 BST17:00ギャバ ATBST…バックステージツアーあり(要申込)AT…アフタートークありチケット予約豊田市民文化会館0565-33-7111★豊田公演のご予約が劇団でも受付出来ることになりました★090-8075-0683(劇団電話)ticket@aokirimikan.com(メール)名前(フルネーム)、公演日時、券種、枚数、電話番号をお知らせください。こちら、豊田市民文化会館内のレストランで五平餅を味わっている松井くんです。五平餅はでかくてボリュームたっぷりでした。松井くんは、こどものように貪り食っていました。みなさんもぜひ!つぎに。24日(金)から、なごや子どものための巡回劇場「ねがいごとパズル」作/演出・鹿目由紀これがファイナル公演です。24日(木)熱田文化小劇場25日(金)中村文化小劇場30日(木)南文化小劇場31日(金)中川文化小劇場各劇場共に10:30~と14:00~です。そして。26日(日)脚本を担当した特番を放送します。東海ラジオ3月26日(日)17-18時特番「四日市 天までとどけ あすなろう」 四日市あすなろう鉄道の魅力をつたえるちょこっとラジオドラマ仕立ての、特番です。電車は、可愛い【なろうグリーン】です。ただいま、わたしのスマホの壁紙です。

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  • 15Feb
    • 終わりと始まり

      先週、無事にとよた演劇アカデミー9期生修了公演「27.6歳の憂鬱」が終わりました。昨日はその反省会と打ち上げもあり、きちんと【終わる】ことが出来て良かったなぁと思います。【終わり】と【始まり】を何度も経験していると、終わりも始まりもさして特別なことではないような感覚に陥ったりするのですが、やはり終わりは終わりであり、始まりは始まりであり、誰かにとっては、それは大事な終わりであったり、大事な始まりであったりするのだろうなぁと、今回はなんだかそんなことをしみじみと考えました…。で、今週はひたすらホン書きとか打ち合わせとか。いつものことに加え、来週の準備であるとか、書きかけのホンを進めたりとか、来年度の仕事の打ち合わせとか、ホンの取材でロケに同行したりとか。知らない場所で、自分のまったく知らない楽しみかたをしている方々に出会うのは、羨ましさや尊さ、温かさ、色んなものにぐるぐると巻き込まれるようで、とても面白いです。写真はアカデミー反省会のとき、受講生のひとりがくれた惑星みたいなチョコとか、そのほかいろいろ。

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  • 09Feb
    • シリーズ恋文

      【お知らせ】可児市文化創造センターのリーディング公演『シリーズ恋文vol.8』の構成台本を担当することになりました。誰かが誰かにあてて書いた『恋文』をピアノの調べとともに、俳優が朗読する企画です。昨年は私も観客として拝見しました。本番は5月27日(土)・28日(日)。出演は、平田満さんと竹下景子さん、演出は、文学座の西川信廣さんです。実は以前、平田さん主演のドラマ脚本を担当したことがあり、再びご一緒できるのが、とても嬉しいです。可児市文化創造センター(アーラ)は、つくるひとにとっても観るひとにとっても素敵な空間です。ぜひいらしてください。

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  • 04Jan
    • ふと、月を見かけると、びっくりする。こちらが無防備なところにいきなり現れるからだ。太陽のようにまばゆいわけではないので、いきなり、そっと、空にある。ふと、顔をあげてみると、思いもよらない大きさだったりする。月に覗かれていたような気分になる。月に見透かされている気がする。人には言えないような、どす黒い気分の時などは、やましい気持ちにすら、なる。月、侮りがたし。

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  • 03Jan
    • ニシキオリさんのこと

      ニシキオリさんというのは、2007年から私が飼っているカメだ。ニシキマゲクビガメという種類なので、ニシキオリさんと名付けた。性別はメス。だから、さん付けだ。飼い始めた時は、手のひらにおさまる小ささだった。小さすぎて今にも死にそうで、仕事で家を離れる時は寒さで死ぬのではと、心配でたまらなかった。今はわたしの手よりずっと大きい。そして頑丈そうだ。そして美人だ(と思っている)。飼い始めた時、1歳半だったので、もう10歳にはなっているはずだ。ニシキマゲクビガメの平均寿命は、45年だというので、順調に進めばあと35年は生きる。わたしはその頃、75歳。ニシキオリさんより先に死ぬ可能性すらある。そうならないことを祈る。ところでカメは鳴いたりはしない。「亀鳴く」という季語はあるが。ただエサが欲しいときに踊るようにバタバタするだけだ。あと、特徴的なことと言えば、あくびをすることと、寝るとき、ぴたっと目を閉じること。水を入れ替えてやると、気持ち良さそうにぷかぷか浮かぶこと。そんなもんだ。犬や猫と違い、あまり複雑ではない。けれど、生きている。その事実だけで、けっこう救われている。ニシキオリさんにたまに注目する。ホンに煮詰まったとき、ホンに煮詰まったとき、個人的に落ち込んだとき、やることないとき、やることありすぎて途方にくれるとき。そんなときに、ふと注目する。するとニシキオリさんは、エサが貰えるのかと暴れ出す。か、もしくは寝てる。で、今日も生きてるね、と確認する。この確認があるかないかは、けっこう大きい。

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  • 02Jan
    • ふらりと

      あれこれ用事を済ませた帰りに、DVDでも借りてみるかと店に寄った。借りたい物があったわけでもなく、ただふらりと。一番はじめに足が向くのは、サスペンス・ミステリーの棚。古くはヒッチコック作品から、このジャンルの虜だったりする。「ダイヤルMを廻せ!」とか。あとサスペンスといえば「ユージュアル・サスぺクツ」がやっぱり好きだ。次に邦画の古いコーナーをなんとなく覗いてみる。成瀬巳喜男監督の映画が好きで、高峰秀子さんにいつも心奪われる。ぐるりとまわったのち、とりあえずサスペンスを2本手に取り、ドラマ棚から1本手に取り、最終的に何度も観た映画を2本借りた。何度も観たいなら買えばいいのに、ということではない。その時に、観たいと思った気分に忠実に従ったら、たまたま前にも観たものだったというだけのことだ。そのうちの一本は「恋人たちの予感」。原題はWhen Harry Met Sally…ビリー・クリスタルとメグ・ライアン。サントラまで持っているが、DVDは持っていない。この映画のメグ・ライアンの格好に憧れたもんだった。映画雑誌は、中学高校と「ロードショー」も「スクリーン」も両方買っていて切り抜きもしていた。サリー(メグ・ライアン)になりたいとひたすら思っていた。キャリー・フィッシャーも出てるじゃん、と観てから思い出した。映画の一番最後のハリー(ビリー・クリスタル)の台詞は、今観ても、変わらず心に響いた。何度聞いても素敵なやり取りだなと思う。そして何故これが観るのが必要だったか、理由が分かった気がした…。そんなこんなで。ホンを書こう。ちなみに、サスペンス棚から借りたうちの1本は「インサイド・マン」でした。スパイク・リー監督作品。ジョディ・フォスター久々に観たなぁ。デンゼル・ワシントンってやっぱりハンサムですね。これも仕掛けの部分で観てよかったと感じるところがあった。必要なものは、自然に近づく。そんな気がした。

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    • 余裕とは

      昨日、今年のことを決めてみて。あらためて、余裕というのは、なにかと考えた。余裕というのは、余分の裕福だ。余分の裕福とは、最低限のことだけでなく、余分なことを惜しみなく吸収することだ。余分の心の裕福だ。余分なことを吸収することとは、「これは時間がないからいいや」とか、「これ興味あるけど後回しでいいや」とか、「これやらなくても生きていけるし」とか、そんな感情や考えで諦めたりやらなかったりしないことだ。興味があることなら、もしくはこれから興味がわいてきそうなことなら、やってみたらいいのだ。いや、やってみよう、と思うだけでもいいのだ。やれないとか、やらないとか、そんなことははっきり決めなくていいんだ。余裕とは、そういうものだ。もちろん世の中には「不毛」なこともある。不毛な付き合いや感情もある。それはきちんと見極めなければならない。だから、だ。きちんと見極めるためにも、自分にとっての「余分の裕福」を知り、自分の「目」を養う必要があるんだ。だから、余裕を持つんだ。最低限のことで終わらないように。最低限のことで終わってしまったために、最低限のことから吸収しようとした挙げ句、ちゅーちゅー吸いすぎてカラッカラにならないように。

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  • 01Jan
    • 新たな年

      新たな年が始まりました。皆様、今年もよろしくお願いします。さて、ついさきほど今年が始まり、ここんとこおろそかにしていたことをやりました。ノートに書き出すこと。自分の手で、ひとつひとつ文字を、文章を綴ると、またそれを客観的に読んでみると、それだけで気づくことが格段に増えます。書きながら、なにかがまとまっていく、もしくは広がっていくのでしょう。というわけで。頭の中で整理できたことを少し。わたしが今年大事にするのは次の三つ。【余裕を持つ】【頭と心に栄養をあげる】【有言実行】これらの言葉は、すっと浮かびました。本当に、必要だったからでしょう。そして、これらを大事にするために必要なのは、仕事の配分と、やりたいことを後回しにしない姿勢だとも思いました。今年はそんな年にしたいです。つまりそれは肩肘を張らず、ゆったりとした物事の捉え方で進んでいきたい、というということでもあります。例えばこのブログも。やりたいように、無理せず、ゆるりと。

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