9日目。


ホン書きが大詰め。仮眠してから明け方まで書き続け、あと少しというところで朝食の時間に。



ホテルの朝食はビュッフェで、チーズの種類がいっばい。食べたい物があり過ぎて、ちょっとどうしていいのか分からなくなった。



というのも、昨夜は疲れてほとんど食べずに寝たから。並べ方も可愛らしいので目だけでもお腹が満たされる勢い。あれもこれも、と思いながらさすがにすべてを取ることはできず、やはりオランダだしな、とチーズを多めにいただく。


部屋に帰ってからさらに3時間くらいホン書き。で、ひとまず書き上がったので、ちょっと一息ついて外へ。昨日あまりしっかり観られなかったアムステルダム中央駅に行ってみる。わたしが昨日観ていたのは正面ではなかったのだと。はっきり分かった。どことなく東京駅の雰囲気も感じる。かっこいい。




その後、街歩き。この日はたぶん疲れているだろうという予想だったので、ぶらぶらするだけの日のつもりだったのだが、なんとなく気になって、有名なシンゲルの花市場に。チューリップの種、球根、お土産、生花など色んな物が売っていて、色合いがとても素敵だった。







街は運河が本当に素敵。あと時計の鐘の音がたまに聴こえるのが心地よい。


午後。やっぱりここに来たんだからハイネケンが飲みたいなと思っていただけなのに、勢いあまってハイネケン博物館に行ってしまった。



その場で見学ツアーを予約。はたして飲めるのだろうか…。と思ったらツアー前に木のコインを2枚渡された。これあとでビールと引き換えるコインだよ、失くさんといてね、みたいなことを言われて、心の中でガッツポーズ。英語のツアーだったので少しは分かって助かりましたが、なにより凄かったのはだんだん盛り上がっていくそのツアー内容。


ちゃんと歴史を勉強するコーナーからの、自分がまるでビールになったようなデジタルな体験部屋からの、ビール試飲からの数々の素敵フォトスポットからの、音楽がんがんのおしゃれすぎるハイネケンBAR。



試飲で1杯、BARで2杯飲めたんで計3杯。一人旅なので気軽にBAR行こうかなって感じでもないわけで、最後まで魅せてくれたハイネケン博物館に乾杯。


いい気分で外に出たらまだ15時半だったことに驚きを隠せなかった。




その後、そこからどうやってホテルに帰るのか自信なかったのと、水などを買うためスーパーに寄りたかったので、物凄く歩いて中央駅まで戻った。足が痛かったがそれもまた楽しい。



あたまに入ってくるオランダ文化の情報量が多過ぎて処理できない、というかバグを起こしそうだったので、つい魔がさして、写真のSUSHIWRAPを買ってしまった。ゴーダチーズも買ったので良しとする。