この記事は
「【創造営2021】中プにもいました。アイドル批判で炎上の練習生」の続きです。
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AKの追加パフォーマンス、これがもう圧巻！！！
オリジナルのラップを披露したのですが、その曲名は
「道歉信(お詫びの手紙)」
なんて！？
あえて自分から触れにくい話題に挑戦する人だ！！！
すごい度胸！！！
こういうとこ、おもしろくてホント好きだなあと思います。
日本の番組だったらできるだけこういう話題に触れないように番組進みそう、
と思ったのは置いといて、
ラップの内容は題名の通り、今までの過ちを自分で暴露して、謝罪するというもの。
その勇気がもうすごい、尊敬
追加パフォーマンス↓
とても響いたので、歌詞全文を和訳してみました。
「道歉信 (お詫びの手紙)」
作詞/作曲/アレンジ：刘彰
對不認識的陌生人攻擊 早就自責想公開道歉
よく知りもしない相手を攻撃してしまって、早く謝罪したかった
我惡毒的話帶來的沖擊 超越我想像沒有資格抱怨
自分の悪意に満ちた言葉が想像以上に人を傷つけ、もう不満を言う資格なんてない
我承認 那些批評 我承認 我的錯誤
周りの批判は受け止めて、自分の間違いも認める
我承認曾經想法畸形 我會讓這些都落幕
今までの偏った考え方にここで区切りをつけたい
自稱厭惡暴力 但我從來沒有想過
暴力は嫌いだと言いながら、誰もが経験したことのある争いを
在校園裡面經歷 我把它又帶進網路
自分がネット上に持ち込むなんて考えもしなかった
幼稚的憤怒和所謂真實 演變成不尊重
幼稚な怒りといわゆる事実が軽蔑に変わった
別裝可憐了 AK(刘彰) Diss他人自己也該承受
もう自分が可哀想なふりはやめて、ディスったことを認めるべきだ
但不夠力氣掙脫身上的線 收到的要求裡面寫著
でもそこから抜け出す気力がない、周りは黙ってろというけど
噓 閉嘴 我好討厭 歉意都不能表現
謝りたい気持ちを表現できないのがもどかしい
不想用所謂的公關技巧 來幫我擋子彈
自分の特技を披露することで自分を守りたくはない
所有的責任有自己背負 做敢彎腰的男子漢
自分で責任を負う、頭を下げる勇気のある漢(おとこ)でいたい
讓我扒開那層霧 讓全世界都看清楚
すべての霧を払って、世界中がはっきりわかるように
那些我說過的話 所有的錯誤
自分が放った言葉やすべての過ちを
我並不打算逃避或找藉口 與過去擁抱的邂逅
逃げるつもりはないし言い訳もしない 過去の出会いを受け入れる
所有過錯就由今天的我自己接手
今日ここで過去の過ちに自分でけじめをつけよう
由Diss開始 請讓我Diss me來結束
他人へのディスから始まって、自分へのディスで終わらせる
一直等待這刻 因為不想把道歉信放在別處
お詫びの手紙をどこかに置いてくのはいやだから、ずっとこの瞬間を待っていた
我不渴求原諒 但我至少不想把歉意堵埋
許しを求めはしないけど、謝罪の意だけは失いたくない
說我沒擔當冷處理 就把道歉信帶上最大舞台
冷静な対応ができなかったから、お詫びの手紙を一番の大舞台で
-end-
パフォーマンスが終わると
メンターのうちの一人が、この歌について話してくれるかと尋ねました。
その後のAKの言葉がまた素敵なんですよ
「18か19歳のころ、ある一件にとても大きな怒りを感じることがあった。
ラップの経験が浅かった当時は、深く考えもせずラップで人を攻撃してしまった。
今聞くと自分でも嫌になるほどで、そこで失ったものは自分で取り戻すべきだと思った。
この大舞台でこの歌を披露すると、自分を知るすべての人に、過去の過ちを知られてしまうし、
批判も受けると思う。それを受け止める覚悟はあるかと聞かれたことがある。
すべてを自分で受け止めるべきなんだと答えた」
と、、、
21歳でこんなこと言えちゃう人いますか？
この覚悟、すごい。
もう本当に感動しちゃって
メンターの先生が言うように、ちゃんと謝れる人は魅力的だなと思いました。
そしてこの後、メンバーの歌もすごくいいからぜひ聞いてほしい、と言うんです。
炎上が原因でメンバー内で自分が一番注目を集めていることを分かったうえで、
ほかのメンバーにも嫌味なく見せ場を作るんですよ。
その人の歌も味がある感じで本当によくって👏
パフォーマンス中もAKは楽しそうに歌を歌ったり、終わるとすぐに拍手したり、
あああもう総じて好き！！！
ってなりました笑
炎上の対応に正解があるかはわからないけど、
間違いを認めて、謝るのがわかりやすくて手っ取り早いのは確かです。
手っ取り早いって言い方よくないんですけど笑
ただ、口先だけの謝罪だと、伝わらないし更なる炎上を招きそう
AKは多くは語らず、
「音楽が自分を語る(音樂替我說話)」と言うように
歌と態度で誠意を示す感じにとても好感が持てました。
私、結構ちょろいファンかもしれません
残念ながら、ネット上にはいまだに
「謝れば許されると思うなよ」という意見もありますが、
出来るだけのことはやったんだから、
これ以上は受け取り側の考え方もあることだし、もうしょうがない！
マイナスの意見にあまり左右されずに、
好きな音楽をこれからのパフォーマンスでも存分に表現してほしいです
AK加油～!!!