クリスティーヌ・フェルベール氏 -1@サロン・デュ・ショコラ(ジェイアール京都伊勢丹) | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ
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サロン・デュ・ショコラ@ジェイアール京都伊勢丹5日目。
毎年セミナーの中でも人気No.1を誇るのが、
コンフィチュールの妖精クリスティーヌ・フェルベールさん。

3日目のセミナーは、トークショーのみだったんですが、この日は
“夜の女王のデセール”のデモンストレーションをしてくださるということで、
雪の中、朝早くから並んだ甲斐がありました~(^^)v

 
 
 


 
しかも伊勢丹新宿店の前夜祭で、みんなのハートをキュン❤とさせちゃった
姪っ子さんのサロメちゃんも再び登場です。

サロメちゃんは、とっても真面目なお子さんだそうで、
このデモの前に、ご両親と伊勢丹さんでお買い物をしていた時に、
ラッピングに時間がかかり、デモ開始時間が迫ってくると・・・
「私はこれからデモのお仕事があるから急いでね!」と言ったんですって。
5歳なのにしっかりしてる~。おしゃまさんですね(*^^*)♪

 
 
 


 
まずはバニラ風味のサブレ、サブレ・ヴァニーユ作りから。
助手はもちろんサロメちゃんです♪

ポマード状にしたバターに、粉糖を加え混ぜていきます。

 
 
 


 
すっかりサロメちゃんファンになってしまっている私^^;
キュートな笑顔で、お菓子作りもとっても楽しそう♪
将来はフェルベールさんのように素敵なパティシエールさんのなるのかなぁ。。。

 
 
 
 


 
さらに薄力粉を加え混ぜ、バニラビーンズを入れます。

ここで他のフレーバーをつけたければ、柚子、グレープフルーツ、シナモン
なども美味しいですよ~とのこと。

フェルベールさんの弟さん(サロメちゃんのお父さん)のブルノーさんも登場です。

  

 
 

   

 
この角度からだと手元が全く見えないんですが・・・
 
フェルベールさんは、おっとりと優しい笑顔を浮かべながらも
さすがの手さばきで、さっさと絞り袋で天板に生地を絞っていきます。
一方サロメちゃんは、やや悪戦苦闘しながらも生地をスプーンですくって、
天板に落としていきます。
 
でも…もう少し離して、等間隔で落としてね!と注意され、
一層真剣な表情になるサロメちゃん。
さらに最後まで無駄なく生地を使い切ることの大切さを
サロメちゃんに教えてらっしゃいました。

 
 
 


 
試食はサロン・デュ・ショコラのテーマ「オペラ」に因んで作られた
新作ショコラとコンフィチュール。

ボンボンショコラは、大好きな「魔笛」からインスパイアされた一品 
「ラ・レーヌ・ドゥ・ラ・ニュイ」
ローズ風味のキャラメルガナッシュの上に、フランボワーズの
コンフィチュールを絞り、ショコラノワールでコーティング。
 
すご~く食べたいボンボンだったので幸せです~(*^^*)❤
薄い口溶けのよいショコラがお口の温度でとろけたあとに、
甘くエレガントで、透明感のあるローズの香りが鼻腔からぬけていきます。。。

 
そしてコンフィチュールも、ひと口お味見したかった2種類が!
❤型の方が、コンフィチュール「オペラ」
ジャン=ポール・エヴァンのショコラとメゾン・フェルベールの
コンフィチュールの夢のコラボ作品なんです。
深紅の❤型に、フェルベールさんの乙女心が表れているようですね。。。

フランボワーズのコンフィチュールに、66%のショコラ・オ・レを合わせて。
豊かなフランボワーズの酸味と馨しい香りに、ショコラが深いコクをプラス。
余韻にほんのりと胡椒のスパイシーな香りが広がります。

 
 
 


 
そして●型の方が、「ラ・レーヌ・ドゥ・ラ・ニュイ」
「オペラ」というテーマを聞いたとき、モーツァルトの「魔笛」を
イメージしたというフェルベールさん。
偶然にもエヴァン氏も同じ「魔笛」をイメージされているんですよね。
その中でもフェルベールさんがお好きなのが「夜の女王」
冷たいけれども、とても美しい歌声の女王なんですって。
 
フランボワーズのキュンとした酸味に、やさしく華やかなバラの香り。
メゾン・フェルベール創業50周年を記念して作られたコンフィチュールです。

 
 
 
 


 
“夜の女王のデセール”にもどりまして・・・

硬めにたてたシャンティに(水分が加わるので)
フランボワーズのピューレを加え、フランボワーズ風味のシャンティに。

 
 
 


 
フランボワーズのジュレに加えるバラのアルコールの香りを試してみて!ということで、
サロメちゃんが一滴ずつお客さんの手に落としてくれました♪

お肌が透き通るように白くて、お人形さんのように可愛いサロメちゃん。
でも本とに5歳?! 大人っぽい雰囲気ですよね。

バラのアルコールは・・・一滴なのに、薔薇のインパクト大!
芳香剤のような、もわっとした作りものの香りではなく、
フレッシュで清々しく、しかも華やかな薫り。。。
このバラが、隠し味ならぬ主役級の存在感を発揮することになるんですね。

 
 



 
お皿に、カットした苺とフランボワーズ、フランボワーズのジュレを散りばめ・・・
(サロメちゃんは、とても几帳面に数を数えていましたよ)

 
 
 


 
中央にフランボワーズのシャンティを盛り、サブレ・ヴァニーユを添えて完成です。

とっても簡単ですが、フェルベールさんのイメージにぴったりの
フェミニンな色合いの、優しいぬくもりの伝わってくるデセール❤ 

シャンティに洋梨や林檎のピューレを加えた場合は、レモン汁をプラスして、
フレッシュの桃、アプリコット、クエッチ、ミラベルなどと合わせても。
ヴァニラアイスを添えても美味しいですよとのこと。
その日の気分に合わせて色々なアレンジが楽しめそうですね(*^^*)♪

 
あれっ・・・まだ続くんですが、長くなりすぎですよね^^;
大好きなフェルベールさんだとつい。。。

Part2につづきます・・・