ケ・モンテベロの4周年 -1 | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ



去る11月11日~13日の3日間、ケ・モンテベロさんの4周年記念祭が行われました。
限定品が登場することもあり、ファンの方が毎年心待ちにされているこの3日間。
私は初日の朝一番にお伺いしたんですが、すでに数人の方が並ばれていて
モンテベロ愛に溢れるファンの皆さまから、お祝いのお花やプレゼントが
続々と届いていましたよ。 
 
 
 


 
毎年周年記念の際には、店内が可愛くデコレートされますが、
今年はさらに気合が入ってる?! それもそのはず・・・






 
この日は4周年を迎えたというだけでなく、もうひとつ特別な意味のある日だったんです。。。

2007年のオープンから4年間、モンテベロのシェフ・パティシエを務め
たくさんのモンテベロファン、そして橋本マニア(笑)を獲得してきた
橋本太シェフ(写真左)がこの日シェフを交代されました。
本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

初めて橋本シェフにお会いしたときの感想は…ここでは控えるとして(笑)
その第一印象をいい意味で裏切る本当に素晴らしいパティシエさんで
この4年間、私もとてもたくさんのことを教えていただきました。
橋本シェフの考えるフランス菓子、そしてひとつひとつのお菓子に込めた想い・・・
その真摯にお菓子作りに取り組む姿勢にはいつも感動、感心させられ、
お話をしていると3~4時間があっという間に過ぎてしまっていました。

シェフの交代を聞かされたとき、それがち橋本シェフの新たなる一歩へと
続くのだと分かっていても、やはり悲しい気持ちは拭えませんでした。
もうあの空間で橋本さんとお喋りをすることはなくなるんだ…と。
でも橋本シェフのお菓子も想いも、モンテベロさんで受け継がれていくんですものね。
しかも1月末までは、まだお店にいらっしゃる訳だし(笑)
その間にゆっくりと気持ちお整理をつけていこう…と思っていたら、
いきなりこのツーショットに遭遇!






 
新シェフに就任された逢坂尚志シェフ(写真右)
逢坂シェフは、28歳でベルギーに渡り「パティスリー ドュコブ」で
働かれた後、パリの「アルノー ラエール」「カールマルレッティ」で
合計3年半修行を積まれた方です。

そんな方がなぜモンテベロに!?というきっかけは、4周年記念の冊子にも
書かれていましたが、橋本シェフ、逢坂シェフのお二人と知り合いだった
あの赤いお店のHシェフがキューピットになられたみたいですね(笑)

そんなご縁のだったからか・・・お互い人見知りなんですと言いながらも
一瞬にしてすっかり打ち解けてしまい、1時間が経過。。。
こちらのモンテベロの新シェフ、橋本シェフとは違うキャラではあるけれども
やはりかなり面白い方のようです(笑)






 
橋本シェフと逢坂シェフのお菓子の両方が並ぶショーケース。
このショーケースも段々様変わりしていくんでしょうね。
淋しくもあり、でもやはり楽しみでもありますね♪






 
こちらが4周年記念の小冊子。
お忙しい合間を縫って作成してくださった貴重な想い出となる冊子。
逢坂シェフの人となりや、お二人のお菓子について詳しく綴られていました。






 
そしてこちらが今回逢坂シェフが作られた新作5品。
つい最近まで働かれていたパリのお店、カールマルレッティで大切にされていたという
シュー生地を使ったお菓子、ルリジューズが4周年記念のお菓子に選ばれました。

ルリジューズはフランスでは超定番のお菓子で、カラフルでキュートなフォルムの
ルリジューズがショーケースに並ぶ姿は本当に可愛らしいいんですよね。
でも残念ながら日本で作られているお店はまだまだ少ないし、
橋本シェフも確固たる想いがあって作られないお菓子だったので、
逢坂シェフが今後どのようルリジューズを展開されていくのか楽しみですね♪

  






 
記念の缶バッチ付の焼き菓子や、新作&お土産のマカロンも。
袋入りのものが逢坂シェフ作のマカロン。
お二人のマカロンは、全く異なるタイプでした。

それでは、今回逢坂シェフが作られた5種類のお菓子 をご紹介させていただきますね。