バウムクーヘン作りに挑戦@ユーハイム 前編 | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ



関西スイーツ 」さんの企画で、ユーハイム @神戸元町本店にて
マイスターの安藤明氏のもと、バウムクーヘン作りに挑戦させていただきました!

神戸育ちの私は、幼いころからバウムクーヘンといえばユーハイムさん。
結婚式の引き菓子としても何度となくいただきましたし、
実家では年末年始のお茶うけには、今でもユーハイムさんのお菓子が用意されます。
そんなユーハイムさんのバウムクーヘン作りを、まさか自分が体験できるなんて♪
 
以前取材で(もう5年以上前に)ユーハイムさんのラボ見学と
安藤シェフへのインタビューをさせていただいたことがあるんですが、
シェフはその時と変わらず、いえその時以上に(笑)お元気で、
マイスターでありながらもとても気さくに、お茶目に、
そしてポイント、ポイントでは職人の顔をのぞかせながら、
私たちにバウムクーヘン作りを丁寧にご指導してくださいました。

関西スイーツさんがひとコマひとコマツイッターでつぶやき、
USTREAMの中継が入る中、私も頑張って写真撮影!
バウムクーヘンが出来上がるまでの過程をどうぞご覧くださいませ♪
(ちょっぴり長めなので覚悟してくださいね~)

 
まずこちらがバウムクーヘンの心棒となる樫の木。
(最初は菓子の木って変換されて、それもありかも!と思ったりして^^;)
左右の太さが違うのが分かりますよね。
焼成中に裂けてしまわないように、初めから割れ目がいれられています。

 
 
 





 
この心棒を、4枚をつなぎ合わせた紙で包んでいきます。
最後は卵白で接着。

 
 
 




こちらが、ドイツ製のバウムクーヘン用のオーブン。
心棒に凧糸をしっかりと巻き付けていきます。

 
 
 




オーブンを予熱していきます。
 
主な材料は、卵・砂糖・バター・小麦粉。
乳化剤や膨脹剤等の添加物は使用されていません。
創業以来の美味しさを今なお保っているのは
上質な材料、職人の技、そして創始者ユーハイム夫妻の
「体のためになるから美味しい」を心に刻んで作っているからとのこと。

生地は、卵2、小麦粉、バター、砂糖1のシンプルな配合で、
別立て法で合わせてあります。
卵黄のもつ乳化性と卵白のもつ起泡性が、
生地をしっとりふんわりと作り上げていくそう。

 
 
 







初めの2層は安藤マイスターが焼いてくださいました。
芯となる肝心な層ですものね。

心棒を下ろして生地につけ、まんべんなくつくまで数十秒そのままで我慢します。
マイスターは簡単そうにしてらっしゃいますが・・・これがかなり重くて大変!
生地がついたら、オーブンの中に戻し(サイドのフックに心棒を引っかけます)
火加減を調整しながら焼成していきます。
火加減を調整するツマミが数か所設けられているんですが、
やはり心棒が細い側は少し弱火にしないと焦げやすいようでした。 

時々扉をあけて覗いては、焼き色を確認!
いい感じに焼き色がついたら、次の層の生地をつけて・・・と
同じことを繰り返し、20層ほどに焼成していきます。
 
もちろん層が増えるほど、重く、全体に生地がつくのにかかる時間も
長くなってくるので、体力に自信がない方は、お早めに!と言われ、
私は6層目を焼かせていただきました^^;

 
 
 









このバウムクーヘン作り体験は、関西スイーツさんの募集を見て応募した
たくさんの方の中から当選した20名のみができる貴重な体験だったんですが、
なんと、私のスイーツ講座 の生徒さんも当選していて・・・
午前中にガレット・デ・ロワのお取り寄せ講座を終え、
その足でバウムクーヘン焼き体験に・・・という高カロリーな一日を過ごした私達^^;

自分が焼いている姿はお友達が写真撮影!という感じで、
私の焼いている姿は彼女が撮影してくれたんですが・・・
6層目なのに、めちゃんこふんばってます(笑)
残念ながら、なぜか写真が上手くPCに送れないようなので、
私が撮影した彼女が焼いている姿をご覧くださいませ。
こちらはほぼ中央にあたる、11層目です。

 
 
 


 
皆さんこんな風に、他の方が焼いている姿を眺めています。
でも後ろ姿では、誰が誰か分からないですよね~^^;

さぁ、いよいよ焼き上がりますよ~!