
最近講座のレポートがところてん式になってきていますね。。。
(今月の講座があると、あっ、先月分まだ書いてなかったって^^;)
お取り寄せ講座@よみうり梅田文化センター2月のテーマは、
ヴァレンタインショコラでした。
ボンボンショコラやパート・ド・フリュイ、ショコラショーなど
海外のものも色々といただきましたが、
ボンボンショコラよりもケーク・ショコラ好きの私が
ときめいたのがこちらの二品(*^^*)❤
●オンクチューズ・ショコラ


ヴァレンタイン数日前にアカシエさんの店頭に登場したのが
こちらのオンクチューズ・ショコラ。
昨年まではなかったタイプのガトーショコラです。
イタリア・ドモリ社の最高級品質クーベルチュールを使用し、
発酵バター、卵、砂糖と一緒に焼き上げた
ねっとりした口あたりのとても濃厚なガトーショコラ。
興野シェフはギリギリまで、どのショコラを使われるか試作を重ねられていたんですが、
最終的には、ドモリのスル・デル・ラゴ(75%)を使用されたそう。
スル・デル・ラゴは、ベネズエラ・スル・デル・ラゴ産クリオロ系トリニタリオ種カカオ。
アーモンドやコーヒーを思わせる奥深いアロマと、力強く余韻の長い濃厚な風味が
印象的なショコラです。


お口に入れた瞬間にうっとり・・・❤
まるで花園に解き放たれた蝶のように、早く次のひと口を・・・
と飛びついてしまうほど夢見心地の美味しさ。。。
重厚なガトーショコラはこれまで何度もいただいたことがありますが、
このオンクチューズ・ショコラはその名の通り、
ねっとりと口中にまとわりつくようなテクスチャー。
でも嫌悪感は全く感じさせず、お口の中の温度で
まるでバターのようにす~っととろけ、
ショコラ・ショーのようにゆったりとした速度で、喉元を通り過ぎていきます。。。
そしてその後、インパクトのある香りの余韻が長く続いていきます。
フランスのショコラが、芳醇で華やかな女性的なイメージだとしたら、
このイタリア・ドモリのショコラは、キレとインパクトのある男性的なイメージ。
風味も香りも全く対照的な位置にある感じです。
これは本とに、初体験の美味しさでした~(*^^*)❤
ホワイトデーも販売されていたのかなぁ。。。
この時はワンカットだけだったので、もっといただきたかったです。
●フォンダンショコラ


こちらは何度もいただいたことのあるカー・ヴァンソンさんのフォンダンショコラ。
ヴァレンタインの時季は回転がいいので、この時季が一番美味しいんだそう。
最近はカットサイズを購入することが多かったので、
ケーク、しかも大サイズを購入するのは久しぶりかも。
カットサイズはやはり表面が乾燥してしまうので、
断然こちらのケークの方がお薦めです!
カー・ヴァンソンさんのフォンダンショコラは、
フランス産の塩と白胡椒付きなのも特徴ですね。


ずっしりと重厚感の伝わってくるビジュアル。
ナイフを入れる手にも力が入ります。
フォンダンショコラというよりもテリーヌショコラのようなテクスチャーです。
冷えた状態のまま、塩胡椒をつけていただくと、
シャンパンや白ワインに合う大人のデザートに。
そして少し常温に戻していただくと、とろ~りと至福のテクスチャーに一変。
こちらは塩胡椒無しの方が、芳醇なショコラのピュアな香りの広がりを
堪能できるので私は好みかな。
黒胡椒だと辛みの角がたってしまい、ショコラの風味に勝ちすぎてしまうので、
白胡椒というところもポイントですよね。
ここぞ!という時に安心して贈ることのできる、贅沢な大人のショコラスイーツです❤