

「スイーツコーディネーター 松本由紀子セレクション」@阪急うめだ本店。
日時:10月15日(水)~21日(火)
場所:阪急うめだ本店 地下1F ツリーテラス
今回のテーマ 「松本由紀子をキュン♡とさせる新作」と
「モンブランや栗を使ったパン」の各店の詳細を順次UPしていきますね!
パティスリーアキトさんは、20日(月)21日(火)にご出店されます。
*ゆずとミルクチョコ
田中シェフの大好きな組合せ ミルクチョコ×ゆず。
ミルクチョコ入りのビスキュイに、ミルクチョコのムース、
ゆず風味のミルクチョコのガナッシュ。
と、全層に同じミルクチョコレートが使われています。
アーモンドプラリネと合わせたフィヤンティーヌを食感のアクセントに♪
胸キュン♡ポイントは・・・このミルクチョコ×ゆずというお菓子そのもの。
そして、このお菓子を作るきっかけに「松本由紀子セレクション」
を選んでくださった田中シェフの想い。。。
田中シェフと私の10年近くに及ぶ歴史そのものといっても
過言ではない、想い入れのあるお菓子なんです。
菓子sパトリーに田中シェフがいらしたときからずっと、
歴代のこのお菓子をいただいてきました。
それが今回、歴代の経験値があってこそのリセット!
これぞまさに、新生アキトシェフの新境地とも言える
ミルクチョコのお菓子の誕生です!
実は、4月に「パティスリーアキト」を独立オープンされてからは
このお菓子は封印されていて・・・
何か作る“きっかけ”を探されていたんだそう。
そして今回、光栄にも、この「松本由紀子セレクション」を
そのきっかけに選んでくださったんです。
ミルクチョコレートを味わってもらうシンプルなお菓子。
パトリー時代に何段階も進化を重ね、もう進化させようも、
くずしようもない完成形に到達してしまいました。
一番想い入れがあるお菓子なのに、今作っても
普通に同じ形になってしまう。。。
だからこそ、さらに一歩進化させるためのきっかけが欲しかったんだそう。
そこでこの機に、歴代の「ジヴァラ」とは大きく一新!
今まではヴァローナ社のミルクチョコレート
ジヴァララクテとゆずという組み合わせだったんですが、
今回はオペラ社のミルクチョコレート「タネア」を使用。
少しスモーキーともいえる個性的で、
ハッキリとしたテイストに仕上げられています。
ビスキュイにもミルクチョコが加えられているので、
泡立てる按配が難しいそうなんですが・・・
田中シェフは生地が落ちることを想定したうえで配合を考え、
2枚入れることで、生地の存在感もだすように計算されています。
全体的にやわらかな食感なので、これも今までにはなかった
フィヤンティーヌをアクセントに♪
なによりもショコラ自体のカカオ分が高く濃厚になったので、
アグレッシブで個性的なテイストに!
ゆずは柑橘系の中では丸みのある酸味ながら、
これまでとは一線を画する男性的なテイストに仕上げられています。


*ミルクジャムモンブラン(MJM)
土台は、オレンジのゼスト入りのダックワーズ。
くぼみにミルクジャムを絞り、ヴァニラ風味のシャンティ、渋皮栗。
フランス サバトン社のマロンペーストとミルクジャムを合わせたクリーム、
TOPに蒸し栗をオン。
ほのかにラム酒の香りを纏わせて。
マロンペーストは、フランスの栗の名産地として名高いアルデッシュ地方で
採れるAOCシャテーニュだけを使用して作られたペーストを使用。
アルデッシュ産シャテーニュは、栗本来の味わいと香りがしっかりとしているので、
「栗」がダイレクトに伝わってくる、濃厚なテイストに仕上げられています。
少しまろやかにするためのミルクジャムが名脇役に!
こちらも独立オープンして初登場のモンブラン。
フランス菓子らしい、そしてアキトらしいテイストのモンブランを!と考え、
他のお菓子に比べて、濃厚でハッキリとした味わいに仕上げられています。
MJMという呼び名(?!)も流行りそうですね(笑)
今回の催事には、もちろん田中シェフの代名詞とも言える
ミルクジャムも多種類登場します!
パトリー時代よりも、ミルク感の強いテイストに仕上げられているそう。
ミルクジャムは色々な縛りがあるけれども、ケーキは発想が自由!
だから組み合わせやバランスなど、色々な表現を愉しめるとおっしゃる田中シェフ。
ぜひパティシエ田中哲人の新境地をご堪能くださいね(*^-^*)