日本で唯一の「ケーク・サレ」専門店 カフェ・ド・ヴェルサイユ＠中目黒さん。
阪急百貨店うめだ本店に、期間限定で出店されていたので購入してみました。
以前からかなり気になっていたお店なんです。
ケーク・サレは4種類の中からこの2種類を。
ローストチキンときのこの香草風味ケーク（手前）
ズッキーニとクリームチーズ、トマトのケーク（中央）
スイーツ系のケークも4種類あったので、新商品の
ばらとラベンダーの香りのバニラケークを（奥）
「ケーク・サレ」とは、チーズを使ったパウンド型のケーキのこと。
野菜やハムを使った、甘くない、いわば食事用のケーキを指します。
元々はフランスのどこの家庭にもある、ありあわせの素材を組み合わせて作られた
チーズを使ったパウンケーキ型のケークのことで、
代々ママンの味として受け継がれてきたものだそう。
この「ケーク・サレ」が脚光を浴びるきっかけとなったのは、
フランスのカリスマ主婦・ソフィー・デュドメイヌさんが、
この「ケーク・サレ」のレシピを紹介した本を出版したこと。
この本をきっかけに、様々なケーク・サレの出版本が出版されるようになり、
フランス中で注目を集め、そんなフランスの家庭の味を
日本でも気軽に味わえるお店を作りたい！
と、こちらのお店をオープンするに至ったそうなんです。
キッシュのような生地なのかなぁ…と思っていたんですが、
バター、生クリームは不使用で、卵もかなり控えられているので、
かなりヘルシーに仕上げられています。
プリン♪と、ちょっと硬めの茶碗蒸しのような口あたりかな。
1本、450～650kcalと低カロリーなので、朝食やブランチにはもちろん、
オードブルとして、ワインと一緒にいただくにもピッタリですね♪
（朝食の焼き菓子や、2日に1度はチーズをホールで食べちゃうお食事を
私もこのケーク・サレに変えたら痩せられるかなぁ・・・＾＾；）
●ローストチキンときのこの香草風味ケーク
シメジ、エリンギ、椎茸など季節のきのこと軽くローストしたチキンに
クルミや松の実などのナッツを組合わせて。
ゴーダチーズの塩味をベースに、余韻にガーリック、ローズマリーの香りが広がり、
やや大人っぽく、ノーブルな風味に仕上げられています。
生地自体はプリンと淡白なテクスチャーながら、
チキンのむっちり感、きのこのシャクッと感、ナッツのカリンと香ばしい食感がアクセントに♪
トースターで温めなおしていただくと、ローズマリーの香りが一層ふくよかに広がり、
ナッツの香ばしさやチージー感もＵＰ！
生地自体もふわっとやわらかなテクスチャーに変化するので、
私は温めた方が断然好みかなぁ・・・
●ズッキーニとクリームチーズ、トマトのケーク
ねっとりと濃厚なクリームチーズのコクと爽やかな酸味、
ドライトマトのパンチの効いた酸味と旨み、ズッキーニの青み、
そしてそれらを包み込むチーズとオレガノのスパイシーな香り。
生地にはバターではなく、オリーブオイルとマヨネーズが使われているので、
後口がさっぱりとしていて、いくらでも食べられそうな爽やかな口あたりです。
目にも鮮やかな色彩の、爽やかなプロヴァンス風ケーク。
ピッツァを髣髴とさせる素材ながら、あっさりと軽やかなテイスト。
どの素材も主張しすぎず、家庭的で誰からも好まれそうな味わいなので
ケーク・サレ初心者の方にもお薦めです！
シュワシュワ～の泡と一緒に、ちょっと大人のオードブルとしていただきたい一品。
●ばらとラベンダーの香りのバニラケーク
ばらとラベンダー・・・私の中ではラデュレを髣髴とさせる、心魅かれる組み合わせ❤
生地には、ブランデー漬けのフルーツ（オレンジ、レーズン、アップル、レモン）と
ドライの薔薇の花びら、ラベンダーが入っています。
こちらは、お砂糖もバターも使っている普通の甘いケーク。
ばらとラベンダーは余韻にやさしく香る程度かな。
最後はバニラの甘く馨しい香りに包まれていきます・・・
日本で唯一のケーク・サレ専門店。
想像していたよりもあっさりと軽やかなテイストでしたが、
ヘルシーで健康にもよいケークということで、今後作られるお店も増えてくるかな。
お料理同様、季節に合わせて、素材の組み合わせが無限に楽しめそうなので、
色々な種類を少しずつ試してみたいですね。
塩スイーツブームのあとは、塩ケークブームがやってくるかな？！
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店名：カフェ・ド・ヴェルサイユ
住所：東京都目黒区中目黒4-10-34 バルトハイム1F
電話：03-5722-7741
定休日：月曜・祝日
営業時間：10:30～18:30