パティスリー・タンドレス ☆ リニューアルオープン -1 | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ
間もなくリニューアルオープン

  


 
 
2009.10.8 ベック・ルージュ改め、パティスリー・タンドレスさんが
リニューアルオープンされました!
2008.6.30の休業以来、待ち焦がれていたファンの方々にとっては、
本とに、本とに、待望のリニューアルオープンですよね(*^^*)❤
なんと山口シェフは、お知らせの封書を800名以上の方に送られたそう・・・
(ベック・ルージュさん時代に住所登録をされていたお客様の数です)
タンドレスさんは、新しくHPを開設されたので、今後はそちらに
販売予定メニューも掲載され(状況により、変更される場合もあります)
メール等でお問い合わせもできるようになったので、
少しはお電話でのお問い合わせが緩和されるといいなぁ…と思います。

リニューアル後も場所は以前と変わらずに、ご自宅の1Fを改装されました。
お家賃や人件費、光熱費など様々な経費を考えると、
大量生産はせずに、ほとんどシェフお一人で作られるスタイルでは、
自宅店舗にするのが一番と考えられたからとのこと。

そう、お店はリニューアルされても、シェフご自身や作られるお菓子に関しては
なにも変わることはないんです!

 
 
 


 
 
外観的に変わったところはといえば・・・
ベック・ルージュさんは、店名の通り “赤いくちばし鳥 ” の看板が入口に掲げられていましたが、
タンドレスさんは、店名が描かれた看板が、壁に掲げられています。
(ちっちゃい私の背では、見上げすぎて首が折れちゃいそうになりました^^;)

そして、外壁に4個小窓が見えますね。是非店内からも、ご覧くださいね。

 
 
 


 
 
このテラコッタ瓦も、お菓子の色合いをイメージされているそう。

ベンチになっているので、混んでいる時には、
数人はここに座って待つことができますね。

 
 
 




 
 
内装で、一番こだわられたのはどこですか?とおうかがいすると、
このドアのモザイクタイルなんですって。

職人さんが、一枚、一枚手で貼られたそうで、色も一枚、一枚違うんですよ。
光にあたるとキラキラと光って、とても綺麗でした。

ドアの持ち手やランプも、お洒落なデザインですね。

 
 
 


 
 
店内に入ると、こんな感じに・・・

オープン当初は暫くお休みですが、イートインスペースが設けられています。

落ち着いたベージュのソファと壁に、木目調の明るいブラウンのテーブル。
照明も間接照明で暖かい雰囲気。

「男性のお客さまでも違和感がないような、シンプルなイメージで」
というシェフの言葉から職人さんがイメージして塗られた壁は・・・
パイ生地をイメージされているとか、いないとか!?

 
 
 


 
 
外壁に見えた小窓は、店内から見るとこんな感じです。
私だったら、どこのお席に座りたいかなぁ・・・

私もお家を購入する時に、そんなに買い替えられるものではないからと、
家具や照明、内装にめちゃくちゃこだわったけど・・・
シェフにとってのお店は、そんなものとは比べ物にならないほど
大切な自己表現の場ですものね(比べたりしたら怒られちゃいますよね^^;)

お菓子に対してもあれほどこだわりを持たれる山口シェフですが、
厨房機器はもちろんのこと、内装や調度品からカトラリーに至るまで
色やサイズ、使い心地などあらゆる面に対してこだわられていました。

 
 
 




 
 
店名のタンドレスとは、仏語で、愛情、優しさという意味で、
お菓子に対する愛情、人に対する優しさをイメージされています。


ショーケースの後ろのモザイクタイルの壁にも、こんな風に店名が描かれています。

これまで9年間、お一人でお菓子を作り、ご自分でお客さまにも応対する
というスタイルをとってこられましたが、全部一人でするのは限界・・・
ということで、今回のリニューアルに踏み切られた山口シェフ。

今後は、お菓子作りにもっと専念したいということで、
基本的には厨房の中にいらっしゃることに。
今までシェフとお話をすることも楽しみにしていたお客さま側からすると
少し淋しい気もすると思いますが・・・

「今までお一人お一人のお客さまと色々お話させていただいて、
お客さまには、もう自分の想いが充分に伝わっていると思うんです。
ただ作るだけの職人では自己満足になってしまう・・・
だから今までは、お客さまと会話をすることで、
生のお声や、反応を色々とうかがってきました。
今後は職人として、より一層お菓子作りに専念したいんです!」
とおっしゃる山口シェフ。
営業日が増え、サロンもできて・・・と、営業スタイルはやや変わりますが、
シェフご自身のお菓子作りに対する姿勢はなにも変わらない・・・
素材にこだわり、新鮮さにこだわり、完成度にこだわり、決して大量生産はしない。
並ぶお菓子の種類が少ない分、内容を早めに変更していくことで、
お客さまにご満足していただけるように努力をされようとしている山口シェフ。

休業中に新しいお菓子の試作も重ねられ、
今後はお菓子作りにより一層専念されるということで、
きっと今まで以上に素晴らしい、山口ismが体現された作品に出会えることでしょうね。

 
 
 



 
ショーケースにも、もちろんこだわられていて・・・
上部のライトは蛍光灯ではなく、LEDライトなんですって。
LEDライトの方が商品が劣化しにくくなり、関西初なんだそうですよ!

焼成されたシュー生地やババ生地がショーケースの中に並べられていたので
理由をおうかがいすると・・・
こうすることで、生地にショーケースの嫌な臭いが吸着されるんですって!
なるほど・・・お勉強になりました。
(おうかがいする前は、美味しそ~って見ていた私^^;)

ショーケースの中には、7~8種類の生菓子を最低限の個数のみ陳列し、
横には焼き菓子も数種類並べられます。
来年の夏には、コンフィチュールも登場予定なんですって!
「ユキちゃんは、運が悪いですよね・・・」ってよくシェフに言われてたんですが・・・
以前の週末のみの営業で、何が登場するかは数日前にしか分からないスタイルだと
今月はこの週に!と決めると、なぜか商品がよくかぶってしまって・・・
お伺いさせていただいている回数に比べて、いただいたアイテム数が少ないんです(涙)
これからは、少しはこのアンラッキーも解消されるかな?!
 
早速、オープン初日の様子&お菓子をご紹介させていただきますね!

 
 
 
.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:

店名:パティスリー タンドレス
住所:京都市左京区一乗寺花ノ木町21-3
電話:075-706-5085 (定休日を除く、9:00~21:00までの間でお願い致します)
FAX:075-702-4984 (9:00~21:00までの間でお願い致します)
定休日:火曜日・水曜日
営業時間:11:30~19:00