幻のガトー ペルル・ダジ@タンドレス | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ





タンドレスファン待望のイートイン限定ガトー「ペルル・ダジ」
年に一度、桃とライチが美味しくなる七夕の頃。。。
たった一度、3日間しか登場しないので、幻のケーキと呼ばれています。
まさに果物の一瞬の旬をとらえた、幻のお菓子なんです。

フロマージュブランを加えた清々しいライチのムースの中には、
白桃と葡萄色の桃をブレンドしたムース。
フレッシュの桃とライチのソースを添えて。
夏らしい涼やかな、そして愛らしい表情に心ときめきます♡

このお菓子の魅力はなんと言っても「香り」と「テクスチャー」
お皿が運ばれてくる3mも先からふうわりと・・・香りの足音が近づいてきます。
桃の甘く芳醇な香りと、ライチの妖艶たる香りのマリアージュ♡
どちらも上品で繊細な香りと味わいながら、お互いを引き立て合い、
さらに高貴なる世界へと昇華されています。

ナイフをいれると・・・スルリとすべるようになめらかな柔肌。
お口に運ぶと・・・あれっ?!今私、ちゃんとお口にいれたよね?!
と自分を疑ってしまうほどゆるやかな口溶け。
まるで芳醇な香りの余韻のみが、それが存在した証であるかのよう。。。









実はこのペルル・ダジ。
サロンがなかったベック・ルージュ時代は、
このままのテクスチャーでテイクアウトもできたんですが、
やはりゆるゆる限界のため崩れてしまうこともあったそう。
 
リニューアルをしてタンドレスになり、サロンもできて、
満を持してイートイン限定で登場!
フレッシュの桃とライチのソースも添えることができるようになり、
一層華やかな香りを堪能することができるようになった訳です。
そんな事情もあってか、山口シェフの想像以上に人気がでて、
幻のお菓子化されてしまったんでしょうね。

本当はおかわりしたい美味しさだけど・・・
一年に一度彦星さまに逢いにくるかのように、
また来年のお楽しみにとっておこう♡と思えるほど。。。
なんだか心までほんのり淡いピンク色に染まるような、記憶に刻まれる逸品でした。