
11/25、26日に東京のドーバー洋酒貿易株式会社さんで開催された
WPTC2008 記念講習会を受講してきました。
WPTCは、2年に1度、アメリカにて開催される製菓の世界大会。
フランス リヨンで隔年開催されている
“クープ・ド・モンド ドゥ ラ パティスリー”と並ぶお菓子のワールドカップです!
第4回目を迎えた今年は、テネシー州ナッシュビルで開催され
パティスリーアテスウェイ オーナーシェフ 川村英樹氏
ヒロコーヒーケーキ工房 シェフパティシエ 藤田浩司氏
サロン・ド・テ・スリジエ シェフパティシエ 和泉光一氏
の3氏からなる日本チームは準優勝に輝きました。
2年前は1日だけの講習会だったそうなんですが、今回は
3名の選手からのご提案により、実際の大会を再現するような形での
2日間にわたる講習会に!ということでとても楽しみにしていました。
でもさすがにこの講習会は、通常私が受講している講習会とは全く異なる雰囲気。
WPTC2010の日本予選が2月に迫っているということで、
チャレンジを見据えたシェフの方々が多数お集りになっていました。

ひと言で言うと・・・
最近あまり受けたことのない、衝撃的な感動を受けました☆
こんなにダイナミックな作品が、あれほどまでに緻密で繊細な作業と
あれほどまでに多くのパーツから組み立てられているなんて!
しかもアウェイで、非常に厳しいルールのもとで・・・
今まで、ケースに入れた作品や誌面上の写真でしか
拝見したことがなかったのですが、実物は、
特にこの飴細工のピエスモンテは、透明感や煌めきが全く違うんです!
本当に引き込まれそうな美しさでした・・・

藤田シェフのチョコレートピエスモンテ。
マットでダークなチョコレート色が、こんなに艶やかに変身するなんて。
後ろ姿はさらに妖艶なので、お楽しみに♪
藤田シェフの目の前の席で拝見させていただいたので、
圧倒的にチョコレートの写真の枚数が多いんですが・・・
2日間で撮影した総写真枚数はなんと、700枚以上。
記事用にセレクトして、加工するのに6時間以上かかってしまいました・・・
それでもまだ100枚×2日間あるので、今どうしようか思案中です(悩)
どうしてもバックに、色々な物やたくさんの受講者の方々が
写りこんでしまっていますが、ベストポジションで撮影していますので、
もし写真を見てみたいなぁという方がいらしたら、是非ご連絡ください。
独り占めしてしまうには、あまりにも勿体なさすぎるので、
CD-Romにおとして差し上げます!
レシピもいただいたので、ご興味のある方は是非!
そしてプロの手による、作品の素晴らしい完成写真は、
是非WPTCチームJAPANオフィシャルサイト をご覧ください。

司会を務められたのは、ドゥマール・ジャポンの上村氏。
今回も上村氏の名司会あってこその、素晴らしい講習会だったと思います。
選手の方々と常に一緒に行動をされていたので、
喜びも苦しみも、そして素顔も知り尽くしてらっしゃるからこそ引き出せるお話の数々。
三選手のユーモア溢れるトークと、そして男気溢れる仕事人の顔と技。
本当に感動、感激、感謝の連続の講習会でした。
お菓子に魅せられ、それを作られるシェフに魅せらて
お菓子の世界の素晴らしさを知った私ですが、
この講習会を機に、コンクールに挑む圧倒的なシェフの姿と
素晴らしきピエスに魅せられてしまいそうな予感がします・・・(*^^*)♪
詳しいレポは、暫しお時間をください。