至福のスイーツ晩餐会 ☆ ラマダホテル大阪 | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ

フランスのパティシエ ニコラ・コフィン氏のフルコース ~至福のスイーツ晩餐会~







 
2009.7.22 ラマダホテル大阪にて、ニコラ・コフィン氏をお招きして
至福のスイーツ晩餐会が開催されました。

ニコラ・コフィン氏は、1989年にフランスブルゴーニュ地方ディジョンの旧市街に
パティスリーとサロン・ド・テをオープンし、ディジョン市でもっとも有名な看板店に。
その後Yssingeau校(フランス国立高等製菓学校)の講師や、アドバイザーなど幅広く活躍。
日本でも2005年、2007年に京都や東京でお菓子講習会を実施するなど活躍中です。

 
このプロフィールを読んだ時は、あまりピンときていなかったんですが・・・
(ニコラってフランス人にはよくあるお名前なので^^;)
先日オーブン・ミトンの小嶋ルミさんと、オ・グルニエ・ドールさんに
ご一緒させていただく前日に、何気なくオーブン・ミトンさんのHPを見ていると・・・
ニコラ・コフィン氏の特別講習のご案内を発見!
 
えっ?このニコラ氏って、あのラマダで晩餐会をされるニコラ氏?
って想像を巡らせていくと・・・
「京都でのお菓子講習会」ってもしかして?!
現在もグルニエさんで販売中のミニパンデピスのスパイスは、
ニコラさんに教えてもらったんですよって聞いたことがあるなぁ…と記憶が蘇り、
そういえば以前に、ニコラさんの講習会があったというお話も聞いたことが・・・
と全てが繋がったんです!

思わず、西原シェフとルミさんに大興奮でお伝えしちゃいました(笑)

  
  
  
  


 
~menu~


オードブル        アミューズドゥブッシュ シャンパンとともに

スープ          イチゴのシャルロットヴェリンヌスタイル シャンパンのニュアージュ添え

メイン          フルーツのアントルメ  フルーツのドレサージュとともに

リフレッシュメント    ニコラ風 レモンのアイスとサングリア

デザート         チョコレートのアントルメ さくらんぼのエミュルジオン付き

ミニャルディーズ     プティケーキとマシュマロ ソフトヌガーモンテリマー

  

  
  


●キールロワイヤル

カシスリキュールにスパークリングワイン。
晩餐会への期待が高まります♪

  
  
  


●アミューズドゥブッシュ

オリーブオイルのアイスクリーム&プチトマト
グジェール、キッシュ2種(ロレーヌ&ラタトゥイユ)

オリーブオイルのアイスクリームは、香り高く、後口がさらりとしていて美味しい~。

  
  
  


●イチゴのシャルロットヴェリンヌスタイル シャンパンのニュアージュ添え

スープ代わりのヴェリーヌ。
シャンパンがしっかりと効いています。

  
  
  

     

●フルーツのアントルメ  フルーツのドレサージュとともに

メレンゲの中には、蜜柑の実が。

 
  
  


●ニコラ風 レモンのアイスとサングリア

ピンクの泡はサングリアテイスト。
赤ワインの余韻に、オレンジやレモンが香ります。

  
  
  


  
ここでいよいよ、ニコラシェフの登場です!
ショコラのデザートを仕上げていくシェフの周りをお客様が取り囲んで、一気に大撮影会に!

お写真よりもハンサムで、笑顔が素敵なニコラシェフに
女性のお客様の目はくぎ付けになっていました(*^^*)❤

  
  
  

    

●チョコレートのアントルメ さくらんぼのエミュルジオン付き

メインともいうべき、ゴージャスなひと皿。
ショコラとさくらんぼの組み合わせは大好きなので嬉しい~(*^^*)♪

ショコラはカカオ豆にこだわり、ベネズエラ産を使われているそう。
濃厚で芳醇な香り広がるムース・ショコラにうっとり❤
今回のコースの中で、このムース・ショコラが一番好みでした。

添えられているのは、さくらんぼのグラニテと
さくらんぼを泡状に仕立てたもの。
こちらはお砂糖が全く加えられていないそうで、かなりキュンとした酸味が♪
単体でいただくと、かな~り酸っぱいですが、
濃厚なムース・ショコラと一緒にいただくとベストマッチ!
デザートだからこそ実現する、テイスト&テクスチャーのマリアージュですね。

  
  
  

      

●プティケーキとマシュマロ ソフトヌガーモンテリマー

赤ワイン漬けのフルーツケーキはしっとり。
ギモーブはほわっほわ、モンテリマールはねっちりと
食感のメリハリが効いています。

  
  
  


●マカロンとパンデピス

頭の中で、グルニエ・ドールさんのパンデピスと食べ比べ。
スパイス感は似てるけど、食感はこちらの方がねっちりかな。

   

  
  


 
ニコラ・コフィン氏のお菓子は、甘いものは甘く、酸っぱいものは酸っぱくと
テイストの強弱が非常にはっきりしたお菓子でした。
 
色々おうかがいしたいことはあったんですが、フランス語では・・・
フランス人シェフとお会いするたびに、フランスに行くたびに
フランス語を勉強しよう!って思うんだけど・・・
暫くすると普段使う機会がないものね~って諦めちゃう私^^;
今回は贅沢にもフローリストであり、テーブルコーディネートなども教えてらっしゃる
生島あゆみさんが通訳をしてくださいました。

 
スイーツのコース仕立て。
私も講座でプティ・スイーツコースを作っていただいていますが、
優雅なホテルの空間で、ここまで本格的なスイーツコースをいただけるとは
とても贅沢で、幸せなひとときでした。
そして今回は6500円というちょっぴりリッチなこの晩餐会に、
100名以上のお客さまが集まられたそうで、
スイーツ好きな方の情熱に、私も嬉しくなってしまいました。

 
ニコラ氏は、フランスのエスプリを大切にしたお菓子作りをされているそうなんですが、
来日すると、日本のエスプリを学ぶことをとても楽しみにされているそう。
日本のエスプリが、フランス菓子にどのように生かされるかとても楽しみですね♪

 
ラマダホテル大阪さんでは、今後も様々な素敵なイベントが開催される予定ですので、
是非チェックしてみてくださいね(*^^*)♪

ラマダホテル大阪HP