●“はっさく”ソルベ・サラダ・クレムー・チュイル

旬の“はっさく”を、ソルベ・クレムーと変化させグラス仕立てに。
最近はひと口に日本の柑橘系といっても、色々な種類をいただくことができますよね。
その中でもはっさくは、昔馴染みのあるお蜜柑。
小さい頃は、皮を剥くのも、その強い酸味もあまり得意ではなかったけど、
今はかえってその苦みをおびた酸味が懐かしい気がします。
フルーツサラダの中には珍しいスターフルーツも。
チュイルも3種類もトッピングされています(手前は飴のチュイル)
チュイルはお料理にも添えられていましたが、それぞれのお料理に合わせて
食感もテイストも変えられているので、それらを食べ比べられるのも楽しかったです。
それにしても素敵なガラス食器ばかりだなぁ。。。と思いおうかがいしてみると
やはり私が好きなお店のものでした❤
お家でスイーツの写真撮影をする時用に、こちらのガラスのプレートが1枚欲しいなぁ…
とずっと思っているんですが・・・なかなか手が届かなくて。。。

あまりの可愛さにパチリ♪としたお花の写真がピンボケだったので
デザート越しだけど…雰囲気だけでも伝わりますか~?
このお花もコルビ氏がオーダーされたものなんだそう。
ホテルのお花というと、薔薇とかカサブランカなどが
ゴージャスに活けられているイメージがありますよね。
でも「サクラ」ではテーブルの花器には、カモミールなどのちっちゃくて可愛らしい白小花が
麻紐でキュッと縛られてさりげなく活けられているんです。
ゴージャスすぎず、かといってとりあえず置きましたという感じではなく、
これがなんとも言えずナチュラルな雰囲気で、かえって目を惹くんです。
お店の中央や棚の上にはもっとゴージャスな、でもトーンを合わせて
上品で素敵にアレンジされたお花が活けられていました。うっとり・・・
お花を眺めていると・・・やっぱり心が癒されますね❤
●バラ薫るパート・ド・フリュイ、自家製フロマージュブランのモワルー
苺ソースとピスターシュのグラス

先ほどのデザートで本来のコースmenuは終了なんですが・・・
もう一品デザートが登場です!
スイーツ関係のお仕事をしているからとのご一緒してくださった方からのお心遣い…
ありがとうございましたm(_ _)m
寒天で固めたというフロマージュブランと、極限までやわらかなパート・ド・フリュイ。
このパート・ド・フリュイの食感、初体験です!
スプーンですくえるような、ねっとりとやわらかなテクスチャー・・・おもしろ~い♪
プルンと硬めのフロマージュブランとのコントラストがGood!
パート・ド・フリュイはかなり甘めなんですが、フロマージュブランのほのかな酸味と
一緒にいただくといいバランスでした。
そしてピスターシュのグラス。
緑色ではないので、一瞬本とにピスターシュ?と思いましたが、
しっかりとナッティな風味が広がっていきます。
薔薇の花びらの砂糖漬けが、フランス人シェフらしいですね。

デザートの後にさらにサラダ?ではありませんよ^^;
ミント、レモングラス、レモンバームetc...

そう、ハーブティーです♪
食後の飲み物はもちろん、1日の飲み物の98%をコーヒーが占めるほど
コーヒー好きな私が、ハーブティー?!と自分でも思うのですが・・・
お食事中に他のお客さまがオーダーされて、
このハーブティーが淹れられている様子を見ていたら、
絶対にこれが飲みたい~って思ってしまったんです。

私本とに、透明感のあるグラスものに弱いんですよね^^;
ポットの中でハーブが揺らめいている様子を見ていると
なんだか心が癒されてくるんです。。。
キャンドルの揺らめきも大好き❤
でもお家で淹れようとは思わないんですよね。。。
素敵な雰囲気の中で、人に淹れていただくのが好きなんです。
別世界にいざなわれる感じがして・・・

あまり長くアンフュゼしすぎるとエグミがでてしまうということで、
ほんのり色がついたらハーブは取り出します。
アカシエの蜂蜜を添えて。
贅沢なひとときでした。。。

プティフールも、ひとつひとつしっかりと作られています。
白いスティック状のショコラは、ドンパチでした(笑)

私は最初のシャンパンすら飲みきれずにいたんですが、
友人達は白、赤ワイン、デザートワインなどかなりの量を嗜んでいて・・・
最後にでてきたのが、このウィスキーだったんです。
シャネルのパフュームみたいで素敵ですよね☆
でもお味は・・・私にはファイヤーでした^^;
こちらのソムリエでらっしゃる小嶋隆氏は、第4回全日本最優秀ソムリエコンクールで
準優勝を収められたいわば日本第2位の実力の持ち主。
決して高価ではないものなんだそうですが、お料理に合う面白いワインをセレクトして
サービスしてくださっていました。
私はほんのひと口ずつお味見させていただいただけですが、
たしかに個性的な風味、そして香りの素晴らしいものばかりでした。
ソーテルヌの芳醇な甘みと香りも、本とに素晴らしかったなぁ。。。
思わずこれをお菓子に使ったら・・・って考えちゃいました^^;

で・・・まだ飲み足りないんでしょうか?! 場所をBarキャッスルに移すことに。。。
私はひと口ずつとはいえ、自分的にはかなり酔っ払いモードだったので
ノンアルコールカクテルをお願いしました。
苺とマンゴーのスムージー状のカクテル。
フレッシュなフルーツをいただいているようでゴクゴクいただけちゃいました。
う~ん、身体が浄化されて目覚めていく感じ!
細かいところながら、苺の葉の代わりにミントを使われているのが素晴らしいなぁ。。。
照明が暗くて、絶対に無理だったのでフラッシュを使いましたが・・・
やっぱりお料理のお写真はノンフラッシュで撮りたいですよね。

ショコラもホテルメイドだそう。
アニスやシャンパンなど大人の香りが漂います。。。

こちらのチーフバーテンダーの坂本さんも、9頭身のイケメンでしたが、
こちらのバーテンダーの亀井さんも、女性ながらかっこいい~☆
そしてなんと彼女は、「MONIN CUP 2008 ~第4回 モナン・カクテルコンペティション」にて、
全国から選ばれた16名(アルコール部門)の中で、見事グランプリに輝かれた方なんです。
凄~い!そしてなんとその優勝作品を目の前で作ってくださることに♪
テーマは “大人が楽しめるオリジナリティーのあるカクテル”
使われるのは、モナン・チャイティー・シロップ、モナン・キャラメル・シロップ
ヘネシーVSOP、ベーン・エッグ・リキュール、牛乳です。

マザーグースの童話を引用し「Humpty Dumpty ハンプティー ダンプティー」
と名付けられた夢のあるカクテル。
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眠れぬ夜のおまじない、Humpty Dumpty 落っこちた
Humpty Dumpty シェーカーに、おいしいカクテルになって
あなたを夢の中へ誘います。
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モナンのチャイティー・シロップを沈めたグラスにエッグ・リキュール、
ブランデー、牛乳、モナンのキャラメル・シロップをシェイクしたものを
ゆっくり注ぐと、あなたを眠りへと誘ってくれる食後酒のできあがりです(ホテルHPより)
最初はそのままで、次は添えられたスプーンでキャラメルシロップを混ぜ合わせて、
そして最後にグラスに添えたミントリーフを加えると、3種の味を楽しむことができます。
でもプリンのような甘いテイストながら、やっぱりしっかりとウィスキーが効いてますよ~^^;

お土産にマカロンと、ショコラも包んでいただいて。。。
とってもロマンティックなお姫様気分の一夜 in ホテルニューオータニ大阪でした☆
ホテルって少し敷居が高いイメージがあって、同じフレンチを食べるにしても
なかなか足を踏み入れることがなかったんですが、
サービスが本当に素晴らしく、心地よい時間を過ごさせていただきました。
お話させていただくと、スタッフの方も本当に気さくな方ばかりで・・・
そしてつかず離れず、かゆい所に手が届くサービスって
こういうことなんだなぁ。。。と改めて考えさせられました。
恋人と、友人と、そして家族で・・・色々なシチュエーションで
美味しいお料理だけでなく、ゆったりとした時間を過ごしたいときには、
ホテルのレストランってお薦めですね。
5月8日(土)~15日(土) 「サクラ」においては
FAREWELL WEEK「ドミニク コルビ最終章」が開催され、
8年間の集大成として、特に人気が高かったコルビメニューを厳選した
“スペシャルコース”が用意されます。
大阪でコルビ氏のお料理を楽しめるのはこれが本当にLASTとなります。
ホテルニューオータニ大阪の素晴らしいサービスと、
「サクラ」の窓から臨む絶景とともに、コルビ氏の独創的なお料理を
堪能しに足を運んでみてはいかがでしょうか。
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店名:サクラ
住所:大阪府大阪市中央区城見1-4-1 ホテルニューオータニ大阪18F
電話:06-6949-3246
営業時間:11:30~14:30(L)/17:00~21:30(D)