

お取り寄せ講座@よみうり梅田文化センター1月のテーマは、ガレット・デ・ロワでした。
3年連続でいただいているドゥブルベ・ボレロさんからは、
今年は2種類のガレット・デ・ロワをお取り寄せしました。
まずこちらは、プレーン。
フィユタージュにはフランスの小麦粉と、北海道産の発酵バターを使用し、
ブルターニュのゲランドの塩が隠し味に使われています。
表面にはフィユタージュに甘みを加えるという意味と、
外気からの湿気を少しでも防ぐという意味で、粗糖入りの粉砂糖をふりかけ、
高温の釜に入れ、それが溶けてキャラメリゼするまでしっかりと焼成し、
パリパリ感と香ばしさを演出♪
クレームは、スペイン産のアーモンドプードル、発酵バター、永源寺地卵を使用した
クレーム・ダマンドに、ボレロさん特製の濃厚なカスタードクリームを
混ぜ合わせたクレーム・フランジパーヌです。
外気からの湿気を少しでも防ぐという意味で、粗糖入りの粉砂糖をふりかけ、
高温の釜に入れ、それが溶けてキャラメリゼするまでしっかりと焼成し、
パリパリ感と香ばしさを演出♪
クレームは、スペイン産のアーモンドプードル、発酵バター、永源寺地卵を使用した
クレーム・ダマンドに、ボレロさん特製の濃厚なカスタードクリームを
混ぜ合わせたクレーム・フランジパーヌです。
太陽模様もくっきりと浮かび上がっていて、フォトジェニックな美しさ☆


スペイン産アーモンドのビター臭(杏仁臭)を前面にだした大人の味わい☆
私はこのビターアマンドテイストが大好きなんですが、
このしっかりとしたビター臭は、好き嫌いが分かれるところかも。
1年目にいただいた時に、しっかりと焼きこまれたフィユタージュの
ザクッ♪とインパクトのある食感と、ビターテイストのクレームに感動して、
翌年もお取り寄せさせていただいたんですが・・・
翌年はアーモンドプードルを変えられたということで、
さらにインパクトのある、ビターな大人テイストのクレームに!
私はこのクレームがかなり好みだったんですが・・・
やはり好き嫌いが分かれる味ということでシェフも悩まれたそうなんです。
でも、2年前からこのビターテイストを好んで食べてくださっている方も多いので、
今さら普通の安心感のある丸いテイストのクレームに戻してしまっては、
お客さまにがっかりされてしまう。。。
ということで、今年も無事このビターな大人の味わいのガレット・デ・ロワを
いただくことができました(*^^*)♪
もちろん来年も楽しみにしていま~す♪(←ファンなことをアピールしとかなくっちゃ!)


渡邊シェフは、ガレット・デ・ロワには2通りの楽しみ方があると
考えられています。それは・・・
①年末年始に親戚家族で集まって食べる
②正月休みが明けて平常時に戻ってからスイーツが好きな人の集いで食べる
そこで、挑戦的な味のプレーンは、①のシチュエーションの場合
お子様やお年寄りには不向き・・・
だから新作としてマロンテイストを作って、和菓子的なほっこり感で
勝負しようと考えられたそうなんです。
このことからも分かっていただけると思いますが・・・
渡邊シェフは、本当に研究熱心で、追求心の強い方!
日々理想の味を追求し、一人でも多くのお客さまに喜んでいただこうと
真摯にお菓子作りに取り組んでらっしゃいます。
そしてお菓子作りだけでなく、趣味も多彩で、色々な分野にわたって
本当に造型が深い方なので、お話をおうかがいしていて
いつも本当に勉強になるんです。。。
ということで、優柔不断な私は、どちらにしようか決められず(笑)
シェフにも両方食べてほしいと言われ(悩)
結局両方いただいちゃうことになりました~(*^^*)♪


2010年の新作、ガレット・デ・ロワ(マロン)
秋に大好評だったマロンパイ (私もご紹介させていただきました~♪)が
ガレット・デ・ロワになったようなお味です。
プレーンと同じクレーム・ダマンドに、イタリア・ピエモンテ産栗のマロンペーストを
混ぜ込んだクレーム・フランジパーヌ。
その中に、コニャックで香り付けされた、カンパーニャ州の小さな栗を
カットしたものが散りばめられています。
和栗のほこほこっ♪とした食感とは異なり、イタリア栗なので
少しねっとりとした口あたりで、甘みも濃厚(←和栗に比べれば)
このしっとり、ほろっとしたクレームとフィユタージュとのバランスがよく、
不思議といくらでも食べられてしまう美味しさ。
和菓子的な丸みも感じられる、どこか懐かしくやさしいテイストです。
う~ん…やっぱりこちらもいただけて、よかった~♪
ダブルの美味しさを堪能させていただきました。
ごちそうさまでした(*^^*)❤
食べ比べをされる方は、ぜひ両方お取り寄せされることをお薦めします!
別のお店のガレット・デ・ロワをいただいているような、
全く異なるテイストなので!

そしてそしてなんと・・・ボレロさんでは、オリジナルフェーブまで作っちゃいました♪
今年はスペシャリテのチーズケーキ「アイアシェッケ」をモチーフに。
当たった方はお店に持参もしくは郵送すると、本物のアイアシェッケを
プレゼントくださるという特典付きです!
遊び心のある渡邊シェフらしいアイデアですね♪
実はそんなシェフは・・・二年に一度、オリジナルフェーブを
作っていくのを目標にされているそうなんです。
W.Boleroの建物だったり、他のオリジナル性の高いお菓子だったり、
シェフの顔だったり、可愛い愛犬ちゃんだったりと。。。
フェーブって、これ何?というものも少なくないので(笑)
こんな可愛いフェーブが出てきたら嬉しいですよね♪
もっとオリジナルフェーブを作ってくださるお店が増えるといいのになぁ。。。


こちらはラヴィルリエさんのガレット・デ・ロワ。
お店をオープンして初のガレット・デ・ロワの季節ですね。
服部シェフの地元である岐阜県でも大人気だそうで、
帰省される時に、たくさんのガレット・デ・ロワを焼いて
地元で待つファンの方々のために、持って行ってらっしゃいました。
模様がなんて繊細なのかしら!


フェーブが当たった方のカット・・・ちょっぴり可哀想な姿でごめんなさいm(_ _)m
(このフェーブはなに? チョコファウンテン?)
フィユタージュはアンヴェルセなので、サクッ、しっとり、はらっ…
と軽やかな食感♪
クレーム・ダマンドはやや厚めで、バターのふくよかな香りが
お口いっぱいに広がるやさしいテイスト。
ボレロさんのプレーンとは、まさにお味も食感も真逆な
誰からも好まれる安心感のあるガレット・デ・ロワでした。
先日よ~いドン! でご紹介させていただいて以来、
お店は大混雑が続いてらっしゃるそうで、臨時休業を取られることもあるので、
ぜひお店のブログ をご覧になってからお出かけくださいね。
私もロケ以降、あまりにお忙しそうなのでお伺いするのを遠慮していたんですが・・・
先日ちょこっとお伺いしてきました♪
チーズケーキも含めて(←やっぱり美味しい~❤)6種類ほどいただいたかな。
サヴァラン・フォレノワールという私の大好きなお菓子が合体した新作や
ミロワールカシスという大好きなカシスがガツン!と効いたムースなど
新作もたくさんいただきました。
クロワッサンも今、とてもいい状態で焼きあがっているそうですよ。
あっ、ラムレーズンたっぷりのクグロフもお薦めです!
チーズケーキと一緒にいつか・・・ご紹介・・・できるといいなぁ^^;
(フランスは?着物は?あれは?これは?と色々お問い合わせいただくんですが・・・
ごめんなさいm(_ _)m 本とに多すぎて無理です~。。。)
関東編につづきます・・・