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去る9月14日、アキバ・スクエアにて第7回 「貝印スイーツ甲子園」の決勝大会が開催されました。
一次書類選考、全国8ブロックに分かれての地区予選大会を経て、
556チームの中から勝ち抜いてきた8チームが対戦!
各チームの応援シェフや応援団が見守る緊迫の雰囲気の中、決勝大会がスタートしました。
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決勝大会の審査員を務められた3名のパティシエの皆さん。
西原 金蔵シェフ / PATISSERIE AU GRENIER D’OR
柳 正司シェフ / Patisserie Tadashi YANAGI
土屋 公二シェフ / THEOBROMA
解説には、フランス菓子研究家の大森由紀子さん。
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![dsc07223](https://stat.ameba.jp/user_images/20150224/13/yukijenne/50/59/j/o0600045013227438283.jpg?caw=800)
地区予選大会の審査員かつ、決勝大会 各チーム応援シェフの皆さん。
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笑顔あり・・・そして涙あり。
2時間半に渡る決勝実技審査が終了しました。
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実技審査が終了すると、ほっとする間もなくアピールタイムへと移ります。
テーマは「私たちのおもてなし」
作品の構成や味、食感などとともに、
テーマに沿って、誰のために、どんな気持ちをこめて作ったかという
この作品に込めた「想い」を3人で力を合わせてアピールしていきます。
高校生らしいユーモアあふれるアピールもあれば、
緊張しながらも一生懸命想いを語るチームも。
まさに甲子園!
556チームを勝ち抜いた、頂点の8チームの堂々たる姿がそこにありました。
結果はもちろん大切ですが、ここに至るまでの懸命な努力の道のりが、
彼、彼女たちを、ひと回りもふた回りも大きく成長させたことは間違いありません。
さて、いよいよ運命の結果発表です!
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![e5a588e889afe5a5b3e5ad90e9ab98e7ad89e5ada6e6a0a11](https://stat.ameba.jp/user_images/20150224/13/yukijenne/e1/3e/j/o0599039913227438299.jpg?caw=800)
第3位は・・・
近畿北陸Aブロック代表 奈良女子高等学校
チーム「adelanto☆(アデラント)」
作品名:「雅~一瞬の出会い~」
酒粕で思いやりを表現した意外性のある作品。
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![e5b082e99680e5ada6e6a0a1e9878ee794b0e98e8ce794b0e5ada6e59c922](https://stat.ameba.jp/user_images/20150224/13/yukijenne/78/ce/j/o0599039913227438305.jpg?caw=800)
準優勝は・・・
関東Bブロック代表 専門学校野田鎌田学園
チーム「あかみ」
作品名:「先生へ感謝を込めて」
学校でお世話になっている先生への感謝の気持ちを表現。
地元食材であるもろみを使ったサブレがアクセントに。
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![e383ace382b3e383bce383abe38390e383b3e382bfe383b3e9ab98e7ad89e983a8](https://stat.ameba.jp/user_images/20150224/13/yukijenne/a8/a6/j/o0599039913227438312.jpg?caw=800)
さて、優勝に輝いたのは・・・
関東Aブロック代表 レコールバンタン高等部
チーム「すまいる」
作品名:「Monde du reve(モンドデュレーヴ)」
ほうじ茶のムースの中に、フランボワーズのジュレ、ほうじ茶のジョコンド、
フランボワーズのガナッシュ、ロイヤルティーヌ。
彼女たちが考えたおもてなしは「癒しとくつろぎ」
お花が癒しを、女の子がくつろぎを表現。
作品全体としては夢の世界を表していて、
寝ている女の子には寝癖がついています。
ほうじ茶と酸味のきいたフランボワーズを使い大人の雰囲気をだし、
食べる人の想像を超えるような味を表現。
繊細でやさしい味にまとめあげられていました。
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初出場にして、初優勝を収めたレコールバンタンチーム。
応援審査員のラ・ヴィ・ドゥース 堀江新シェフもほっとした嬉しそうな表情に。
選手の皆さんもやっと緊張がとけ、高校生らしい笑顔に戻っていました。
GW前から何度も試作、練習を重ねてきたそう。
この数か月間で、自分達でもかなり成長したと思います!
と自身の漲る表情で、ハキハキと話してくれました。
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![dsc07261](https://stat.ameba.jp/user_images/20150224/13/yukijenne/99/3e/j/o0600045013227438364.jpg?caw=800)
審査員の皆さんの総評としては、年々全体的なレベルは上がってきているとのこと。
ただ、デコレーションに対する比重が大きくなってきているのが心配。
やはり最も重要なのは味!
組み合わせも独創的なものがあるが、お菓子としてのモンタージュが
しっかりできているかを考えてほしい。
基本をしっかりと学んで、その時のテーマに基づいた応用をプラスすると、作品が光る。
美味しい、安全、安心を考え、経験値を高めていってほしいとのことでした。
書類審査から考えるとかなりの長期間に渡る戦い。
3名の決勝審査員の皆さま、解説の大森由紀子先生、
各地方ブロック8名の応援審査員の皆さま、
そして貝印様をはじめ関係者各位様、本当にお疲れ様でした。
また来年、さらにレベルUPした熱き戦いを楽しみにしています!