モンプリュ ☆ 松本由紀子セレクション@阪急うめだ本店 | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ






スイーツコーディネーター 松本由紀子セレクション」@阪急うめだ本店。

日時:10月15日(水)~21日(火)
場所:阪急うめだ本店 地下1F ツリーテラス

今回のテーマ 「松本由紀子をキュン♡とさせる新作」と
モンブランや栗を使ったパン」の各店の詳細を順次UPしていきますね!

モンプリュさんは、初日15日(水)にご出店されます。
そしてこちらのピュイダムール・オ・マロンを実演販売してくださいます!
450個限定です。




*ピュイダムール・オ・マロン
定番のピュイダムールをマロンバージョンに!
ここ数年、周年記念に限定菓子として登場するピュイダムールのアレンジバージョン。
(そう言えば、周年記念菓子作ろ~ってお願いしたのも私だったな^^;)
今回はテーマに合わせて、マロンバージョンを作ってくださることに。
しかも、終日林シェフの実演販売です!


土台はブリゼ生地にシュー生地を浮き輪状に絞って焼成。
ラム酒をしっかりと効かせたマロン風味のシブーストクリームをのせ、
中にはポワールのコンポートを入れ、表面をしっかりとキャラメリゼ。
通常のピュイダムールはグラニュー糖で3回、
ラストに粉糖で1回のキャラメリゼなんですが、
今回はグラニュー糖の3回目をカソナードで。
マロンに合わせ、よりコク深い味わいに仕上げられています。

シブーストクリームに加えるマロンペーストは、
フランスの栗の名産地として名高いアルデッシュ地方で採れる
AOCシャテーニュだけを使用して作られたサバトン社のペーストを使用。
栗本来の味わいと香りがしっかりとしているので、
少量でもくっきりとフランスマロンテイストの輪郭が現れます!
ポワールがやさしい甘みを添え、ラム酒の効かせ方がまた私好み♡

胸キュン♡ポイントは、シェフのスペシャリテともいえるピュイダムールの、
それもこの催事限定のスペシャルマロンバージョンの、
出来立てをいただけるということ。
私もまさに出来立てほやほやをいただいたんですが・・・
シブーストクリームが、ふわっふわ♪のぽよんぽよん♪で、
これ以上はないという至福の口溶け感♡
パリッ♪とビターに割れるキャラメリゼと、サクッと香ばしい生地との
食感のコントラストもたまりません。

メレンゲがすべてを物語るこのお菓子の真骨頂を、ぜひご堪能ください♡











2009年1月に、東京の某百貨店でピュイダムールの実演販売をされた林シェフ。
その時は1週間と長かったので、本店ではピュイダムールは出張中と張り紙が(笑)
それだけこのお菓子は、メレンゲの達人林シェフの十八番というわけですね。
実は私は、林シェフの御本「ケーキの深い味わい」の撮影にも立ち会ったり、
DVDや本の取材で幾度もこの実演風景は拝見しているんですが・・・

関西の公の場での実演は、昨年春の催事に次いで2回目!
その時も私は終日ご一緒させていただいてたんですが、
何度見ても、ファイヤーの瞬間はワクワクしちゃいますよ(*^-^*)
写真を見てあらためて思ったんですが・・・
林シェフは動作の一つ一つが、指先まで、凛としていて本当に美しいんです。
だからお菓子も、シュッと美味しい表情に仕上がるんですね♡

ぜひ会場で、限定ピュイダムールと林シェフの実演をご堪能ください!












*モンブラン
栗とオレンジを組み合わせた、爽やかに香りたつバルケット型のモンブラン。
マロンペースト入りのクレーム・ダマンドのタルトの上に、
和栗ペースト入りのクレーム・パティシエールと、クレーム・シャンティを重ね、
和・洋2種類の栗を使ったマロンクリームを絞って。
表面に焼き色をつけた焼き栗をトッピング。

パート・シュクレに、アンベール社のマロンペースト入り
クレーム・ダマンドを入れて焼き上げたタルトは、
これだけを焼き菓子として販売して欲しいほどの美味しさ。
コアントローのシロップがたっぷりとアンビベされています。

愛媛県産の和栗ペーストを加えたクレーム・パティシエールには
コンサントレ・コアントローを加え、爽やかでキレのいい
オレンジ風味に仕上げられています。
あえて和栗の粒感を残して。

マロンクリームは、愛媛県産の和栗ペーストと
フランス・アンベール社のマロンペーストを同割で合わせて。
和栗の栗らしいほっくり感と、香り高い洋栗を合わせることで、
バランスの取れた風味を作りあげています。
さらにバターを加えて口溶けよく、コンサントレ・コアントローで
キレのいい爽やかなオレンジの香りを纏わせて。

トッピングの焼き栗は、モンブランとひと目でお客様が分かるように
という目印のためなので、モンブラン自体の味を邪魔しないよう、
あえて個性的ではない栗をセレクト。
でも焼き目をつけるなんていうオシャレで憎い演出は林シェフらしいですね。

マロンペーストを絞る前の段階で、ひと晩以上冷凍熟成させるのもポイント。
お酒がなじみ、ベストな風味に仕上がるよう計算されています。

おそらく私が今まで生きてきた中で、圧倒的最多数を食しているモンブラン。
栗と言えばラム酒!
フランス菓子のモンブランと言えばフランス産マロン×メレンゲ!
という固定概念を覆された、日本人の味覚にすんなりと
溶け込んでくるモンブランなんです。
風味、香り、食感と全てのバランスがパーフェクトに計算しつくされていながら、
どこかほっこりと安心感を与えてくれる・・・
林シェフの人柄を投影したかのような逸品です♡



催事初日、しかも実演販売をしてくださるということもあって、
私も終日、実演ブースの周りをウロチョロしている予定です(*^-^*)
ピュイダムールのこの出来立ての口福感を味わえるという
本当に幸せな1日限りの実演ですので、ぜひ遊びにいらしてくださいね♡