お取り寄せ講座☆ガレット・デ・ロワ @ よみうり梅田文化センター | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ


 
お取り寄せ講座@よみうり梅田文化センター1月のテーマは、ガレット・デ・ロワ
2つの講座で20台ほどをお取り寄せする予定でありながら
すでに5台を自主的に食べてしまった私って・・・^^;

この日は4台をお取り寄せ。
さらに焼きたての美味しさも味わっていただきたかったので
2台を講座の前に自らピックアップしに行ったんですが・・・

お取り寄せ中の1店の手違いで、2台が届かず・・・
4台では生徒さんにあまりに申し訳なくて。。。
でも皆さんが、この4台がとても美味しいので全然大丈夫ですよ!
と優しいお言葉をかけてくださって・・・本当に申し訳ありません。
来月のヴァレンタインショコラで埋め合わせしてもらうよう
手配済みですので、どうかお許しくださいねm(_ _)m 
 
 

 
●シェ・シバタ
(19cm)
 



 
シェ・シバタさんのガレット・デ・ロワは昨年もいただいたんですが、
今まで食べた中で一番美味しかったかも!?と大好評だったので
今年もお取り寄せさせていただくことにしました。

ピティビエのような可愛らしいフリル型は、フランスで購入された
ガレット専用の抜き型を使用されているそう。
かなりしっかりと焼きこまれた美しい焼き色のフィユタージュ❤
裏までし~っかりとキャラメリゼされていて、
まるでクイニーアマンのようなテクスチャーに仕上げられています。 
 
 
 




 
ザクッ、はらっ♪としっかりとした歯ごたえのフィユタージュは、
生クリームが加えられているので一層コクがUP。
発酵バターのふくよかで芳醇な香りがお口いっぱいに広がっていきます。。。
 
裏までしっかりとキャラメリゼされているのかと思いきや、
最後に底までシロップが回るようにして、グラッセされているそう。
まさにクイニーアマンのようなテクスチャー。

ダマンドはやや薄めながら 、粗挽きのシシリー産とカリフォルニア産の
アーモンドプードルをブレンドされているそうで、
ビターな杏仁臭というよりも、心地よいアーモンドの香り・・・
ザクッ♪と響くフィユタージュの存在感が大きいながら、
アーモンドの香りも余韻にしっかりと感じられる
とてもバランスのいい一品でした。

 
 

 
●ラブリコチエ
(15cm) 




 
ラブリコチエさんには私もまだお伺いさせていただいたことがないんですが
(来週お伺いさせていただく予定です)
東京の友人の間でも大変人気のあるお店で、
ちょうどお取り寄せのラインナップを考えているときに
友人達が、「ラブリコチエさんのガレット・デ・ロワ食べました~♪」
とツイートしているのを見て、私も食べた~い!
という衝動にかられ(笑)お取り寄せ決定♪

  

 



 
フィユタージュは普通折で、ゆっくりと時間をかけ丁寧に折られているそう。
クレームは、クレーム・ダマンドにクレーム・パティシエールを加えたフランジパーヌ。
温もりのある黄金色で、やや厚みがありふんわりとやさしい口あたり。
余韻にふくよかなバターとやさしいアーモンドの香りが広がっていきます。

太陽模様のクープが均一で、とても端正な美しさですよね。
そして15cmサイズが1100円と断トツでリーズナブルなお値段。
こんなに美味しいのにいいんですか?と申し訳なくなってしまうほどでした。





 
●パンデュース
(18cm) 




 
こちらは昨年夏のクラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ協会の
講習会でいただき、とても感動したパンデュースさんのガレット・デ・ロワ。
米山シェフにおうかがいしたところ、講習会と同じものを作ってくださる
とのことだったので、皆さんにも是非食べていただきたくてお願いしました。

パティスリーさんのガレット・デ・ロワとはひと味違う
ブーランジュリーさんならではの特徴を生かした美味しさに。 

ナイフの背で描かれた深めのクープが、斜めにパカッと
美しくシャープなフォルムに開いています。
 

 



 
フィユタージュには、ブーランジュリーならではの二等粉(小麦の表皮に近い部分)と
全粒粉(石臼挽き 細挽き)も使われていて、灰分が多い粉のため
見た目がややグレーがかっているのが肉眼でも分かります。

米山シェフはダマンドを食べさせるガレットを目指されているので、
あえて重いフィユタージュに仕上げようと、三つ折りを8回。

そして香り高い、生地に負けないクレーム・ダマンドに!と、
パティスリーのように上質のアーモンドプードルを使うのは難しいので、
ノチェロ(くるみリキュール)を加えて、ナッツの香りを引きあげています。
皮つきアーモンドプードルを使用されているので、
ダマンドの中に茶色い斑点が見えますよね。

深く刻み込まれたクープも、しっかりと焼きこまれた焼き色も
実に美しく端正な顔立ちの米山シェフのガレット・デ・ロワ。
バリッ♪と軽快な音をたてて崩れ落ちるバターの香り高いフィユタージュと
ナッツの香り高いクレーム・ダマンドのハーモニー。
二等粉独特の風味と香りの余韻が後を引きます。
 
真っ白ではない粉好きの私は、この香りが大好きで、
ぜひ皆さんにも食べていただきたかったんですが・・・
朝焼きの、焼き立てに近い香り高い状態で食べていただくことができ、
皆さんにも美味しい~♪って喜んでいただけてとても嬉しかったです。




 
●フール・ドゥ・アッシュ マロン
(13cm)





 
年末にパンを買いにフール・ドゥ・アッシュさんにお伺いしたときに、
キャラメルフィグのケークも購入し、天野シェフのお菓子の美味しさを再確認した私。

その時にマロンのガレット・デ・ロワを作られるとお聞きし、
ぜひお願いします!と即答していました^^;

 



 
ちょっぴり小ぶりな直径13cm。
でも中にはマロンの渋皮煮がごろんごろん♪と贅沢に入っています。

マロンのガレット・デ・ロワというと、ダマンドにマロンペーストを入れ
細かくカットしたマロンが入っているというスタイルが多いですが、
こちらは本当にどこを食べてもマロン、マロン(❤ ❤)
マロンパイのアントルメのような感じです。

フィユタージュはパリッ♪と薄く焼きあげられ、
ダマンドはふくよかなバターの香りとともに、しっとりとマロンを包み込んでいます。
まさに焼き立てを受け取ったので、まだほんのりと温もりの残る状態。
美味しさがじゅわ~っとお口いっぱいに広がり、もう1カット!
と思わず口をついて出てしまうほどの美味しさでした。

今後はもっとパティスリーも充実させていきたいとおっしゃる天野シェフ。
まさにパティスリーのガレット・デ・ロワを彷彿とさせるリッチな美味しさでした。
最近あらためて天野シェフの焼き菓子を全種類食べ直してみたくなり、
購入させていただいたんですが・・・その美味しさに今更ながらに感動❤
しばらく足繁く通う日々が続きそうです♪