●クレーム・オ・ミルティーユ
春先から登場していたブルーベリーが主役のクレーム・オ・ミルティーユには、
ビジュアル以上にブルーベリーがたっぷりと使われています。
4粒のブルーベリーで支えられたパートフィロ。
ハート型にくり抜かれた乙女ティックなフォルムにキュンとしちゃいますよね❤
ハート型も、今西原シェフのお気に入りのひとつなんですって。
容器に入ったブリュレの中には、フレッシュなブルーベリーがたっぷり。
その上に薄くシャンティが重ねられています。
パートフィロをパリンと割って、スプーンですくってみると・・・ほらっ♪
まるでブルーベリーソースをたっぷりと注いだかのようなブルーベリー感。
深いパープル色が目にも鮮やかですね～。
ブルーベリーの穏やかな酸味とブリュレのクリーミー感、
シャンティのミルキー感が相まって、
お口の中にとってもまろやかな甘酸っぱさが広がっていきます。
ブルベリーのフレッシュな風味が存分に生かされた贅沢な美味しさ♪
ブルーベリーのお菓子というと、タルトやクラフティが多いですが、
クリーミーなブリュレと合わせ、火を加えることで、
ブルーベリーのジューシーな甘酸っぱさがより一層引き出されてくるんですね。
●赤い実のタルト
まさかのホール状態に巡り会えちゃいました。
赤い実が宝石のようにキラキラと煌めいていて、うっとり・・・（❤ ❤）
こんなに赤色がビビッドということは、酸味もかなりキュン♪ときちゃうのかしら？！
サクッと薄く軽やかなブリゼ生地に、
チェリー、ブルーベリー、フランボワーズ、カシスなどの
赤い実をたっぷりと敷き詰め、アパレイユを流したクラフティのようなタルト。
秋に登場する、グルニエさんで大人気のお菓子、
リンゴのタルトの夏バージョンといった感じかな。
さくらんぼのクラフティ、ブルーベリーのクラフティなど
1種類のフルーツが使われたクラフティはこの季節よくいただきますが、
こんなにもフルーツた～っぷりのクラフティは初めて！
アパレイユにちょこん、ちょこんとフルーツが浮かんでいるだけだと
悲しくなっちゃうけど、このタルトは逆に
アパレイユはどこ～？って探してしまうくらいの贅沢さですよね。
実はこの赤い実のタルト・・・
西原シェフがクレーム・オ・ミルティーユを食べられた時に
こんなに美味しいブルーベリーを、もっと他のお菓子にも活かせないか！？
と考え出されたお菓子なんですって。
ブルーベリーに他のベリー系を合わせることによって、
様々な酸味が重なり合い、より奥深い美味しさが醸し出されています。
アパレイユが濃厚なので、フルーツの酸味がたちすぎることがなく、
でも逆に、幾重にも折り重なる酸味によってアパレイユの甘みも抑えられ、
まさに目にも舌にも夏にぴったりの、爽やかなタルトです！
ハーブを使ったお菓子につづきます・・・
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店名：パティスリー・オ・グルニエ・ドール
住所：京都府京都市中京区堺町通錦小路上ル527-1
電話番号：075 - 213 - 7782
定休日：水曜日（祝日の場合は翌日休） 月1回火曜日
営業時間：11:00～19:00