被災地の皆さまはもちろんのこと、被災地にお知り合いがいらっしゃる方々は
今も一瞬も心休まることなく過ごしてらっしゃることと思います。
どうかこれ以上被害が拡大せず、一人でも多くの方が、
一秒でも早く御無事で救出されることを心よりお祈り申し上げます。
被害の全くなかった関西に住む私は、常に被災地に想いをよせながらも
こんなときだからこそ通常通りに生活し、消費し、
日本の経済を活性化すべきだと考えていました。
でもTVでの報道やツイッターから離れることができなくなっていたこの数日間・・・
私自身のメンタル面がどんどん弱くなっていくのを感じていました。
繰り返し流れる被災地の映像を、一日中一人で見つめていると、
阪神大震災の時に見た恐ろしい光景、音、想いが一気に沸き上がってきて、
一瞬にして16年前に引き戻され、自分が壊れていくのを感じていました。
16年の時が流れ、やっと普段は思い出さなくなっていたはずなのに、
やはり記憶に蓋をしていただけだったんですね。。。
14日はホワイトデー。
お伺いすると約束をしていたお店が2軒あったので、
行かなければと渾身の力をふりしぼって向かいました。
すると、普段以上に沢山のお客様がお菓子を買い求めにいらっしゃっていました。
13日はクリスマス以上の売りあげがあったそうです。
お店の状況が心配でお伺いしたはずなのに、
逆にシェフとの会話や笑顔から、たくさんのパワーをいただいてしまいました。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
このような状況が不謹慎だという雰囲気も流れ、自粛ムードの中
関西のレストランやパティスリーでもキャンセルが相次いでいます。
物流が止まってしまう商品もあり、今後に不安も抱えています。
必要以上の浪費は控えるべきですが、でもこんな時だからこそ、
被害のなかった関西では、通常通りの消費活動を続け、日本経済を活性化しなければ！
私のような個人の微力で今できることは、募金活動に協力していくことだけ。
お菓子屋さんからも、チャリティーを開催し、売上の一部を義捐金に！
というお声が上がってきています。
私もご協力できることがあれば、なんでもさせていただきたい想いでいっぱいです。
想いがあっても、今はまだそれを具現化する術が分からず、模索している状況ですが、
笑顔や幸せをもたらす象徴であるスイーツが、たくさんの人の温かい想いと繋がりを通して、
被災地の方々に笑顔を届けることができるよう、私も尽力していきたいと思っています。
義援金活動には、今多くの企業や芸能界の方々が手をあげてくださっていますが、
どうかこの数ヶ月間の一瞬の盛り上がりで終わらせないでください・・・
どうか阪神大震災の時の二の舞にしないで・・・
真っ赤な苺が甘く美味しく熟す暖かな春には、被災地の皆さまにも笑顔が戻りますように・・・
この生命力溢れる赤色を見ていると、自然と元気がわいてきますよね！？
どうかこれ以上悲しみが広がりませんように・・・心からお祈りしています。