今回は「カワスイ 川崎水族館」初訪問記3部作の最終章で、南アメリカゾーン編をお届けします!
あわせて約230種類の魚類、爬虫両生類、鳥類、哺乳類が展示されているそうなので、1時間少々で見てまわるのはちょっと無謀でしたね😵😅
カワスイは駅前(駅チカ)商業施設内の都市型水族館としては日本初だそうで、2023年に札幌の(狸小路三丁目)moyuk SAPPOROにオープンした「AOAO SAPPORO(アオアオサッポロ)」パイセンになりますが(似ている点が多いので、実際に参考にしたのかも🤔)、ハッキリいってAOAO SAPPOROは完全に負けているw
AOAO SAPPOROは今回と同じくらいの時間があれば(1時間20分ほど)、ひととおりの水槽を見て回れますがw カワスイは(北海道の水族館やペット屋でも見られる魚などw)スルーした水槽もけっこうあったのに、それでもかなりの駆け足になりましたからね💦
カワスイのことは、この日、昼ごはんを食べている時に初めてオフィシャルサイトを見て、とりあえず(一番重要なミッションだったw)「オマキヤマアラシのエサやり体験」とフロアマップなどをザッと確認しただけでしたが、せめて多摩動物公園からの移動中にもう少しよく調べて、時間配分を考えておけばよかった😓😅
(前日はFullMooNのライブで疲れ果てて、すぐ寝てしまいましたのでね😴😅)
写真も撮りながらひととおり観て回るのであれば、最低でも2時間は必要だと思うし、「オマキヤマアラシのエサやり体験」に「ソラネコカフェ」、「ふれあい Dog Park」も体験したいのであればあと90分ほど必要かとw
(「オマキヤマアラシのエサやり体験」は約30分、「ソラネコカフェ」、「ふれあい Dog Park」は各20分でそれぞれ別料金がかかります)
さらに、館内のカフェ(「こもれびカフェ Sweets & Cafe」)で寛いで、グッズもゆっくり見ていきたいということであれば半日ほど必要かも😁
あと、それぞれの水槽には読み込むと展示している生き物の説明が表示されるQRコードが掲示されているので、これらをじっくり見るとなるとさらに時間が必要w
(今回自分は時間がなかったのでQRコードを読み込んでみませんでしたが、試しに1つ2つだけでも見てみればよかったな😣)
また、スマホアプリ「LINNÉ LENS」をインストールすると、スマホを水槽にかざすだけでそれぞれの生きものの名前と解説を見られるそうなので、興味のある方は活用してみてください!
もし、「あまり時間はないけれど、せっかく近くに来たので少しだけでも寄って行きたい」ということであれば、今回紹介する「南アメリカゾーン」が特に見どころが多いので優先的に観ることをおススメしますが、ここだけで30分いや40分はみておいた方がよいと思いますよ!
前々回紹介した「多摩川ゾーン」と前回紹介した「オセアニア・アジアゾーン」、「アフリカゾーン」はすべて10階の1フロアに収まっていますが、「南アメリカゾーン」は9階のほぼワンフロアを使っているくらい盛りだくさんですからね😲😵
なお、カワスイのオフィシャルWebでは展示しているすべての生き物について紹介されていますので、事前にざっとでも目を通してから行くことをおススメしますw
この後は南アメリカゾーンについて紹介していきます。
南アメリカゾーンで特にインパクトのあるコーナーの一つが
「パンタナルエリア」
カワスイで最も大きい水槽に、世界最大の湿地といわれる(本州ほどの広さがあるとか😲)「パンタナル」の生態系を再現しているエリアです。
ネオンテトラなど、ペットショップでも売っている熱帯魚も多いですがw 約8000匹もの熱帯魚が生き生きと群泳する様は圧巻です😲😆
水草を見ているだけでも癒されます😌

自分は、ワンちゃんネコちゃんなど哺乳類はもちろん魚類を飼うのも数日以上家を空けられなくなってしまうので思いとどまっていますが😔水槽に水生植物を植えておくだけなら、1週間くらい放置しておいても大丈夫そうに思えるので現在検討中w
南アメリカの熱帯地方に生息する有名な淡水魚といえばやっぱりピラニア!
こちらは世界最大級というブラックピラニア(ピラニア・ブラック)
飼育下でも(比較的広い水槽で)40cm程度になるようですが、野生では50cm以上に成長するそうです。
こちらはペット屋などでも売っている最もポピュラーな「ピラニア・ナッテリー」
(だと思う🤔😅)
「だと思う」と自信なさげなのは、同じく腹部がオレンジ色になる「ピラニア・ピラヤ」もカワスイには展示されてるからですが、ピラニア・ピラヤは腹部がもっと広範囲にオレンジ色に染まるそうなので、こちらはピラニア・ナッテリーだと思います。
(「ピラニア・ピラヤ」は写真を撮ってこなかったようです😅)
ピラニアというと歯が鋭い凶暴な肉食魚で、もし人がピラニアが棲む川に落ちたならあっという間に骨にされてしまう「人喰い魚」のイメージを持つ人も多いかもしれませんが💀😓実際にはかなり臆病な魚で、流血でもしていてピラニアを刺激させない限り、人間など自分より大きな生き物が近づくとコソコソと逃げ出してしまうそうです😁
その昔(1960年代w)、漫画・アニメの「タイガーマスク」で、ピラニアが泳ぐプールでタイガーマスクとピラニアンという覆面レスラーが闘う話があってw、ピラニアが嫌う薬品をスーツに塗っているピラニアンはピラニアに襲われないけど、タイガーは即座に嚙みつかれていましたが、この話はフィショクンなのでw
(それとも、タイガーは流血していたのかな🤔)
南アメリカゾーンにも、魚類のみならず爬虫・両性類、鳥類、哺乳類が展示されています。
こちらはグリーンイグアナとコモンマーモセット
グリーンイグアナは人によく懐くのでペットしても人気がありますが、成長が早くて、大きくなると180cmまで育つそうなので、一般家庭での飼育は難しいでしょうね🤔
熱帯雨林に生息する爬虫類なので、仮に捨てられても日本国内で繁殖することは難しいでしょうけれど、石垣島では繁殖している可能性もあるそう。
草食性が強く、比較的大人しい性格ではあるものの、鋭い爪と歯を持つので、仮に“捨てイグアナ”に出逢った場合は注意が必要です。
現時点では(駆除などの対象になる)「特定外来生物」ではありませんが、今後その適否を検討する可能性もある「生態系被害防止外来種」に指定されています。
「コモンマーモセット」は小型のお猿さんで、見た目もとても可愛いですが、鳴き声も可愛らしいそう🥰
グリーンイグアナにひとのみにされそうなくらいの体格差がありますが、イグアナは草食性なので同居させていても大丈夫なのだろうなw
こちらはマタコミツオビアルマジロ
「ぴん」という名前があるそう。
めちゃめちゃ動きが速くて、まともな写真が撮れなかった😵
(何枚も撮影してましたが、一番マトモな写真でこの程度↑)
「ミツオビ」は「三帯」で、背中3本の筋があるのでそう名付けられているそうですが、「マタコ」とはどういう意味だろう🤔😅
カワスイのオフィシャルサイトはじめ、調べてみたけれどわからなかった😑
上野動物園、東武動物公園、埼玉のこども動物自然公園にいるのと同じ種類のアルマジロだそうです。
南アメリカゾーンには、このほか魚類だけでも50種類以上が展示されています!
あまり時間がなかったことと、ネオンテトラ、エンゼルフィッシュ、ディスカス等々札幌のペット屋でも見られる魚も多かったので、あまり写真を撮りませんでしたが、熱帯魚好きで時間がある方はテンションが上がりまくりだと思うので、じっくりと観ていってくださいw
「パノラマスクリーンゾーン」に移動します。

南アメリカゾーンとは区別されたゾーンになりますが、巨大なスクリーンにアマゾン川に棲むアマゾンカワイルカ、コビトイルカ、アマゾンマナティのCGが映し出されます。
CGによるデジタル動物を映し出して見せてくれるという点では、札幌のAOAO SAPPOROにも「BLUE ROOM」という似たようなコーナーがありますが、多分こちらをパクった、もとい参考にしたのでは🤔😅
AOAO SAPPOROのデジタル動物(たしかシャチやクジラなど)と同様に人間の動きに反応しますが、カワスイの方がより反応がリアルなような😲
自分がスクリーンに近づいた時は、マナティがフレンドリーな様子で近づいてきてくれました😊
イルカ達は近づいても素通りだったけれど、たまたまかな😅
マナティといてば、かつてよみうりランド内にあった水族館に本物が展示されていていたことが懐かしい😌
続いて「アグア・ラボエリア」
スペイン語で「水と研究所」を意味するエリアで、(今回自分は素通りしてしまって写真はありませんが😅)飼育備品や予備水槽、濾過循環ポンプなど、普段は見ることのできない「水族館の裏側」を見せてくれるという点では、これまた札幌AOAOにパクられた、もとい、「AOAOは参考にした」のかも😅
このエリアでは、ユニークな特徴をもつ生きものたちを解説してくれるイベントも開催していて、この時はテッポウウオ(アーチャーフィッシュ)の捕食行動について説明してくれました。
テッポウウオというと、水面上の葉に止まった昆虫に、口に含んだ水を吹きかけて撃ち落とし捕食する習性がありますが、捕食シーンをこれだけ間近で見たのは初めてかも🤔
水を吹きかける音もよく聞こえたので、迫力がありましたね!
カワスイにはペット屋でも販売されていることがある「セブンスポットアーチャーフィッシュ」の他に、2018年に新種認定された「シアメンシス・アーチャーフィッシュ」も展示されているそう。
「セブンスポットアーチャーフィッシュ」に比べて「シアメンシス・アーチャーフィッシュ」の方が黄色味が強いそうですが、写真のテッポウウオもけっこう黄色みが強いような🤔
でも、こういう(見世物的なw)イベントに、ごく最近新種認定されたような貴重な魚を使うことは考えにくいかなw
なお、テッポウウオは東南アジアに生息する魚なので、こちらアグア・ラボエリアは南アメリカに生息する魚限定というわけではないようですね。
デンキウナギといえばアフリカゾーンに展示されているデンキナマズを上回る800Vもの電気を発する魚で、アグア・ラボでは発電実験も見せてくれるのだと思いますが、新さっぽろのサンピアザ水族館でも見られるので、ほぼ素通りしてしまいました😅
(実際に発電実験をしているのかは定かではありません)
「ドクターフィッシュ体験」もできます!
正式名称は「ガル・ラファ」という西アジアの河川に生息するコイ科の魚で、これまたサンピアザ水族館と同様に、水槽に手を入れると古い角質層を食べてもらってツルツルの皮膚にしてもらえますw
釣り好きの自分はテンションが上がったこんなコーナーも!
各種のルアーが展示されていて、流れのある水槽で水中でのルアーの動きを見られるコーナーもあります!
たとえばジグヘッドにセットされたストレート・ワームの動きがヤバいw
シェイク(竿を細かく震わせて、ワームを動かす操作)をしているわけではありませんが、水流を受けていい感じで震えていて「これは釣れそう!」と思いましたねw
ちなみに、ジグヘッドにワームがまっすぐセットされていて、釣りが好きなスタッフがいるのかなと思ってしまったw
(ワームがズレた状態などテキトーにセットするとベストの動きをしてくれないのですよ😁)
スイムベイト(画面左側の小魚のようなルアー)も実にいい感じでクネクネしていたなぁ😲
時間があったなら、ついつい長居をしてしまいそうw
最後に紹介するのは「アグア・テラ・エリア」
「アグア・テラ」とはスペイン語で「水と大地(地球)」を意味するそうで、アマゾン川に生息する大型の淡水魚と爬虫類・鳥類・哺乳類が展示されているコーナーです。
「アグア・テラ」とはスペイン語で「水と大地(地球)」を意味するそうで、アマゾン川に生息する大型の淡水魚と爬虫類・鳥類・哺乳類が展示されているコーナーです。
世界最大の淡水魚「ピラルク」もいます!
カワスイのピラルクには名前がつけらているそうで、身体が大きい方が“世界最大の滝”がある「イグアス川」から名前をとった「イグアス」。
(「大いなる水」という意味だそう)
小さい方は「シングー川」から名前をとって「シングー」というそう。
(シングー川は高原をゆったり流れる川なので、「のびのび育って欲しい」という想いがこめられているそうですねw)
(シングー川は高原をゆったり流れる川なので、「のびのび育って欲しい」という想いがこめられているそうですねw)
上のレンジを泳いでいるピラニアに似たシェイプの魚はコロソマかな🤔
種類の多いカラシン目の中でも、ピラニアと同じくセルラサルムス科の魚なので、実際にピラニアの近縁種にあたるそう。
種類の多いカラシン目の中でも、ピラニアと同じくセルラサルムス科の魚なので、実際にピラニアの近縁種にあたるそう。
肉食系のピラニアとは違って草食系の魚で、似たようなメティニスという草食系の魚やメジャーなエンゼルフィッシュなどと一緒に、子供の頃に飼っていたことがありました。
熱帯魚屋で買ってきた時は5~6cm程度で、10cmくらいに成長してそのうち死んでしまいましたが、実は1mほどにも成長する魚らしい😲
水槽の底(右手)にいるナマズ系の魚はピライーバかな🤔
アマゾン川に生息するナマズの仲間では特に大型化する種類で、最大3.6mにもなるそう😲
「ブラックアロワナ」と「ドラド」等々
シルバーアロワナも同じ水槽に展示されていますが、顎にヒゲがないのでブラックアロワナだと思う。
底の方にいる黄色いヒレの魚は釣り人憧れのドラド😆
開高健さんの本でも紹介されていましたが、ハデにジャンプを繰り返す強烈なファイトが魅力の魚で一度釣ってみたい!(そういう魚ばかりw)
ドラドの右上にいるコロソマ風の魚は「シルバードラド」かな🤔
ドラドに似ているので「シルバードラド」と名付けられているそうですが、あまり似ているようには思わないなぁw
(どちらもカラシン目ではあるものの、分類上は遠縁になるそうw)
こちらは「キクラテメンシス」
1mほどに成長するシクリッドの仲間では最大クラスの魚で、これまた釣り人の憧れ!
このほか様々なナマズ系の魚など、釣り人にとってテンションが上がる魚が多かったので、生きているうちに(ヨボヨボになる前に)一度、アマゾン川で釣りをしてみたいという想いを強めましたw
このほか様々なナマズ系の魚など、釣り人にとってテンションが上がる魚が多かったので、生きているうちに(ヨボヨボになる前に)一度、アマゾン川で釣りをしてみたいという想いを強めましたw
まずはGacharic Spinのはなさんも大好き オマキヤマアラシw
「エサやり体験」はできませんでしたが、ガラス越しに姿を眺めることはできましたw
(オマキヤマアラシのエサやり体験もできるガイドツアーは1日2回(10:30~ / 16:15~(各回30分程度))の事前予約制となっています)
はなさんのFacebookでは、エサやり体験の様子が見れますよw
ヤマアラシというとヨーロッパなどユーラシア大陸に生息する哺乳類というイメージでしたが、実はアメリカ大陸には「アメリカ・ヤマアラシ」という別の種類のヤマアラシが棲んでいることを今回知ったw
(どちらも「ヤマアラシ」と名付けられているものの、分類上は(ユーラシアの)ヤマアラシとアメリカ・ヤマアラシは異なる動物のようです)
オマキヤマアラシはその名のとおり長い尾をモノに巻きつけることができるそうです。
カピバラも同居していますw
カピバラもガイドツアーでふれあい体験ができるようです。
このほか、「アコ」と「ピコ」という2頭のフタユビナマケモノも同居しているそうですが、見当たらなかったな🤔
コアラに匹敵するくらいの爆睡動物だそうで😴😅また夜行性が強いそうなので、どこかでお昼寝中だったのかな🤔
こちらはケヅメリクガメ
100年も生きる長寿のリクガメで最大90cm、90kgになるそう!
他に背中がゴツゴツしていない「アカアシガメ」や、色鮮やかな鳥さん達も同居していますが写真を撮ってこなったw
なお、「南アメリカゾーン」には真っ白な大砂丘「レンソイス」をイメージした、「レンソイスエリア」もありますが、完全に素通りしてしまったので、写真が一枚もありません😅😓
(「つまらなさそう」と思ったのでスルーしたわけではないですw)
カワスイはとにかく展示数が多いので、オフィシャルサイトなどで予習の上、よ~く時間配分を考えて行くことをおススメします!
半日くらい余裕で時間がつぶせる見どころ満載の施設なので、自分のように予定を立てないままゴールデンウイークを迎えてしまった京浜地区在住の方にはおススメしますよw
これにてカワスイ三部作完結!
以上です。