11月も今日が最終日で今年もあと1ヵ月😵
 
札幌は昨日も雪が降ってすっかり冬の様相ですが今回もまた札幌の女性アーティストにまつわる“夏の思い出”について書きたいと思います🏝😅
 
今回の主役は、「歌う妖精さん」こと札幌の女性シンガーSenaさん🧚‍♀️
 
自分は(絶賛応援中の)ナデシコドールのサポートベースとしても活躍するmakkyさんが所属するG-noteのボーカル・キーボードとしてその存在を知りました。
 
 
ふだんは音楽療法士の仕事をしているそうですが、その傍らでG-noteでの活動とともにソロ活動も精力的に行っています。
 
自分はこれまで、ナデシコドール主催イベント「ナデフェス」などで、年に1~2回程度G-noteのステ-ジを観るにとどまっていましたが、今年はSenaさんのソロライブにも足を運ぶ機会が増えました。
 
たまたまSenaさんのライブ当日に他の予定が入っていなかった、ということもありましたが😅今年の春にリリースされたSenaさんの1stソロミニアルバム「sky melody-空の魔法と夜を渡って-」がとても好印象だったこともあります!

 

 

Senaさんは大学の音楽学部で管楽器を学んできた人で、「sky melody-空の魔法と夜を渡って-」も、クラシック音楽のバックグラウンドを感じさせる、儚くも美しいメロディが満載された作品です🎶😌
 
 
自分は、(メタルやガールズバンドとともにw)プログレッシブロック-特にクラシック音楽の要素を取り入れたバンドも好きなので(ELPやYESなども好きですが、特にRenaissance、Mellow Candle、Tudor Lodgeといったフォーク系プログレバンドが大好きw)本作の作風はとてもお気に入り😀
 
本作では、Senaさんは歌と鍵盤の他に“本業”であるフルートも自身で演奏しているし、本物のバイオリン、チェロ、さらにはチェンバロまで使っているという贅沢な内容😲😀
 
そして、「歌う妖精さん」、「北の妖精さん」と言われるとおり、小鳥系の透明感ある歌声が“風景を”感じさせてくれます😌
 
クラシック音楽のバックグラウンドを感じさせる曲が多いですが、それでいて(アニソン風の?)ポップでキャッチーな要素もあり、肩ひじ張らず気軽に聴ける1枚だと思うので、クラシックやプログレには興味がない(むしろアンチのw)人にもおススメです!
 
 
さて、「夏の思い出」となったSenaさんが出演したライブは2本あって、一つは8月23日(金)にさっぽろ時計台で開催された「第43回時計台まつり記念講演会」
 
この演奏会の副題は「~和と洋の笛の共演~」とありましたが、Senaさんはフルート奏者として参加して、他の管楽器奏者たちとともに、尺八・篠笛と“共演”するという、タイトル(副題)とおりのスペシャルな内容でした!
 

 
Senaさん以外の出演者は(敬称略で)、篠笛&尺八:山口達、オーボエ&E.ホルン:山田ゆい、ファゴット:佐藤宏幸、トランペット:yoshito(渡辺義人)、ピアノ:三上紘子、ベース:小林勇希、ドラム 角田好史といった面々。
 
バンマスの山口達さんは、篠笛&尺八奏者として邦楽の演奏会を行うかたわらで、すすきの囃子響乃会という祭囃子などお祭りで演奏される音楽を演奏する会にも所属しており、8月に開催された「すすきの祭り」などにも出演したそう。
 
Senaさんもすすきの囃子響乃会に所属していて、お祭りで篠笛を演奏することもあるそうで、山口達さんとは響乃会仲間のようですね。
 
この日は(北海道大学恵迪寮歌)「都ぞ弥生」も演奏されましたが、実は山口達さんは北大で物理学を修めながら、篠笛&尺八奏者になったという変わりダネの方だそうです😲
 
管楽器隊のメンバーのうち、トランペットのyoshito氏は“蝦夷Village”という社会貢献型プロジェクトでチャリティライブを行うなかで、幅広いジャンルの音楽を演奏しているそうで、ピアノの三上紘子さん、ベースの小林勇希氏、ドラムの角田好史氏も、ジャズを中心にこれまた幅広いジャンルの音楽活動をしているそう。
 
この日は実に幅広いジャンルの曲が選曲されて、いずれも見事な演奏でしたが、このメンバーの経歴を見れば、それも納得でしたね!

ファゴットの佐藤宏幸氏とオーボエの山田ゆいさんは、ふだんはクラシック音楽の演奏会を中心に活躍しているようですが、二人とも柔軟性のあるプレイヤーで、クラシック以外の曲もセンスのよい演奏を聞かせてきれました!
 
一方、Senaさんがフルートでクラシックの曲を演奏するのを聴くのは、自分は今回が初めてでしたが、本格的で格調高い演奏だったので、病みつきになりそうw
 
 
↑写真がボケボケでお恥ずかしい
(機種変して4年半経つおんぼろスマホですが、暗い場所での写真撮影がダメダメなのですよ)
 

今回の会場は(演奏会のタイトル通り)札幌市時計台内の時計台ホール
 
 
時計台といえば札幌を象徴する観光名所で、いつも観光客で賑わっていますが、札幌市民の自分はふだんあまり立ち寄ることがなくて、ここに来たのは5年前に札幌の転居した直後に写真を撮りにきて以来かも🤔
 
時計台の中に入ったのは、恐らく大学生時代にやはり時計台ホールで開催されたコンサートを聴きにきた時以来だと思うので、実に35年以上ぶりかもw
 
ですから、館内に入ること自体が、懐かしさをとおりこしてとても新鮮な気分で、印象に残りましたね😀
 
 
そして、素晴らしい演奏とともにこの日記憶に残ったことが、館内の蒸し暑さ🥵
 
前回は、「お盆期間中に観たLalamiさんのライブも場内が蒸し暑さが夏の思い出になった」と書きましたが、この日も同様でしたね🥵😅
 
館内には扇風機や送風機があるものの(おそらくノイズになるからだと思いますが)ごくごく弱めに運転されており、自分の席(4or5列目のほぼ中央)にはほとんど風が当たらず、そろそろ秋の気配を感じる8月下旬とはいえ、終始蒸し暑かったですね💦
 
当日は、Senaさんが「会場内は暑いので、飲み物を持参した方がよい」とポストしてくれたので、自分は飲み物を持っていきましたが、ありがたかった🙇‍♂️
 
ちなみに、Senaさん含めてメンバーは(熱中症対策の)冷却(冷感)スプレーを用意してきていて、演奏前にはお互いにプシューっとやっていましたが、どうやら囃子響乃会も参加するお祭りの必携アイテムのようですねw
(自分の近くにも同じような冷却スプレーを持ってきている人達がいましたが、おそらく囃子響乃会ファンなど“祭り慣れ”している人だったと思われる)
 
 
当日のセトリです。
 
1.スタジオジブリメドレー
(ハトと少年~島の人~海の見える街~もののけ姫~人生のメリーゴーランド~いつも何度でも)
2.主よ人の望みの喜びよ(J.S.バッハ)
3.ひとり(村上てつや)
4.流露(杵屋正邦)
5.シチリアーノ(G.U.フォーレ)
6.都ぞ弥生(北大恵迪寮歌)
7.ルパン三世のテーマ(大野雄二)
8.時計台の鐘(高階哲夫)
9.枯葉(ジョゼフ・コズマ)
10.打上花火(米津玄師)
11.スペイン(チック・コリア)
 
当日配付されたパンフレットに記載されていたセトリを見たので間違いはないと思いますw

 
個人的には、バッハとフォーレ、ルパン、チック・コリアが特に嬉しかった😀
(フォーレとチック・コリアは演奏曲目を見ただけで鳥肌だったw)
 
「Renaissanceが好き」と書きましたが、自分はそのボーカリストであるアニー・ハズラムさんがクラシック音楽のカバーを集めたソロアルバムで取り上げたフォーレの曲がとても気にいって(それ以前は名前も知らなかったのですが)好きな作曲家になりましたw
 
あと、「枯葉」や「打上花火」もアレンジが良かったし、ジブリメドレーも好印象でしたが(1曲目だけにインパクトありましたね!)、どの曲も素晴らしい演奏だったと思います!
 
また今回のようなコンサートがあれば、(たとえSenaさんが出演しなかったとしてもw)聴きにき行きたいですね
 
 
話かわり、2つめの「夏の思い出」は、時計台まつり記念講演会の翌日に、Senaさんが出演した「遠浅地区グリーンフェスティバル」
 

 

少し前からXのポストで告知されていたようですが、自分は前日に時計台でのMCで知って、急遽行くことにしました😅
 
会場は、JR(室蘭本線)遠浅(とあさ)駅近くの遠浅コミュニティセンター前の広場でしたが、ここに来たのは生まれて初めて!
 
『道の駅あびら D51ステーション』など、安平駅周辺には行ったことがありましたが、JR遠浅駅を含め、これまでは車で通りすぎるだけでした👏
 
今回のような機会がなければ、これまで立ち寄ってみようと思うことはなかった場所でしたが😅とても雰囲気がよかったしイベントも楽しめたので(前日のMCで)開催を知ることができてよかった😄
 
この日Senaさんのステ-ジは15:00スタートでしたが、自分は不覚にも大幅に遅刻して、会場に到着したのは(5曲ほど演奏したそうですが)ラストから2曲目の途中でした😅😓
 
 
それでも、爽やかな夏空の下で、透明感のあるSenaさんの歌声を堪能できて、夏らしい思い出ができてよかったです😄
 
ちなみに、遅刻してしまったのは、不案内な場所にもかかわらず(安平町には行ったことがあるので高を括ってw)下調べもしていなかったので、ナビにセットした遠浅駅から少し道に迷ってしまったことと😅(自分のナビでは「遠浅コミュニティセンター」が検索されなかったので、遠浅駅を指定したw)、午前中に用事があったこともあり、所要時間に余裕を見ていなかったからですね😓
(当初は下道でも札幌から2時間くらいで着くかと思っていたけれど無謀だった😅)
 
一応、14:45頃には遠浅駅には着いて、コミュニティセンターは駅から車で数分程度の距離ですが、そこから案外と迷ってしまいましたね😅
(一度は駐車場の脇を近くを通り過ぎたのですが、会場に気付かなかったw)
 
結局Senaさんの歌と演奏は1.5曲分しか聴けませんでしたが😅😖終演後はその後のステージを観ながら、Senaさんとゆっくりとお話ができたのでよかったです😄
 
前日の時計台コンサートや1stミニアルバムの感想を伝えたり、前日のコンサートで興味を持ったことなどを質問したりすることができました😀
(たとえば、フルートと篠笛の(演奏する上での)違いなどを質問しましたw)
 
今年初(というか唯一)のかき氷も食べました🍧
 
 
この日は札幌や千歳などからきたお客さんも来ていたとは思うのですが、来場者の多くは安平町民など近隣の方だったと思われ、“地元トーク”を聞くのもおもしろかったですね😀

ライブなどで東京から遊びに来た人は、札幌も「空気がウマイ」というけれど(札幌在住の自分にとっては「都会の空気」に思える)、やはり遠浅の空気は圧倒的に美味しくて、空もキレイでした😌
 
今年の夏に、車で遠出したのは、魚釣りを兼ねて天然水を汲みに喜茂別(京極)方面に行ったくらいで、あとは墓参りと、LalamiさんのBBQイベント含めて豊平川に何度か行ったのみでしたが、8月最後の週末に夏らしい一日を満喫できてよかったです😀
 

 

ステージでのコンサートが終わった後は、盆踊りがあって、最期には花火大会もあったそうですが、自分はその前に離脱して、由仁の温泉に寄って帰りました🚙♨

 

遠浅駅の近くにも「鶴の湯」という温泉があったそうですし、遠浅から由仁間には、ほかにも何か所か日帰り温泉があるようでどこに行こうか迷いましたが、しばらくご無沙汰していたこともあり実績のある「ユンニの湯」をチョイスw

 
 
最後に「ユンニの湯」に行ったのは2020年の春でしたが、コロナ禍真っ只中の時期で、“ヨソ者”は入りづらい雰囲気があり(自分の車は川崎ナンバーだったためか、駐車場でも冷ややかな視線を感じた)その後は足が遠のいていたのです😞
 
まだ明るい時間に着いて、休憩挟みながら2時間以上ものんびり入浴したので、露天風呂から夏の青空と満点の星空を満喫できたので、これまたよい夏の思い出になりました😄
 
露天風呂では、オニヤンマなど夏のトンボと赤トンボを見ましたが、空の色も夏と秋が同居しているような感じで印象的な一日だったな😌
 
 
さて、今回もまた「この時期に夏の思い出を聞かされてもピンとこない」という人もいるのではないかと思うので😅最期に今月に観たSenaさんのライブについて、少しだけ書いて終わりたいと思いますw
 
 
11月6日は、平岸のフライアーパーのイベントにSenaさんが出演したので観に行ってきました!

 

 

平日でしたが、フライアーパークは自宅から徒歩数分の距離なのでありがたかったw
 
 
当日は、Senaさんの他に晴花さん、Amyさんという女性シンガーが出演!
 
 
今回もまた、Senaさん以外の共演者については割愛させていただきますが😅晴花さん、Amyさんも実力のあるシンガーで、札幌はミュージシャンの層が厚いことをあらためて感じました😀
 
晴花さんはこの日が年内最後のライブとのことでしたが、Amyさんは12月4日(水)に札幌Sound lab moleでワンマンライブがあるそうですよ!
(OPEN 19:30 START 20:00)
 
 
この日Senaさんはトップバッターで登場!
 
 
平岸フライアーパークはステージに(アップライトではありますが)生ピアノがあることがいいですね!
 
たとえば、ソロのライブで(G-noteでもw)よく演奏されている「オフィーリア」を鍵盤弾き語りで聴いても、いつものエレピ(シンセ)とは、響きがまるで違う!
 
トリのAmyさんも褒めていましたが、会場の音作りも優秀!
 
ちなみに、歌い手の顔が見えやすいだろうと思って下手に陣取りましたが、顔がPAに隠れて写真が撮りづらかった😅
 
 
当日のセットリストはこちら↓(Senaさんのポスト)

 

 

01.「Lapislazuri」、02.「Nostalgia」、05.「オフィーリア」が、1stミニアルバム「sky melody-空の魔法と夜を渡って-」収録曲で、自分自身はいまやすっかりお馴染みになりましたし、06.うさぎをおいかけてもソロライブではよく演奏される曲ですが、生ピアノの弾き語りで聴くと印象がガラリと変わり、とてもよかったので、また生ピアノの弾き語りライブをやって欲しいなぁ!

(できれば、家から近いフライアーパークがありがたいw)

 

ちなみに、オープニング曲の「Énekelj」は即興演奏とのことでしたが、すでに初冬の景色だったこの日にピッタリ👌

 

MCでも紹介していましたが、すっかりお馴染みの「オフィーリア」は、「冬がテーマの曲」なおで、この時期に聴くといつにも増して沁みました⛄😌

 

「“季節を感じさせてくれる歌”を持っているミュージシャンは印象に残る!」と、あらためて思わせてくれたライブでした!

 

 

 
最後の最後に、もう明日ですが、Senaさんは12月1日(日)にCaffeineでのライブイベントに出演するので紹介しておきます!

 

 

前回の投稿でも書いたように、服屋さんであり店内でステキなライブイベントを開催してくれているCaffeineは年内で現在の店舗での営業が終了となります😥
 
Senaさんにとっては今回が現店舗での最後のライブとなりますし、現店舗も“見納め”
となります。
 

そして、年内最終となるライブは12月5日(水)UNION FIELDでのイベントとのことで、Senaさんはその後しばらく“冬眠”に入るそうなのでw ご都合がつく日にゼヒ足を運んでください!

 

 

以上です。