9月の最終週はIRON MAIDENが来日していましたね🤘
残念ながら今回は不参戦になってしまいましたが😖来日時はXのTLでも参戦した人達のテンション高めなポストで溢れていたしw ライブレポート読むとやっぱり多少ムリしてでも行けばよかったと後悔しています😞😥
今回のメイデンのツアーは「THE FUTURE PAST WORLD TOUR」と称して、FUTURE=未来の世界でサイボーグとなった“エディ”をジャケットにした「Somewhere In Time」(1986年作品)と、PAST =戦国時代のサムライに扮した“エディ”がジャケットの最新作「戦術」(2021年作品)の収録曲を中心にしたレアなセットリストで、この機を逃すと二度と体験できない選曲でしょうからね😖
(まあ、いつもスペシャルな選曲ではあるのですがw)
実は、日本公演の翌週に関東在住の親戚に不幸があり急遽上京して、香典・お花代なども含めるとかなりの出費になったので😵もし参戦していたらさらに出費がスゴいことになっていたでしょうけど😅
(今回は1枚8000円とかなりの高額のツアーTも話題になりましたしね😓)
でもまあ、あと何度メイデンの来日公演を観られるかわからないし、自分にとってはある意味「冠婚葬祭に匹敵する、いやそれ以上w」に大事なイベントだったわけなので、どう考えても参戦してくればよかった😖
最近はメイデンの来日公演を見逃した悔しさで(あと、葬儀に参列したこともあり)テンション低めの毎日で😑それゆえブログの更新も頓挫していましたが😅
久々更新の今回は「秋に聴きたいメイデンのアルバム」について独り言をつぶやいて、少しでもテンションをあげていこうと思います!
メイデンは現時点で17枚のフルアルバム(スタジオ盤)をリリースしていますが、このうち8タイトルが秋(9月~11月)リリースの作品🍁
(「Powerslave」、「Somewhere In Time」、「No Prayer For The Dying」、「The X Factor」、「Dance of Death」、「A Matter of Life and Death」、「The Book of Souls」、「戦術(Senjutsu)」の8作品)
それゆえ、秋になると無性に聴きたくなる曲がとても多いので、そんな「秋に聴きたいメイデン作品」について、リリース当初の個人的思い出をからめて、語らせていただきたいと思います。
今回の来日公演に関する話はほとんどないし、メイデンの作品の話(感想など)というよりは、各作品がリリースされた当時の個人的お思い出が多くなるかと思いますがご容赦ください😓😅
なお、これら8作品のうち「The Book of Souls」、「戦術」はリリース当初にあまり聴いていなかったので、これら2作品に絡む秋の思い出がほとんどいため今回は省かせて貰って(最近になってようやく「戦術」をよく聴いていますが、「秋に聴きたい曲」が多くて後悔😅)、1980年代、1990年代、2000年代の作品がちょうど2作品ずつあるので、今回は1980年代の作品「Powerslave」と「Somewhere In Time」の2作品に絡む話を語ります!
(次回は90年代作品の「No Prayer For The Dying」、「The X Factor」を、その次は2000年代作品の「Dance of Death」、「A Matter of Life and Death」について取り上げる予定です)
まずは、5thアルバムの「Powerslave」
本国のイギリスやアメリカでは1984年9月3日リリースだったそうですが、日本は少し遅れて9月21日リリースだったようです。
自分もリリース直後に国内盤を買ってヘビロテしていたと思われますが、他の秋リリース作品に比べると、本作と結びつくこの年の秋の思い出が少ないかも🤔
この年は受験生(大学浪人生w)だったことと、まだ車に乗っておらず、好きな曲を聴きながらドライブすることがなかったこともありますが、リリース後しばらくの間のみならず、その後も(少なくとも、翌年にライブ盤「Live After Death」が発売される頃までは)年中聴きまくっていたため、季節感がないのかもw
1984年というと、ヘビィメタル雑誌「Burrn!」が刊行された年でもありますが、この年はメタルの名盤大豊作の年で、年明けの(1984年度)人気投票で、アルバム部門を選ぶのにめちゃめちゃ悩みましたね😫😅
結局は(アルバム部門チャンピオンに輝いた)JUDAS PRIESTの「Deffenders Of The Faith」に自分も票を入れたのだったと思うけれど🤔投票締め切り直前まで、「Powerslave」とどちらを選ぶか悩みに悩みました😖
(大学入試の共通テスト直前だったように思いますが😅)
ちなみに、この時「Powerslave」は次点の(アルバム部門)2位でした!
Burrn!もl今年で創刊40周年とは感慨深いやらあっという間で目が回るやら😲😅
ちなみに、この時の「Best Tune」(曲単位)部門には「Aces High」を選んだのだと思います🤔
実際に「Best Tune」部門1位を獲得したのはRATTの「Round And Round」で、以下「We’re Not Gonna Take It」(TWISTED SISTER)、「Animal」(W.A.S.P.)、「Runaway」(BON JOVI)、「I Wanna Be Somebody」(W.A.S.P.)、「Jump」(VAN HALEN)とポップでキャッチーな曲ばかりがならび(7位はDIOの「We Rock」)、「Aces High」は10位でした😞
人気投票では少々ザンネンな結果に終わりましたが、「Powerslave」の1曲目を飾る「Aces High」はとにかくカッコいい曲で、永遠のメタルクラシックです!
自分は、当時JORF 日本放送でオンエアしていた伊藤政則氏のメタル番組「ROCK TODAY」で(局は違いますが、後の「POWER ROCK TODAY」の前身的な番組)、アルバムリリースの数か月前に初めて聴いたのだったと思いますが(恐らく世界最速オンエアだったのでは🤔)、あまりのカッコよさに茫然自失でした😲😆
ちなみに、北海道ではこの番組を放送している曲がなかったので、自分は恐らく一番近い「秋田放送」を受信して聴いていたのだと思いますが🤔いつも「ノイズだらけの中で微かに聴こえる」最悪の受信状況で聴いていましたね😅
それでも、ほぼ毎回のように放送をカセットテープに録音していて、この時に録音した「Aces High」も(ノイズだらけでしたがw)アルバムをゲットするまでは毎日のように聴いていましたね🎶(受験生でしたけれどw)
あと、「Powerslave」リリースを前にした“煽り企画”として、番組で「帯タタキ選手権」をやっていたのも思い出深いw
「帯タタキ」とは、レコード・CDの帯に書かれる宣伝文句のことですが、ウケ狙いの作品も多い中w センス溢れる作品もあって、才能のない自分は感心しましたw
ちなみに、この頃まで、帯(帯タタキ)って日本独自のモノであって(当時の輸入盤では見たことがなかったと思います)、そのセンスも含め個人的にはカッコ悪く思えたし、なにより作品の一つであるジャケットを見るのにジャマなので、たいがいは外して捨ててしまうことも多かったですが😅「帯タタキ選手権」の影響もあって、その後は取っておくようになりましたねw
(まあ、いまだに帯のあるなしで査定が変わり、一喜一憂する人がいることは嘆かわしいと思いますがw)
本作リリース時の思い出はあまりないけれど、ラジオで初めて聴いて新作への期待を膨らませていたことが一番の思い出ですかね😌
「Powerslave」収録曲では、14分近い大作「Rime Of The Ancient Mariner」も衝撃的でした!
自分は中学生時代から、プログレッシブロックも好きでよく聴いていたので、長い曲には抵抗がないどころかむしろ好みでしたがw 本作のようにミドルテンポのメタルな曲調で14分押し切る曲というのはこの曲が初めてで、初めて聴いた時は驚くとともにヤミツキになりましたね😲😆
当時は「スティーブが好きなNECTARなどのプログレッシブロックの影響を反映したであろう作品」とも言われていましたが、個人的には(BURN創刊号に掲載されたセーソク氏のインタビューでスティーブが語っていたように)「曲を作りはじめると、止まらなくなる」からだったのではないかと思うw
翌年の春に大学に合格した後は、本作の元ネタとなったSamuel Taylor Coleridgeの同名叙事詩を頑張って英文で読んでみたことも、本作に関する想い出の一つですね😌(結局は日本語訳も買いましたけれど😅)
「Powerslaveアルバムと結びつく秋の思い出は特にない」と書きましたが、本作をゲットして間もない頃に(多分、当時の「体育の日」前後w)、自転車(ロードバイク)で支笏湖に行ってきたことがあって、ちょうど紅葉も始まる頃だったので、この時期に本作を聴くと、受験勉強の合間に秋の風景を楽しめたこの日の記憶を思い出すことはあるかな😌
こちらは、去年の今頃(2023年10年)の支笏湖w
自分は中学~高校生時代に自転車のロードレースに出ていたことがあって、レースのコースとしても札幌から支笏湖まで走ったことは何度もあったのですが、受験生だったこの年はさすがに自粛していたので😅久々に走った感動は大きかったですね!
(この後、受験勉強の追い込みに入る前に、アップダウンの激しいコースを走ったことは、精神面でもプラスになった気がする!)
「Powerslave」収録曲の中で、自分が一番好きな曲は「Flash Of The Blade」という曲なのですが、まるで“ギター協奏曲”のようなツインギターで奏でられる切ないフレーズが、この日に眺めた「秋の支笏湖」の風景と結びついているかも😌
なお、支笏湖はその後車に乗るようになってから何度も来ているので、支笏湖の風景と結びついている曲はほかにもたくさんあるのですけれどねw
続いて6thアルバムの「Somewhere In Time」
今回の「THE FUTURE PASTツアー」でも、「Somewhere In Time」からは、「Caught Somewhere in Time」、「Stranger in a Strange Land」、「Heaven Can Wait」、「Alexander the Great」、「Wasted Years」と5曲もチョイスされています!
このうち、「Alexander the Great」は今回のツアーで初披露の曲だし、「Caught Somewhere in Time」や「Stranger in a Strange Land」もレア曲なので(それだけでも)やっぱり観に行ってくればよかった😫
1986年9月29日のリリースだったそうで、この時の自分は大学2年生でしたが、ちょうど大学の前期試験期間が終わった日に(この日が発売日だったような)、大学からの帰りに予約していたレコードを受け取ってきたのだと思う🤔
当時の札幌で国内盤の新譜を購入する場合は、たいがい「玉光堂」(多くは札幌四丁目店w)で予約して買うことが多かったですが(タワーレコードはまだ輸入盤専門店でしたw)、本作は何故か、現在ブックオフの札幌南2条店が入っているビルにあったレコード屋さん(店名忘れたw)で買ったことを覚えています。
本作の国内盤(初回盤)には、ポスター、フォトブック、ステッカー、メンバーによる声のライナーノーツ(シングルレコードw)など豪華特典がついていましたが、おそらくさらに追加の特典がもらえたからじゃないかなw
さすがにメンバー全員若々しいw
この機に「メンバーによる声のライナーノーツ」を久々に(恐らく、購入直後以来でw)聴いてみましたが、少しは英語が聞き取れるようになったかなと思ったら、1人目がブルースで例によって早口でまくしたてるので、ほとんど聞き取れなかった😅
他のメンバー、特にスティーブは比較的聴き取りやすいのですけれどね。
メイデンの曲でも、スティーブが書いた歌詞は比較的聴き取りやすいように思うのですが、英語圏以外のファンのことも配慮して、わかりやすく書いて(話して)くれているのかな🤔
この「声のライナーノーツ」でも語られていますが、本作制作前には各メンバーがデビュー以来で初めての長期休養を取ることができたそうで(といっても数か月程度だったようですが)、充電期間があったこともプラスに働いたのか、本作は楽曲の充実度が素晴らしく、またどの曲もアレンジが完璧だと思います!
自分の周りでも、本作を「メイデンの全タイトル中のベスト作品」にあげる人が多いですが、それも納得するくらいに完成度が高い作品ですね😃
自分は「メイデンの好きなアルバムを1枚だけ選べ」と言われれば「Powerslave」と答えることが多いけれどw その時の気分によっては本作を選ぶこともw
特に、秋になると本作を推したくなることが多いかもしれませんw
本作からシンセ(シンセサイズドギター&ベース)が導入されたことで、古くからのメイデン信者の中には文句を言う人もいたようですがw 自分自身はこれまでのメイデンのイメージを崩すような使い方はしていないと思うし、むしろプラスに働いていると思います😃
(この年の春にリリースされ、やはりシンセサイズドギターを大幅に導入したJUDAS PRIESTの「Turbo」は、それまでの“メタルゴッド”のイメージがガラリと変わるくらいに“衝撃的”ともいえる作品となりましたが、メイデンの場合は、これまでのメイデンサウンドを壊すことなく、スパイス的に上手に使っているように思う!)
歌詞もよく練られていて、今回あらためてひとおおり目を通してみましたが、テーマや言葉の選び方、ストーリー展開などがよく考えられているように思います!
とても充実した内容の「Somewhere In Time」ですが、本作を聴くと頭に浮かぶこの年(86年)の秋の思い出がとても多いですね😌
それは、この年に車の免許を取得して春から車に乗り始めて、車の中で音楽を聴くようになったことも大きいのかも🚙🎶
ウチは両親とも生涯車の免許すら持たず、従って子供の頃に車であちこち連れていってもらうことが殆どなかったので、車に乗り始めたこの年は、車の中で聴いた音楽と結びついた思い出というものがとても多いのですが、その中でも本作を聴くと瞼にうかぶ秋の風景が多いですね🍁😌
その一つはこれまた秋の支笏湖の風景w
これまた去年(2023年)秋に撮影した支笏湖ですw
この年は支笏湖によく釣りに行きましたが、当初はなかなか釣れなかった自分が「開眼」したのが秋w
それゆえこの年の秋は週2以上のペースで支笏湖に通いましたが、道中のお供の筆頭が本作「Somewhere In Time」でした!
なかでも夕暮れの支笏湖を眺めながら聴くデイブの作品(スティーブとの共作)「Deja-Vu」デジャブは最高😆
メイデンの曲でデイブが書いた作品は極めて少ないですが、いずれも日本人の心の琴線に触れるような切ない曲が多く、秋の夕暮れにベストマッチの曲と思います😌
(あと「Public Enema Number One」、「Judas Be My Guide」、「Rainmaker」なども!)
もちろんリードトラックの「Caught Somewhere In Time」や 最初にシングルカットされた「Wasted Years」 も、秋に聴きたいメロウなナンバーです😌
この年の秋は、支笏湖の他にも積丹方面(余市川、古平川)、ニセコ方面(尻別川)などに釣りに行って、色鮮やかな紅葉を楽しめましたが、運転中のBGMはやはり「Somewhere In Time」をチョイスすることが多かったですねw
道内の秋の風景にベストマッチの作品なので、大学を卒業して道外で生活するようになってからも、この時期になると車の中では「Somewhere In Time」を聴くことがありましたが、不思議と道内の各地をドライブする時ほどにはしっくりこなかったんだよなw
一時期は福島県の会津若松市に住んでいたので、紅葉の時期には裏磐梯や土湯峠など県内の名所にも出かけていたし、日光(中禅寺湖)、箱根、富士五湖方面、長野などにも行きましたが、その際に「Somewhere In Time」を聴いても、86年の秋に北海道の各地を走りながら聴いた時ほどは、胸に沁みたことがなかったような🤔😅
道外で暮らした90年代、2000年度はその時々にリリースされてヘビロテした音楽があって、その時に暮らしていた町や、訪れた町の思い出と結びついているのは、やはりそうした“鮮度”のよい音楽なのかもしれないですね😌
今回語った「Powerslave」と「Somewhere In Time」のリリース時にも日本ツアーはありましたが、自分は北海道在住だったのでレコ発ライブを体験できなかったのが残念😞
(北海道にはツアーで来てくれなかったし、貧乏学生だったので遠征もできなかったw)
次回は90年代の作品である「No Prayer For The Dying」、「The X Factor」と、リリース時の思い出を書こうと思いますが、この時は自分も“内地”にいて、ライブを体験できたので、ライブ参戦時の話も交えて語りたいと思いますw







